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【Roland J-6】「オールインワンじゃない」から欲しいガジェットの世界【AIRA Compact】

皆様ごきげんよう。
LLSY music & V ch.のレーシーです。

ボカストの帰り、そういえば名古屋の島〇楽器ってシンセコーナーが充実してるらしいという情報を頼りにたどり着いたパルコの中で一つの出会いがありました。

この姿は、、

AIRA Compactシリーズ、いつかは一つ欲しいと思っていたのですが、私の近所だとなかなかおいてる店がなく通販で買うのもなんだかなと思ったままずっと保留になっていました。
恐らくこの記事を見てる方はガジェットシンセのレビューを探してたどり着いたことでしょう。ということはよくご存じのはずです、AIRA Compactのネットレビューヒエラルキーを、、

S-1 >>>> J-6, T-8 >>>V-4

V-4は仕方ない、あれはしゃあないです。ボーカルエフェクターというだけで使う人がだいぶ限られる。しかもあの手のピッチ&Tuneだと歌よりもボイチェンに使う人のほうが多いはず。お店の方にも聞きましたがボイチェンにつかうなら性能的にもVT-4のほうがやはり良いそう(XLRも刺さるしファンタムで生かせますし)

S-1もなかなかすごいと思います。
なんたってシンセの基本的なパラメータを網羅してる上にポリだし、ACBの音が良いのはTR-8Sで体験済み。
あとS-1だけが後発のようでエフェクトの評価も高いみたいです。
Volca Keysと真っ向勝負な感じはありますが、さすがに年月の差もあるし確固たる地位を築いているVolcaシリーズと新参のAIRA Compactはあんまり競合という感じもしなくて、ようやくこのサイズの組み合わせができる子たちが出てくれた!という歓迎ムードまであります。
バッテリー駆動になったりアナログ感バリバリの初期Volcaと比べると色んなところで差を感じますね。
というところでS-1は非常に「シンセサイザーの人」からの評価が高い印象があります。

ただ私も最近マシンライブなる世界におっかなびっくり入ってきて

こんなことをしております。
Ampero 2 をミキサー兼マスターFXにしたりかなり好き放題にしていますが、DAWから音楽を始めて

ハードシンセなんかにも手を出してきた身として、これらの機材たちに加える選択肢としてS-1はもちろんほしいんだけど、なんというか同じことはほかでもできるよな、とどこか踏み切れずにいたのは確かです。

曲を作っていると時々直面する、皆さんが考えるオリジナリティとはどういうものでしょうか。
例えば有名なコード進行を使って、好きなボイシングを真似して積んで、ロングサンプルのビートを重ねてベースはルートをなぞって音色は既存のプリセット。
そんな曲でも「オリジナル曲」ですよね。
私は音楽を始めて2年ちょっとで90曲くらい、色んな曲をいろんな方法で作ってきて本当に色々な世界があることを知りました。
シンセを触って音色を作りこむのもたのしい、それはソフトであってもハードであってもどちらがいいということはなく、ちょっと違う良さがそれぞれある。
プリセットを横断してインスピレーションを得ることもあるし、ロングサンプルをそのまま下敷きに使うこともあればサンプラーでスライスすることもある。
所有機材が増えていく毎にできることが被ってきて、コスパ良く何でもできるものが欲しいから、少々高くてもこの機材だからできる、みたいなのが欲しいというスタンスに変化してきました。
なので店頭でJ-6を触った時、シンセというカテゴリじゃなくJ-6という強烈な個性に触れたような気がして、一撃でやられてしまいました。

コードシンセサイザーなるもの

DTMをやってるとコード支援機能の機能があるプラグインには山ほど触れることができます。
有名なScalerは私も持っていますしInsta chordやOrbもよく見かけます。
Falconもコードを積んでスケール外の音を合わせこむことができるし、私の使っているDAWのBitwig Studio自身もそういった機能を作ることができます。
そう考えるとJ-6は決して目新しいものではないかもしれません。

ガジェットならではの"割り切り"と"直感的操作"


ソフトが十分に発達した現代においてハードの良いところとしてよくあげられるのは直感的な操作です。
操作子が表に出ていてつまみを触って操作することの良さは触ったことがなければなかなかわからないかもしれません。
小さな操作子をぎゅっと詰め込んだガジェットシンセはまた独自の魅力がありますが、J-6のパネルは割とシンプルです。

説明書を見なくても基本的な操作はわかるシンプルさ

StyleとVariationノブでボイシングとコードワークを選んで鍵盤型のパッドをさわるだけ。エフェクトはDelayとReverbでそれぞれつまみが1つだけ、フィルターとEGもつまみが一つずつ。確かに色々さわることもできないし物足りない感じはあるかもしれませんが、これがあくまで”コードシンセサイザー”で単体で使って深堀していくものではないというところが大きなポイントになってきます。
AIRA Compactのラインナップを見ても分かるようにドラムマシンやメロディを奏でられるシンセと合わせて使うことが大前提です。
そこを加味してこの操作感と値段を見ていく必要があります。
2万円ちょっとという、既存の組み合わせにプラスワンしやすい価格と、高速でスタイルとバリエーションを切り替えていける仕様は非常に強力なワークフローを提供します。
凝ったオリジナルのボイシングを組みたかったり、複雑に作りこまれた音色が欲しければ別でやればいい。もっと気持ちの赴くままにコードワークのアイデアを素早く横断して気楽に曲を作り始めてほしい。そんな機材なのかなと思います。

RolandのAIRA CompactのページはKORGのVolcaのページとは全然違います。
Volcaはホームページを見ても、シンセが好きで好きでたまらない技術者が詰め込んだであろう技術やこだわりをつまびらかにしていて、ユーザーは小さな筐体に詰め込まれた情熱を感じることができます。
対してAIRA Compactのサイトはむずかしいことは忘れてとにかく触って楽しんでよ!と言わんばかりにカラフルでポップで、アークティックな写真が並びます。
きっとこういう部分がVolcaとAIRA compactは競合という感じがしないと感じた部分であって、そのコンセプトはJ-6が最も濃く出ていて、魅力的に映った部分なんだと思います。

YAMAHAとRolandとKORGがこのサイズで並ぶ。ちょっと夢がありますよね。

だいぶ熱く語ってしまいましたがRolandのJ-6、めちゃくちゃ楽しいガジェットです。
つい同じような機材を集めちゃうという人、ハードは気になるけど難しそうだなと思ってる人、是非一度触れてみてほしいなと思います。
今後も使い込んでの感想やPCとの連携や色々と追加していこうと思います。

あとSEQTRAKでも思いましたが今のガジェットシンセ、もう普通に音が良いです。このままIOに突っ込んで録音してもそのまま使えるよねって感じです。
ただ単体でも遊べるっちゃ遊べますが、やはりドラムマシン&リードシンセと組み合わせたいところ。
SyncやMIDIで同期出来て、ステレオミニでオーディオを受けられる機材たちだとすっきりまとまっていいのではないかなと思いました。
つまりシリーズでそろえろってことですね!なんてこった、、

追記
早速J-6を使ってみた動画です

そしてJ-6を紹介する配信です。
配信内で基本的な操作等はやってますので気になる方はぜひこれを見て捜査の雰囲気をつかんでいただけたらなと思います。

LLSY music


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