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カナダ映画『Romance in Style ロマンス in スタイル』

英語表現が参考になるロマンチックコメディ映画を紹介します。

あらすじ

体型がプラスサイズのエラはデザイナー志望の裁縫師。出版社の御曹司にファッション雑誌で幅広いサイズを扱うことを提案し、一緒に仕事をするうちに互いにひかれ合っていく。

予告動画

1時間30分のロマンチックコメディ映画で、Netflixで見れます。アメリカのケーブルテレビHallmark Channelの製作で、この作品もあらすじを見れば内容がわかる安定の王道ストーリーです。

感想

英語+英語字幕で見ました。
あらすじ通りの内容なので、音声だけで見ても迷子になることはないと思います。

英語表現が面白いので、英語学習に良い作品です。

頭字語(acronym)

エラがファッションについて、御曹司にレクチャーするシーンです。

I have a philosophy about design.
I call it the IFFF factor.
(デザインには”IFFF”が大事だと私は思ってる)
It stands for Inspiration, Fabric, Fit, and Financials.
(ひらめき、生地、着心地、お金 の4つよ)

頭字語を使うのはスピーチを含めたこういうケースでの鉄則ですね。

シンデレラ

作品中にシンデレラに関する言葉がたくさん出てきます。ファッション雑誌のパーティーに着ていくドレスを作っているエラに親友がかけた言葉です。

Get some glass slippers to go with the dress.
(ドレスに合うガラスの靴も要るわね)

パーティーに出かける時の言葉です。

I'll go turn a pumkin into a Uber.
(カボチャを車に変えとくわ)

面白い表現です。

部屋の中の象(elephant in the room)

Maybe we can attack the elephant in the room.
(本音で話さない?)

elephant in the roomは、部屋の中に象がいたら絶対に気付くけど、あえて触れずに避ける慣用表現で、要するにタブーです。
ここでは、その触れたくない話題に触れる、つまり本音で話すことの意味に使われています。


他にも面白い表現がたくさんあり、英語学習に良い作品ですので、機会があれば見てみてください。

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