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📕大学数学が「わかる」までの5ステップ

2023/10/22、日曜日。
数学検定1級に向けて取り組んでいます。

ヘッダー画像はDream by Womboで制作しました(Style:Watercoler v3)。

先週の学習記録。

ここまでのノートはマガジンにまとめています。


はじめに

前回のノートに引き続き、今回もYouTube動画を題材にして、大学の数学への取り組み方を学んでみます。

今回紹介したいのは、木村すらいむさんの『大学数学がわからない→わかるに変える勉強法』です。

この方はWebページ『趣味の大学数学』の運営もしており、大学数学を独学・趣味で学びたい人向けに、数多くの情報を発信してくださっています。

大学数学が「わかる」までの5ステップ

数学に限らないですが、黙々と勉強していると「自分は本当に理解しているのか?」と考えてしまい、道に迷ってしまうことが多々あります。もしくは先を急いで「理解したつもり」のまま進めてしまい、あまり身にならない勉強をしてしまっていたり。

この動画の中では、大学数学が「わからない」状態から「わかる」までの過程を次の5つのステップに分けて紹介されています。これがすごく参考になるなと僕は思いました。

  1. 知る、思い出せる

  2. 使える、できる

  3. 読める

  4. 証明できる

  5. 話せる、わかる

この基準でいくと、「わかる」の最終ステップは「話せる」つまり「説明できる」ということです。広く捉えると、他の人に対してある程度の正しさでアウトプットできる力が身につけば、自信を持って「わかった」「理解した」と言って良いのかなと思います。

具体的なアウトプットのやり方

このようなアウトプットには、例えば次のようなものが具体的に思い浮かびます。

  • 言葉や図を使ったり、具体例を作って脳内で説明してみる

  • 問題の答案を採点者に説明するつもりで書き上げる

  • 身近な人に話してみる・人に教える機会を作る

  • プレゼンやゼミの場で発表する

  • あるテーマについてSNSやブログ記事を投稿する

  • あるテーマについて解説動画としてまとめる

問題を解ける≠理解した?

ここでひとつ勘違いしてはいけないのが、練習問題や試験問題で答えが出せたからと言って「理解した」とは言えないことです(自戒も込めて)。この場合はステップ2の「使える、できる」段階にはいるかもしれませんが、本当に理解できているとは限りません。解答に至る過程を正しく説明できることで、はじめて「理解した」と言えるのかなと思います。

まとめ

とはいえ、はじめて学ぶ単元でステップ5まで一気に到達することは、おそらく不可能です。なので勉強する時は常に「今はどのステップにいて、何を目的にやっているのか」というのを確認することで、階段を登るように着実に学ぶことができるのではないかと思います。

次回以降で、各ステップについて詳しく見ながら僕自身の学習のやり方を整理してみたいと思います。

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