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ケチってはならぬ擁壁工事

住宅に関連する最近のニュースで目立つのは、大阪市西成区で発生した住宅が倒壊した事故でしょう。
崖から崩れ落ちる家の映像、とても衝撃的ですし、わが家だったらと想像するとゾッとします。

私は土木も建築も素人なので、映像を見ても事故の原因が分かりません。
しかし、何らかの原因で擁壁が崩れ落ち、家の下にあった土も無くなったように見えます。

あの衝撃的な映像を夫婦で見て、わが家の擁壁工事を思い出しました。
元々の土地には隣の土地と50cmぐらいの段差があり、一般的には擁壁工事が不要な程度です。

しかし、小さな段差が大雨などで土が流出し、流出が原因で家が傾くのも嫌なので、擁壁工事をしました。
外構工事を担当した地元の建設会社さんにお願いし、家の基礎工事前に完成させてもらいました。

その後、近所で似たような段差がある家を見つけました。
雨が降ると敷地から土が流出している様子があり、数年後にどうなっているかと想像してゾッとしました。

もし、あなたが家造りを考えているならば、土地の高低差を丁寧に観察してみてください。
小さな段差がある土地の場合、擁壁工事をしておいたほうが、土の流出に悩まなくなると思います。

また、擁壁のある土地を購入する場合、擁壁を新しく工事する予算は確保したほうが良いと思います。
擁壁工事の予算を考えていないと、擁壁工事が必要になった時、家が建てられない土地を入手することになるからです。

どんなに頑丈な家を建てたとしても、地面が安定していなければ壊れてしまいます。
擁壁は大切なことなのに、家造りではあまり触れられない話題になっているみたいです。

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