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東京渋谷でレタープレススタジオとカフェの店主をしています。 

好きで毎週末通っていた料理とお菓子の学校を6年かけて、無事卒業することになって、ここまで苦労したのだからっと、30年やっていたサラリーマンをやめてカフェをはじめました。
カフェだけじゃつまんないので、ついでに旦那がもってた古い活版印刷機をどうにかしようと、カフェの横で活版印刷スタジオもオープンしました。

カフェと活版印刷って関係あるような、ないような。 でも、手作業で作るってところは、おんなじだから、きっと相性いいよねっと思っています。
単純に、印刷作業の合間に美味しいコーヒーのめたらいいなっていうこともあるし。

まあ、活版印刷=レタープレスといっても、あんまり知られていないかもしれない。 デジタルになる前の、活字を紙に押し付けて印刷する印刷方法のこと。主にはイギリスやアメリカの60年代から70年代の古い活字を使って、これまた60年代に作られた印刷機でいろいろ制作しています。
デジタルプリントとは違って、インクのついた活字を押し付けて印刷するので、紙がちょこっと凹むのが特徴です。 古い活字を使うので、文字の傷やかすれがあるのも、いい感じなのではと思っています。

レタープレスのスタジオや、小さなカフェでの、ちょっとした毎日を書き留めていこうと思います。


 

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