支援する人こそカウンセリングを

はじめまして
自由な空気感が好きなnote.

私も何か書いてみようかな?と思った時
そうそう、カウンセリングを受けようと思ったことを書いてみようかな。って。


敷居の高いカウンセリング


「専門のカウンセラーさんへお金を支払いカウンセリングを受けた」と聞くと
なにか精神疾患?悩みを抱えている?と思うかもしれません。
私は「心理療法」というイメージがあり敷居が高かったです。

そんな私が、、、

「カウンセリングに興味を持ち、自らカウンセリングを受けようと決めた」
そのきっかけは、昨年から学んでいたキャリアコンサルタント の養成講座。



カウンセリングの学びを深め、カウンセリングの実践練習をするうちに
自分から湧いてくる様々な思いや思い込みが
クライエントの声を聴く妨げになっていることに気づいたのがきっかけ。


講座では、
カウンセリングのロールプレイング練習を録音し、
逐語録にする。読み返す。

すると、クライエント役が何度も繰り返している言葉を拾えず全く違う言葉を返していたり、急に話が違う方向に転換していたり。
あっちゃーと焦る。

担当の先生の指摘で、やっと気づくありさま。

一生懸命話を聴こうとすればするほど、、
クライエントに寄り添おうとすればするほど
空回りしてしまう自分。。

そして今度は、自己嫌悪から抜け出せなくなる。

そんなことを繰り返していく中で
先生が 「回避」というキーワードをくださったおかげで
自己嫌悪から抜け出す光がみえた。

「私はクライエントの怒り、悲しみなどのネガティブ感情が現れている言葉や態度を回避してしまう。そんな癖があるのかもしれない。」

(今思うと、そう気づかせてくださった先生には本当に感謝。)


そして、
今までの私の関わり方を振り返ると

確かにポジティブな状況は応援したくなり、こちらもアンテナが立つが
ネガティブは無意識に無視したり、なかったことにしがち。
むりやりポジティブに捉えてしまうみたいな。

そもそも
「クライエントが自由に、思う存分
 感情を味わい触れ、表現することを支援しながら
もっともコアな部分に向き合い、自己決定ができるように支援をする」
それがカウンセリング。

支援側の私が クライエントのネガティブ感情を受け止めていなかったら
それを阻害していることになる。

支援者として、ダメ。。。


なぜ?ネガティブを避ける?と自分に目をむけると
「幼少期から良い子でいないと」「嫌なことがあっても我慢する」とか
そんな信念が出てきた。

自由に生きよう、可能性を広げよう。とクライエントには伝え、
自分もそうありたいと思っていながら
まだまだ「とらわれ」があることに気づいた経験だった。



支援者として本気で関わっていくために、成長していくために、、
まずは私が
無意識に とらわれてしまっていること、抱え込んできていること。。と
丁寧に向き合ってみよう。自分を大切にしながら目の前の人を迎えよう。

それがカウンセリングへ向かうきっかけになった。


現在

現在、カウンセリングを定期的に受けていて5ヶ月。

自分に対して とても身軽になり、大切な人との関係も安定で

さらに、
以前「苦手」と思っていたクライエントにも向き合える自信が
少しずつ、ついてきている。

それは先行き不透明な将来
自分の仕事や今後に対する自信にもつながっている。

周りの多くのカウンセラーやセラピストの方と
お話ししていると
自分が悩んできて、深いものを抱え、
思いがあるからこそ対人支援に熱心だったりもする。

その思いをしっかり自ら受け止め形にして還元するためにも
支援者こそカウンセリングが大事と感じてる。

そして、

キャリアカウンセリングもそうですが、
もっと気軽に、日常的に
カウンセリングをうけられるそんな環境が必要だなと感じている。

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