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突出しすぎたマ・クベの才能

岡田斗司夫さんのガンダム講座を見てから、ガンダムを見ると視野が広がった状態で作品を楽しめます。
子供の頃の印象では骨董品のツボにしか興味を持っていないような印象だったマ・クベ、見直したら超有能な軍人だと理解できました。

オデッサの戦いが連邦軍とジオン軍の勝敗を決める決戦になるはずだったのですが、その事をマ・クベは理解していました。
理解していたのに、戦う前からジオン軍が勝てないことを理解していて、出来る限り戦いを長引かせる方針をしていたのです。

しかも、ジオン軍の戦力が過大に見えるように、情報戦が成功していることが理解できました。
オデッサにあるジオンの戦力は凄い、だから連邦軍は過大な戦力を投入しなければ勝てないと思い込んでいたのです。

マ・クベの才能、おそらく周囲の人間は気がついていないのでしょうね。
もし、ジオン軍で少将ぐらいの階級だったら、戦争全体を優位に進める頭脳として大活躍したかも。

突出した才能を持つ天才、周囲の人が理解できないために才能を十分に発揮できない場合があるみたいです。
世渡りが下手なのかも知れませんが、こういう発見も子供の頃には無理だったろうなと思っています。

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