初心者的Falcon使い方① Textureを使ったチルいベルサウンド

皆様ごきげんよう。
LLSY music ch. レーシーです。

今回はUVIの最強シンセ、Falcon 2.8で実装されたTextureを使ってみます。

Textureは2つのサンプル(プリセットには様々なノイズがある)を読み込んで、その2つをMixしたり色々と編集ができるサンプラーとなっています。
かなり色々な使い方ができそうですが、素の状態でなかなかいい感じのノイズが沢山入ってましたので、今回はノイズジェネレータとして使ってチルいベルサウンドを作ってみます。

https://youtube.com/shorts/L2M9ZVkdPbk?feature=share

まずはKeygroupを作成。Textureを立ち上げます。
バックグラウンドノイズとアタック感のあるノイズを使いましょう。

音程感を足したいので、2つ目のオシレーター立ち上げwavetableを選びます。
こちらもかなりノイズっぽいテーブルを選んでみました。
このままだと面白くないのでテーブルPnを動かしてみます。やや不規則に動かしたいのでMulti LFOを使ってみます。

3つ目のオシレーターとしてAnalogを立ち上げます。
ベーシックなVAシンセで、波形はSin波を使います。
ちょっとにじむ感じを出したいので、ボイスを3くらいにして軽くデチューンさせます。
コーラス等で揺らしたときよりVAオシレーターが馴染む感じがします。

もう少しエッジの立つ感じにしたかったので、もう一つAnalogオシレーターを立ち上げて三角波を追加します。

もうすでにいい感じですがAmpエンベロープを触りましょう。
サスティンを0に、リリースを長めにしてディケイを調整します。

エフェクトタブでリバーブ、Delay-Xを追加してみました。
ちょっと大人しすぎる感じがあるのでクランチっぽく歪ませてみます。
EQで少し抜けよく、マルチバンドコンプでローを引き締めてみます。

めちゃくちゃ簡単にノイズ溢れる素敵なシンセベルのサウンドが出来上がりました。
Textureエンジンは読み込むノイズと合わせてかなり細かく質感を調整できるので、自分の欲しい雰囲気を簡単に出すことができます。

また今回はフィルターを使っていません。
サンプルが強力なFalconは加算シンセ的に使うこともできるので、オシレーターでがっつり音を作り込んでいけるTextureやサンプラー系と非常に相性がいいです。

新たに追加されたプリセットも雰囲気たっぷりだし、Textureオシレーター夢がひろがります!

LLSY music
https://twitter.com/LLeshy555?t=WwtpnGw8Z_f1SNb3pdQcwg&s=09

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