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10の労力で10の対価を得る思い込み

豊かさについてのバシャールさんが教えてくれた事で、興味深いことがありました。

より少ないことで、より多くのことをできると学べた時、
より少ない行動で、より多くのものを得られるでしょう。

岩瀬アキラさん

私なりに言い換えます。
Learn, you can do more with less.
Then, you can get more with doing less.
わざと原文を変えてます。より分かりやすくするために。

小さなことで大きな成果をあげる。
普通の良識では、10の労力で、10の対価を得るべきだという思い込みがあります。
労力以上を得る、何か不道徳な感じをする人がいるかもしれませんが、私はすごく物理の力を感じます。

これは、テコの原理です。
支点、力点、作用点による機能効果です。
特に、支点の位置を考えるのが重要です。
作用点の成果に焦点を当てがちですが、結果は結果でしかありません。この支点と力点による原因を考えれば、おのずと作用します。
1の労力で10の対価を得る現象が起こります。

逆に支点を間違えることもあります。
10の労力で1の対価を得る残念な成果。
うまくいかないのは社会のせいより、テコの悪影響かもしれません。

投資や経済においても、レバレッジ効果があります。これは、負債や借り入れを通じて、投資の収益や損失が元本よりも大きくなる現象を指します。

「少ない努力で成果を上げるのが効率的だ」という胡散臭い経営論じみたことを言いたいわけではありません。
何といいますか、わずかな閃きが全宇宙を作り出すビックバンのような、それくらい3次元の感覚ではなしえない拡大効果があるのが、実際の私たちのエネルギー空間ではないか、と感じたのです。
勉強したからテストの成績が上がるとか、瞑想したから心が整うとか、そんな行為という努力の対価で成果があるわけではない気がしました。

宇宙には良い悪いの善悪は無いように、社会の現象にはテコの原理が作用している自然現象なのでしょう。
行為や意識がイコールで現象が起こるのではなく、何かの機能が作用した先の現象が起こる。

思いがけない成果を得た、棚からボタ餅の現象は、偶然ではない何かの力点によるテコの原理が作用したのでしょう。
頑張ったのに運悪く思いがけないことで失敗した、何か支点の置き方の問題かもしれません。
テコの原理をじーっと見て、解明したアルキメデスの先を見てみたいものです。


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