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スコットランド散歩 旅の始まりは青空でした

「今週末天気がいいから出かけよう」でいつも始まる小旅行、今回はスコットランドと湖水地方どっちがいい?と聞かれて、「スコットランドに行きたい」と即答したmarmaladeです。

 結論から言ってしまうと、結果、スコットランドは雨になり(ああ無情、湖水地方はゴージャスなお天気だったらしいのです)雨でも雨なりの楽しみがあるのです。強がりです。

 せっかくなので、旅の始まりから書いていきたいと思います♪旅の一日目は移動日でしたが、それは素敵なお天気でした♪お茶でも飲みながら、ぜひご一緒にいかがですか?

こんなルートで行きました

一日目 Newcastle→Perth

慣れない編集機能を使ったため
指で描いた文字が踊っております

 ここはニューカッスルから海側に向かった町です。なんでもイギリスで住みたい街に選ばれたそうです。うふふ。自慢です。それはさておき、イギリスとスコットランドの境目(国境とは言いませんよね、同じUKだもん、県境?州境?)までは車で一時間ほど。高速道路のような道路で行きますが、無料です。

 スコットランドに入ってから、海岸沿いをいくのですが、こちらが絶景でした。行きも帰りも、感動。首都エディンバラまで、車で一時間弱です。流石にエディンバラ内では交通量が多くて、多少の渋滞はありますが、ずっと高速道路です。ずっと無料です。

 エディンバラから大きな橋を渡ってパースに向かいます。

橋って当たり前だけど、
その上を走っていると全景が見えません。
帰りに全景を撮ってみました。
とっても綺麗な橋です。
柱がこんな少ないのに不思議。

 最終目的地はpitlochry(あえてカタカナに直しますが、ピットロクリー)ですが、お宿の関係で、1日目はPerth(パース)に泊まることになりました。エディンバラからパースまでが一時間くらいです。

 パースは思ったよりもずっと都会でしたが、土曜日の夕方ということもあり、静かな雰囲気。私の体調がまだ本調子ではなかったため、軽くお散歩をして、簡単に夕食を食べてホテルでゆっくりしました。

とても穏やかなテイ川(River Tay)
レンガの橋がかかっています
鍵はつけませんでしたよ

二日目 Perth→Pitlochry

 さて二日目は朝から小雨。どんよりと曇った空をちょっとだけ恨めしく思いながらも、簡単に朝食。

元気になったよ♪
アーモンドクロワッサンを
食べるほどに
私はCDを取り替える係と
iphoneのマップを読み取る係
マップからお姉さんが説明してくれるけど
それだけじゃよくわからないことを
カーナビ業界に投げ掛けたい!
どの車線にいればいいか
早めに教えて欲しい。


パースから北上していきます。

 景色は一気に自然に包まれて、全然この地域じゃないのに、ジェーンオースチンの世界に飲み込まれ、いやいや、カーナビしなきゃいけないから、ダメダメ、と自分を律しては、今度は大好きなドラマアウトランダーの世界に飲み込まれる、を繰り返す懲りないmarmalade。

アウトランダーの撮影地が、パースから東に行ったところにあったと後から知って愕然といたしました。もっと遠く北のインバネスで撮影されたのだと思っていました。

そして一路、目的地のPitlochry(ピットクコリー)を通り過ぎ(!!)、だって雨だから。少し先のBlair Athollまで向かいます。目的はブレア城(別途まとめます)、雨だからということで急遽行くことになりましたが、とっても素敵な貴族の暮らしに心躍る時間を過ごしました。

そして、午後お茶の時間に、目的地、ピットロクリーに到着しました♪

渓谷の小さな村にて

ゲストハウスと楽しい朝ごはん

 イギリスで旅行に行くときは、ホテル、ゲストハウス、B&B、はたまたホリデーコテージといろいろ宿泊先は選べますが、私たちはリーズナブルにゲストハウスかB&Bに泊まることが多いです。この二つの違いは私にはよくわかりません。日本のゲストハウスとは違い、B&Bとほぼ同じ感じで、少し規模が大きいイメージです。どちらも大抵は朝食が付いています。二人でバストイレ付きのお部屋に泊まり、イングリッシュブレックファーストが付いて一泊100〜120ポンドくらいのところが多いようです。朝食の席で周りの方とおしゃべりするのも楽しいポイント♪

今回はこちらのゲストハウスにお世話になりました
一番左側に写っているガラス張りの部屋が
朝食のお部屋です。
コンサバトリーと呼ばれます。
私はまだ控えめな朝食
この目玉焼きが絶品でした。
平べったいのは
「ポテトスコーン」と呼ばれる
スコットランドでは朝食に
食べられる伝統的なメニューのようです。
お部屋はこんな感じ。
広いシャワートイレが付いています

 朝食ですが、オーダー表が渡されて、全夜までにレセプションに置いておくと翌日それが提供されます。オートミールは3種類から選べ、卵料理はスクランブル、目玉焼き、オムレツ(卵の数も選べます)ソーセージ、トマト、マッシュルーム、ハギス、などなど食べたいものにチェックをつけておきます。それ以外に、ジュースや飲み物、パンやヨーグルト、フルーツ、シリアルはコンサバトリーにセットされていて、好きなように食べます。これが楽しいんですよね♪胃の調子が万全じゃなかったことが悔やまれてなりません。

Pitlochryはこんなところです

 スコットランドの真中に位置するピットロクリーはタメル川(River Tummel)と湖、ダム🦫、山、森、滝、ととても魅力的な街。実は今回、ここを選んだのはトラオさんです。トラオさんが子どもの頃にご両親と来た村で、もう一度行ってみたい場所リストにあった場所。調べてみると、夏目漱石先生もイギリス留学中に訪れたとか。

 主な場所を簡単にご紹介します

タメル川とダム
ダムの向こうにはファスカリー湖
ダムの脇にはこの川を登っていく
鮭たちが通り抜けていけるように
水流の階段のようなものがあります
ダムから見下ろしたタメル川
ダムの上を歩けるのですが、
高所恐怖症の私はこの写真を撮った後
怖くて走って通り抜けました。
鮭が飛び跳ねるのが見れるらしいのだけど
そんな余裕はなかったです
晴れた日には釣り人がいっぱい
(こちらは最終日の月曜日)
Black Spout滝
新緑に包まれてとても美しい

 ところで、Pitlochryですが、カタカナに直すのに悩みました。ブロッコリーみたいだと思いながら、発音できるようになるのに、数日かかったのですが、ピット(トはTの発音です)ロクリ、みたいな感じに聞こえます。正直言って、早口言葉みたいです。マップのカタカナがピトロクリーになっているのを後から発見しましたが、ピットを超早口で言う感じです。

 長くなってしまうので、分けてまとめていこうと思います。
次はmarmaladeが展示されていたドレスに夢中になったブレア城をお届けします。その後、ハイキング編、番外編、と続きます♪

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