ワイドモニターってDTMに便利そうですよね など

皆様ごきげんよう。LLSY music & V chのレーシーです。

DTMに限らずPCさわってるとマルチモニターとかワイドモニターとか入れてる人って多いですよね。
確かにDAWや動画制作のソフトって横に横に長くなっていくし、横に二枚並んでたり横長だと便利そうです。
とはいっても私はノートPCだし、モニター買うってお値段以上にスペースとかそういうので躊躇するんだよね、、

ウワ~なんだこれは!

これはいったい、、

そうやってうだうだ言いながらすぐ買うよね、、って言われそうなのですがこれは違います。なんとこれは

Xのキャンペーンに当選して頂いたものです。
丁度モニター、、それもワイドモニターが気になってた時に当選するとか神か?JBLのワイヤレスイヤホンもいただいてしまいました。
これはSEQTRAKの購入代金が実質無料になってしまうな。。

とはいってももう頂いてから1か月以上になるので、このひと月でDTM、配信、動画編集、日常のブラウジングとガンガンに使い倒した感想を書こうと思います。
結論としてはデスクにおけるスペースがあるならプラグインより先に買ってもいい。モニターが何もないところから24インチ2枚買ってデュアルにするならワイドモニター+サブモニタのほうが良いのでは。です。(DTM用途としてね)

そもそも頂いたモニターはどんなの?

JN-IPS291WFHDR-C65Wというモニターです。型番がごちゃごちゃしてますがIPS液晶で、ワイドFHDで、HDRで、65wの給電もできるよということみたいです。

JAPANNEXTさんのサイトを見るとテレワーク・会社用モニターに分類されています。
近年のゲーミングモニターに比べるとそこまできれいだ!となる感じはありませんが、sRGBカバー率は100%ということで(実際の値は分かりませんが)見てて特に色がおかしいとかそういうことはありません。
私のラップトップはゲーム向けの144HzでsRGB比は98.6%です。
リフレッシュレートとディスプレイサイズの関係かとは思いますが、正直ラップトップの画面のほうがきれいな感じはします。
ただ日本人の瞳で見て尿液晶にならないのはありがたく、特にあれこれ設定しなくともきれいに映ってくれました。
流石にお仕事でデザインや写真、動画を扱うならAdobeRGBで見るべきでしょうが、趣味で簡単に動画やMVを作るくらいでは困ることはありません。
HDRについては使用していないのでわかりません。何も書いていないのでHDR400とかでしょうか?
USBのType-Cで映像と給電を同時に行うこともできます。
私は使用していませんが、MacやビジネスノートだとUSB1本で映像から電源まで完結するのでとても便利そうです。
PCを二台繋いで切り替えなんかもできるようです。
スピーカーについては正直音は出てるなというレベルです。DTMなら別途モニター環境はあると思うので問題ありません。

というわけで各シーンでワイドモニターええな!となった点を書いていきます。

ブラウジング

ブラウザを左右に出しても狭くなりにくいので動画を見ながらブラウジングしたり、資料を見ながらnoteを書いたりととても便利です。普通のモニターでもできますが幅広のほうがやりやすいですね。

こんなかんじ

ファイルの管理なんかもやりやすいです。ただウィンドウを並べるのであればデュアルモニターのでもいいのかもとも思います。
単純に作業領域が広いので、目線だけでなく実際にファイルの移動等やるなら継ぎ目のないワイドモニターは便利です。

DTM用途

本題です。DAWにおいてモニターの幅が広がるのは便利だろうというのはおそらく皆さん想像がつくとは思いますが、ワイドモニターはデュアルモニターと比べてモニターの切れ目がありません。ノート編集もアレンジャーの表示も切れ目なく左右いっぱいまで使えるので左右のスクロール量がかなり減ります。ここは明確にデュアルモニターより優れている点かと思います。

クリップとアレンジャー、ファイルフォルダを出しててもこの余裕

ここにプラスでマルチタッチ対応のモバイルモニターを追加すると、正直どちらかというと場所的な問題のほうが大きくなりそうですがコンソール画面を常時手元に出しておけるということで非常に便利です。
ラップトップを接続している場合、そちら側の画面もあるので欲しいページを常時出しておけるのはとても便利です。
現在の環境。私の場合は15インチのモバイルモニターを使用することで下方向に傾きを持たせた状態で、かつディスプレイアームも使用していないのでスペースもほぼ取らず設置できています。(ラック下にモニターの足を挟み込んでいます。)
モバイルモニターはマルチタッチ対応ですが、なぜかプライマリーのワイドモニター側が反応してしまう。。ちょっとよくわかりません。
モニターの左側に寄せて設定もしているので、マウスカーソルもほぼ見た目通りの移動をしてくれます。

