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ギャンブルと不幸の宝くじはどちらが得か?

大谷翔平選手の通訳者であった水原氏が、スポーツ賭博からの問題でニュースになっております。
詳細は徐々に後追い記事でわかるのでしょう。
このスポーツ賭博は、合法化する州で税収増になっているから無くならないのでしょう。
日本人にとっては他人事のようで、日本の中でも利権によりスポーツ賭博があります。
公営ギャンブルです。

公営ギャンブルは、公営だけに還元率が公開されてます。
みんなの賭け金に対し、どのくらい戻るかです。

パチンコの還元率は85%。
お客が100円払い、パチンコ業界が15円取り、勝った客が85円もらいます。
競馬、競輪、競艇の還元率は75%。
宝くじは45%です。

予想通りですか?、意外ですか?

宝くじは半分以上が胴元が取ります。宝くじで儲かるより、宝くじを売った方が儲かりますね。

また、還元率は生命保険でも計算されています。
生命保険の還元率は70〜30%です。
商品によるので幅があります。シンプルなのは70%、複雑なのは30%といった感じです。

宝くじは、幸せになる当たりのギャンブルです。
保険は、不幸になって当たりのギャンブルです。

やはり、ギャンブルは主催側が儲かる利権です。
だから、利権を守る為に、私的にギャンブルを始める人は犯罪にする法律があります。
悪い事したから犯罪じゃないですよ。
利権を邪魔する存在を排除するための法律です。

その公営ギャンブルの胴元は、利権の縄張りが繰り広げられています。
宝くじは総務省、
競馬は農林水産省、
競艇は国土交通省、
競輪・オートレースは経済産業省、
totoは文部科学省、
パチンコは警察庁、

(パチンコはギャンブルではない前提です。しかし警察の天下り先がパチンコ業界なので、結果的に刑法で守られています。)
あなたが馬券を1万円買ったら、農水省たちに2,500円入り、当たった人に7,500円入ります。
胴元である霞が関は、それぞれの縄張りを牽制しながら仲良く共存しています。
生命保険ギャンブルは金融庁の利権ですね。
そりゃ闇ギャンブルは利権の敵だから警察が動きますよ。
決して国民の為ではないですよ。
他の省庁も、俺たちにも寄こせと、新たなギャンブルを作るかも。
環境省がCO2排出権ギャンブルとか、防衛省がミサイル警報ギャンブルとか。
ギャンブル胴元になりたい方は、国家公務員になりましょう。


今回の話は、ギャンブルを楽しんでいる人を批判している訳ではありません。
みんな人生のギャンブルをしてます。
胴元は自分なので勝ちも負けもないですよ。


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