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「好き」の先でたどり着いた景色について/2023年総括①

思えば、2023年は「好き」なものに彩られた日々でした。1月のLiella! 3rd千葉公演から始まって、数え切れないくらいのライブに参加して、全然想像もしていなかった出会いにも恵まれ、気付いたら、この繋がりが欠かせない毎日を今は生きています。

ここ数年の中で一番楽しかったこの1年もあっという間におしまいという事で何か書きたいなと思ったんですが、せっかくだから好きなもので締め括りたいよねって事で、その中で3つを題材にブログを書いてきます。取り上げる3つについては追々書いていくとして、なんでこの3つなのかというと、それは理由としてシンプルで、冒頭にも書いたように僕の日常を彩ってくれたものだったという事に尽きるんですよね。

そんな感じで、全部しっかり書きたいので、3回に分けて書いていきます。

ここからが本題です。

今年1年を振り返った時に、一番自分の中で受け取り方が変わったのが、ラブライブ!サンシャイン!!であり、Aqoursなんです。今年の夏くらいから「せっかくラブライブにこんなにも夢中になれているから、いつかサンシャインも見返したいなー」と思い始めるようになってました。

加えて、これは過去のブログにも書きましたが、周りで仲良くしてくれているオタクみんながサンシャインとAqoursの話になるとちょっとだけ目の色が変わるんですよね。あと、誰が話していたのかは忘れたけど、「サンシャインとAqoursはもはや実家で〜」という言葉が凄く印象に残っていたのがあって。同じように「実家」とは思えないかもしれないけれど、でも、それくらい誰かの気持ちの中に残る作品なら、ちゃんと見てみたいなと自分の気持ちが熱くなったのを覚えています。

で、実際、触れてみたらメチャクチャにハマりました。どれだけハマったかはもう説明しなくて良いかなと思うくらい自分の中にサンシャインの物語とAqoursの存在が染み込んでるんですよね。普段の生活の中でめっちゃしんどい事があったとしても、心の中の高海千歌ちゃんにアニメで好きなセリフを言ってもらったり(?)、Aqoursの好きな楽曲の歌詞で自分の気持ちを鼓舞したりと、サンシャインとAqoursに気持ちを寄せる事がもう日常になりました。

思い返せば、初めてサンシャインの物語を受け取った時も、Aqoursの楽曲を聴いた時もここまでは強く残らなかったんですよね。朧げに2期最終回の三津浜でのシーンを覚えていたり、『未来の僕らは知ってるよ』が凄く好きだなって感じていたりはしたんですけど、ここまで自分の気持ちを捧げたくなることはなかったよなぁって。

改めて、そんなような事を思いながら、サンシャインの物語と、Aqoursのナンバリングライブを1つずつ振り返っていた自分の気持ちを整理してみようと思うんですけど、真っ先に思い浮かんだのは何かを素直に楽しむことを、教えてもらったなーって思いました。

今までラブライブ以外にも色んなアニメに触れてきたり、好きなアーティストのライブに行ったりしてきたんですけど、ここまで自分の気持ちが動かされることって珍しくて。その最たる例が、涙の数です。

ちょっとカッコイイ書き方はしましたけど、単純にサンシャインの物語の中で気付いたら泣く、Aqoursのライブを思い返して泣くみたいに、言葉以上に自分の心が反応している瞬間が本当に増えたんですよね。

こうしてブログを書いたり、呟いたりで「好き」を発信することが染み付いている自分からすると、そういうのに触れた時に真っ先に起こるのが言語化で。これは良くも悪くもだなーとは実は常々に思っていて、何か自分の感じていることを言葉にしたいって想いがたまに自分の楽しもうとする気持ちを阻害する瞬間があるんですよね。うまく伝わるかは分からないですが、衝動を理性が抑えるみたいな感覚ですかね。「ここは頭を空っぽにして楽しみたい!」とは思っているのに、「ここは〇〇だから良いんだ」みたいな余計な言語化が挟まる瞬間がたまにあって、実はこれ自分のお悩みポイントでした。

でも、サンシャインの物語とAqoursに触れているうちに、気付いたら泣くみたいな事が増えたんですよね。先に言葉にできない感動がやってきて、後からそれになんで感動したくなるのかっていう言葉が後でやってくる感覚です。

これは今こうして振り返っているから分かったところもあって、確かにサンシャインとAqoursを好きになった10月くらいから自分の中で「素直に楽しむこと」みたいな意識がとっても強くなったような気がしています。実際、サンシャインの中でも千歌ちゃんが「素直に」って言葉を使っているのを思うと、これは彼女が教えてくれた感覚なのかもしれないですね。あと、そういう推しから何かを学ぶ、感じるみたいな感覚もこの2つを触れる中でより洗練されていったような気がしています。

そんな風にして、サンシャインとAqoursとの時間を思うと、この1年好きなものに触れて、色々考えて、言葉にしてたどり着いたのが彼女たちだったのかもしれません。いや、これ、間違いないですね。2023年はサンシャインの物語、そしてAqoursに出会うための時間だったのが総括の1つ目とさせていただきます。彼女たちとだから見えるこの「景色」が大好きです。

あと、来年はAqoursのナンバリングライブに行きたいです。


こんなに好きな場所になるとは思っていなかったし、まさか誕生日にここで過ごすとも思ってなかった。でも、そういうのも含めて、良い思い出です。

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