動画編集

基本的にDTMと同じです。やはりモニターの切れ目なしに横に長くなるというのは非常に良いです。
メインで使ってるのはFilmoraですが1ページに表示されるテンプレートも多くなるのはよい。

サムネ作り中

基本べた褒めですがこれまではラップトップの15インチモニター+同サイズモバイルモニターのみだったのでそれはそう。
以前デスクトップを組んでた時の21インチモニターも家にありますが、Vista時代の古いモニターだったので映りにかなり差を感じます。

配信

こちらの記事でも少し触れていますが

https://note.com/leshy555/n/nca25daabffcf

ワイドモニターならではというよりデュアルモニターの恩恵のほうが大きいです。
キャプチャーボードで渡したいディスプレイの映像を送り隠したいものはサブディスプレイへ。
OBSとコメント管理は配信用PCという感じで。

気になる点

・外部入力(ゲーム機などのアスペクト比)
Switchをつないでみたところ画面が横に引き伸ばされる形になりました。
どうもワイドモニターだとうまく表示できるものとそうでないものがあるみたいです。本機はそういった入力には対応していないみたいですね。
キャプチャボード経由でPCに入れたりするとうまくいきそうです。

・思ってたより縦幅は小さい
29インチ!て聞いてたので21インチモニターの横長くらいのサイズ感かと思ってたんですが、縦幅は21インチより短いです。
このへんはデスクサイズと自分からの距離にもよるのかなと思います。
個人的には1m程度の距離で使ってるのですぐになれましたが、ディスプレイとの距離が2mとか遠い人は34インチがよさそうです。
ただ34インチだと4Kを選択しないと映りがかなり荒くなってしまうかもしれません。

ワイドモニター、ウルトラワイドモニターとGoogleの検索枠に入れると「デメリット」「後悔」というのが一番上に出てきます。
特にゲームに関しては対応状況も含め満足して使える場面のほうが少ないような印象もあるので誰にでもおすすめというわけにはいかなそうです。
人によっては注意かもしれません。

総評

頂き物に対してあれこれ言うのもあれかなとは思うのですが、個人的にはワイドモニターはDTM中心の生活においてはかなり正解に近いのではないかと思いました。
今の環境にしてから今まで思ってた以上に画面のスクロールをしていたし、切り替えをしていたんだなと思い知らされます。画面をスクロールする、切り替える、たったの一工程ですがだいぶ変わるな~とは思いました。
以前紹介した

Loupedeck Liveとあわせて非常に快適な環境です。
ただLoupedeckやMIDIコントローラーもですが、一度今まで慣れ親しんだ環境から変化をすることになるので新しい環境に慣れるまでは不自由さのほうが目立ちます。
あとは置き場所。デスクスペースを確保したいならアームで吊ったりモニター台使ってスペースを上手に使いたいですね。
特にDTMの場合モニタースピーカーをサイドに置くことが多いと思うので、デスクサイズやモニターからの距離もしっかり考えたいところです。
モニターもソフトシンセ1台分以上の値段はしますので、ご利用は計画的に。
一つ一つはおすすめだよ~と言いたいのですが、モニター、モバイルモニター、Loupedeckと買うだけでも10万ちょっとにはなってしまうので悩ましいところですね。
ただ少しでもDAWの横スクロールに煩わしさを覚えたことがある方は導入しても損はないと思います。

追記

こちらの記事にも書いた通りやっとこラップトップからミニPCへ移行しました。
いまはワイドモニター+15インチのモバイルモニターでやっております。
モバイルモニターの足をラック下に挟み込むことでモニターアームなしでうまく配置できているので非常に楽ちんです。

一般的なDTM環境に比べると半分くらいの幅しかないのでなかなか大変です

私みたいに子供のころ買った大昔のパソコンデスク(死語)を使ってる方はデュアルモニターだとデスク幅が足りないことは多いと思うので、上下うまく使えるようにできるとすごく楽かもしれません。


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