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DTM兼用デバイスとしてのLoupedeck Live

皆様ごきげんよう。
LLSY music & V ch.のレーシーです。

ついに私もVtuberとして配信デビュー!

配信といえば皆様よく使っているStreamDeck。
アイコンも自由に設定できてボタンを押すだけで色んな動作ができる素晴らしいデバイスです。

公式サイトより

特にアイコンを自由に設定できるのがいいですね!
DTMerなら効率の良い作業を夢見てMIDIコントローラーやMIDIキーボードのつまみやボタンに色々割り当ててみたものの、まっさらなお顔で整列したそれらに何を割り当てたかすぐ忘れてしまって結局使わなくなる、という経験をした人は多いと思います。

カットオフを割り当てたのは何ページ目の何番で、、

ただこのStreamDeckはボタンのみなんですよね。
色々マクロを割り当てられるとはいえ、DTMだとやはりつまみが欲しい。。
特に拡大、縮小、上下のスクロール、左右のスクロールがノブでできるようになったらと考えると、、
あと私みたいにまずMIDIキーボードで手打ちして後でMIDIデーターをいじる方。
グリッドのクオンタイズがボタン一発やノブで切り替えれたら、、
もう革命ですよね。
調べたらこんなのもあるみたいです。しかしボタンもノブもちょっと物足りない感はある、、STREAM DECK+

公式ページより。白があるのは良いですね

こんなのがあったらなぁ、、
そう考えながら諦めるしかないのでしょうか?
そんなほのかな憧憬を抱きながら某カメラ屋さんをうろついていた私の目に飛び込んできたもの、、それは

公式サイトより

なんだこれは、、
「StreamDeckにノブがついてたらなぁ」がそのまま実現してるじゃないか!?
ノブが6個あるのが良いですね。一番下にプリセットのボタン的なのもあるし。。
店頭で色々聞いてみたり触ってみた感じかなり可能性を感じます。
ただサイズは3つあって一番使い勝手よさそうな真ん中の「Loupedeck Live」くんで39800円。
ちょっと高い?いやしかし、、と思いつつもこういうのは店舗で見たテンションのまま買わないと家帰ったら絶対買わないだろうなぁと思ったのでそのまま買って帰りました。

ただいま
いらっしゃい
本体は薄いです。ネット上だと足が弱いとか見ましたが、手を置いて体重掛けるとか叩くみたいな使い方しなければ全く問題ありません。

プラグ&プレイの機器であふれかえった現代において正直使えるまでの段階はやや多いです。
買ってその日に、全部ばっちり設定してバリバリ使うぞ!はちょっと難しいかもしれません。
普段作業してて、あ~これ移したら便利そう、みたいな感じで自分の設定を作り上げていくのがいいのかなと思います。
マーケットプレイスに色々とプリセットはあるのですが、あれをそのまま使って完璧に、というのはちょっと難しかったです。
手持ちのだとFilmoraがありました。ただ個人的にはしっくりこず、、
DAWだとAbleton Liveがあります。

自動でプロファイルが切り替わるダイナミックモードはなんか動きが怪しかったのでオフにしています。

Loupedeckの設定アプリ
下のボタンでプリセットを切り替えて使うからつまり8種類登録しておけるのかな?
1つのソフトで何ページも使ったらすぐいっぱいになっちゃうかなぁ、、

そんなことは全くありませんでした。
下に0~7のシーン切り替えが付いているのは見たままですが、このタッチパネル、左右にスライドすることでページの切り替えができます。
1シーンにつき追加できるページは14ページ(!?)1つのソフトの割り当てを全部1シーンにまとめることもできます。
あくまでスワイプして送っていかないといけないので、複数のページを跨いで移動するときにはそれなりにかかります。
ただタッチスクリーンページというのがあったので、使う状況毎にページを分けておいてトップページに戻れるボタンを配置しておく。トップページには各ページに飛べるようにしておけばめちゃくちゃ良いかもしれません。

メインとかノート編集とかを押せばそのページに遷移できるようにしてみました。

一気に何ページも送ることも考えてページ送りのダイヤルも割り当ててみました。

右に回せば次のタッチページ、左に回せば戻るみたいな感じ

ダイヤルについても上下スワイプでページ送りができます。
ナッジや上下スクロールだけでなく左右のスクロールやCtrl+スクロールなどを割り当てておくだけで非常に快適です。
しかもこれらの8シーンをまとめたものをプロファイルとして保存しておいて追加していけます。
ちょっと高いかも?なんて思ってすまんかった、、!正直ここまで出来るとは思ってませんでした。ちょっとすごすぎるかもこれ。

Loupedeckの設定は
・キーボードショートカット
・マクロ
・マルチトグル
・実行
・アプリケーションを開く
・ウェブページ
・サウンド
・テキスト
という項目になっています。
マクロやマルチトグルを使えばオリジナルの動作をどんどん組んでいけますし、難しいことが分からなくてもショートカットやアプリケーションを開くでよく使うものを登録するだけでもうめちゃくちゃ便利です。
しかし私は見つけてしまいました、、
ソフトの右側にある親の顔より見たアイコンを。。

このアイコンは、、

MIDI!MIDI送れるの!?
主にボタンやつまみ押し込み用のMIDIアクションとつまみ用のMIDIダイヤル調整の二つがあります。
ダイヤルだとCCセットとプログラムチェンジが送れます。
みんな大好きVoicemeeter Bananaのフェーダーワークをつまみで操作することも。
つまみにはカチカチとしたクリック感があるので(動きを阻害するほどのものではない)通常の使用であれば1クリックが分かりやすくとても良いのですが、例えばこれでソフトシンセのカットオフ触りたいな~とかはちょっと違うかもしれません。そこまで滑らかな動きにはならなそう。
ただパラメータ触るくらいならすごくいいかもしれません。

Voicemeeterについては専用のプロファイルがありました。ちょーべんり
Mackie MCUのプロファイルもありました。
ただDAWと統合するにはloopMIDIというバーチャルルーティングソフトが必要になります。GitHubで頂いてこれます。

正直あまりにできることが多すぎるので、これが最強だ!という設定はないかもしれません(故にプリセットは使いにくい)
その人それぞれの設定がありそうだなという感じです。

個人的にはプロファイルを切り替えるんじゃなく、下の0~7に一つずつソフトを割り当てて切り替えていくのが楽かなと思いました。
もうすでに便利に使っていますが、これから少しずつ詰めていこうと思います。
DAWでしか使わん!ってなると専用のMIDIコントローラーが良いかとは思いますが、動画編集やイラストも描くよ。OSの操作も逃がせるといいよね、配信もしてるよとかそういう感じならめちゃくちゃ便利です。
これいいよ!みたいな使い方があったら追記していこうと思います。


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