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漢 5/31 タイガース戦(ベルーナドーム)

ネコ科対決2日目。
今日も帰宅してパテレで観戦し始めたのは8回裏。
あー試合開始から観たい…

先頭打者のマキノン選手がアウトになり、打席に立つのは「漢のなかの漢・栗山 巧」。

チーム最年長の39歳。同期の「おかわりくん」こと中村選手とのコンビは「ライオンズの骨と牙」といわれ、ライオンズファンに愛されている。

一昨年、ライオンズ生え抜きの選手としては初の2,000安打を達成。真摯に野球に取り組む姿と人への気遣いを忘れない温かい人柄は、野球選手としてだけでなく、一人の人としても尊敬に値する。

大好物はパインアメで、練習中に他の選手に配ることもあるそう。2,000安打を達成したときには発売元のパイン株式会社から2,000粒のパインアメが贈られたほどの愛好家。

そんな凛々しさとお茶目なギャップがまたファンを魅了し、昨年の「推し獅子ランキング」では、誰もが納得の1位に選ばれた。

と、栗山巧という一人の選手についていろいろと書きたくなってしまうくらい、私の「推し獅子」でもある。

8回裏の打席はセカンドゴロに倒れたものの、今日の第2打席では今季1号となるホームランをライトスタンドに叩き込んだ。

プロ19年目。2,000安打の記録を達成し、まさに「匠」の域に達した栗山選手も、今シーズンは数えるほどのヒットしか打てていない。出場機会も減っている。「推し獅子」の牙は相手投手を捕らえられずに苦しむことも多い。

今シーズンの48試合目。
推し獅子の牙は9連勝中の虎に牙を剥いた。

栗山選手はホームランバッターではないが、この1本で輝きを取り戻してほしい。

「漢のなかの漢・栗山 巧」


3年前、新型コロナ感染拡大の影響でプロ野球の試合が無観客で行われていた頃、ライオンズでは球場に来られないファンへ、選手のサインボールプレゼントの企画があった。

球団のHPからプレゼントに応募したところ、幸運なことに栗山選手のサインボールが当たった。

当選発表から数日後、家に送られてきたのは実際に試合で使用された傷や汚れのついたボール。そのボールには「推し獅子」栗山選手のサインが。それだけでも興奮し、喜びを爆発させたのだが、さらにボールには使用した試合の日付が刻印されていた。

その日付を見た途端、涙が溢れた。

刻印されていた日付は、私と妻の20回目の結婚記念の日。

もちろん、偶然である。奇跡である。

20回目の節目の結婚記念日を栗山選手に祝っていただけたようで嬉しかった。その偶然に感謝した。

いつも画面の向こうか、観客席からは手の届かない輝くグラウンドでプレーする栗山選手。

いつか目の前に現れたなら、結婚記念日が刻まれたサインボールのお礼を言いたい。

  素敵なプレゼントをありがとう。
  これからも私の「推し獅子」です。

と。



がんばれ!ライオンズ!
明日も勝つぞ!ライオンズ!

今夜も
おやすみなさいたませいぶライオンズ


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