父親が起業した会社(製造業)に入って売上(と利益)を二倍にした話 4年目

4年目の出来事

・補助金の採択GET
・人を増やしつつ、業務量を是正したことによるGW出社回避
・前の会社の同期つながりで取引先が増える
・採用面接のメイン担当になった
・金型倉庫建設
・社内の取り回し用プラ箱採用
・会社の休日を1日増やす
・社長の懐刀であるベテランが突然辞表

補助金に関しては落ちるかもなーって思うくらいには雑だった。
でもなんとか採択して頂いたのでとても良かった。
採択後の担当者に嫌味を言われたけど笑顔で流したよね。
文句を言うなら採択決めた担当者に言いなさい。
この時に入れたCAMソフトはかなり買って良かったと思うものの一つ。

前の会社の同期が群馬に遊びに来た時に仕事の話になり、話をしてみると
うちでもできそうな部品があるということで試しにやってみることに。
なんとか向こうの要望に合うものが作れたらしく正式に口座開設。
大きめな会社と取引開始することとなった。T氏(仮称)には感謝だ!
今でもそこそこ取引させてもらってるので引き続き頑張っていきたい。

この頃から面接に自分が出るようになり、ちゃんとしたマッチングができるようになった。
全てを説明して、納得した上で入社してもらわないと意味が無いということに自分と現場担当が気付き始めた。
というか社長がテンプレ町工場社長ムーブしかして来なかったので今の時代にそぐわなかったのもある。
この頃から入ったけど結局辞めるという人が極端に少なくなってきた。

金型倉庫の建設は苦肉の策だったけどかなり有効だった。テントハウスだったがそれで十分だった。
この倉庫を作ることで工場内が広くなり、機械を入れられるようになった。
また、工場内の仕掛品を空き箱(ダンボール)に入れていたが、みっともなく見えるというのと、整頓するのに規格が合わないとのことで、プラ箱を発注し、3種類の箱を導入した。
各箱30箱~50箱購入し、今では整理整頓の一助となっている。これも入れてかなり助かった施策の一つ。

突然入社12年目のベテラン社員が辞表を出してきた。
寝耳に水だったのを覚えている。
一応世話にもなったので引き止めたが本人の意思は固く辞めることとなった。しかし、当人が辞めることで付き合いが無くなる取引先や業者が数社あったが、売上的にも問題無く、むしろ整理されて良かったという自体が発生した。当人は身を粉にして働いていたが成果が出ていなかったのはわかっていたし、整理しなかったのは社長の甘さだとも思う。

弊社でできる事が一つ減ったが、それは特に大きな影響を与えずむしろ売上を上げることになったという悲しいお話。

この頃は会社をどのように伸ばしていくか、お客さん先に会社店舗を建てるか否か、何をすれば良いのか、ということを見つけようとしていた。
会社自体も人が急にやめるということも無くなり、安定感が出てきていた。

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