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私の人生の本番はいつ?

こんにちは。level4です。

皆様は自分の人生設計を考えたことはありますか?
自分が本当にしたいことやしたかったこと、なりたかったものや欲しかったもの。
当時は色々と夢や希望があったけど現実は厳しく、しかし今はそれなりの幸せがあって、このまま老いるのも悪くない。と考える方も多くいらっしゃると思います。

私は、人生で名前が残るようなことをしたい。自分はもっと仕事でも活躍して出世できるはず。いつか何かのきっかけで有名人になれるかも。いつか経営者になって富裕層になれるはず。
ただ、まだ今じゃないだけ。
まだ転機やチャンスが来てないだけ。
"俺の人生は、まだ本番じゃない"

こう思いながら今年も一年が過ぎようとしています。

そもそも人生の本番とは、やってくるのでしょうか?

利根川の持論

人生の本番はいつか、については私の好きな漫画『賭博黙示録カイジ』に登場する利根川という人物が持論を話しています。

利根川は、漫画内ではゲーム主催者側の幹部であり、いわば搾取する側の人間です。

彼は、2つの超高層ビルの間にかけられた鉄骨を渡りきれば1000万円がもらえるというゲームを参加者に与えます。
当然落ちれば即死のゲームに参加者は文句を言いますが、利根川は黙れ!と一蹴します。そして、

「お前らがだらけている間、必死で勉強し受験戦争を勝ち抜き、社会に出ても出世競争に勝ち抜き何年も貯めてやっと得られるのが1000万だ。
金は命より重い。」と利根川は彼らに言います。

そしてその後、参加者が諭され鉄骨を渡り始めると続けてこう言います。

「30になろうと40になろうと奴らは言い続ける。
自分の人生の本番はまだ先なんだと......!
「本当のオレ」を使ってないから今はこの程度なのだと。そう飽きず言い続け...結局は、老い、死ぬ!
その間際いやでも気付くだろう。

今まで生きてきたすべてが 丸ごと「本物」だったことを...!」

今までの人生が全て本番

私の「今はまだ本気を出していないだけ」、「今は環境が悪いだけ」は、ただ現状の不満に対する言い訳でしかありませんでした。

しかし今がまさに人生の本番中。
準備ができてないとか、お金がないとか、チャンスがないとか関係なく今が本番中と考えて生きることが大切だと利根川の言葉で気付きました。

上京物語

大学卒業して2年目に読んだ本ですが、まさに現実が詰まっており、心にぐさっとくる面白い本でした。
今が人生の本番なんだということを再確認できます。

上京する人でいつか成功してみせると意気込む方は少なくありません。
ただ、就職して結婚して子供ができて家を買い車を買い人並みに幸せになるにつれて、若い時の熱が失われていく。そんな大勢が経験する人生を面白い視点で書かれたこの本から得るものはとても多いです。

最後に

人生の本番はまさに今だ」というありきたりな結論になってしまい、少しつまらなく感じるかもしれません。

しかし、あらゆる自己啓発本で共通して言っていることでもあります。

なかなか難しいことですが、やりたいことがあるなら今やってみるノリや勢いも大事なのかも知れません。
ぜひみなさんの夢を聞かせてください。

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