森継亮太くんと観たいサスペンス映画10選

「映画が好きです。観るのは洋画が多いです。ジャンルは、サスペンス、アクションとかいろいろ。おもしろそうなのは観にいくけど、けっこう昔の映画も好きなんで借りにいったり。観にいくのはアクション系、借りるのはサスペンス系が多いですね。週に1回は観てます!」―15年8月号W誌

今日発売のW誌「ボクの取扱説明書」に掲載された彼のコメント あまり自分のことについて語っているのを見られる機会が無いのでこういったコーナーに取り上げらるのは嬉しい
映画が好き、というジャニタレはアクションやファンタジーを挙げる子が多い中真っ先にサスペンスを挙げた彼に親近感を感じた しかも観に行くのはアクション、「わかってるな〜!」と拍手を贈りたい
そこで今回は「森継亮太くんと観たい」と称してオススメのサスペンス映画を列挙していく (あらすじはインターネットから抜粋)


・「アイデンティティ」03年/米
 嵐により一軒のモーテルに閉じこめられた11人。極限の状況下、一人、また一人と惨殺され始める。残された誰もが疑心暗鬼になる中、彼らにある共通点があったことが判明する。一方、時を同じくして死刑を直前に控えた猟奇殺人鬼の再審理が行われていた。その彼にも同じ共通点が…。
 雨、モーテル、連続殺人と3拍子揃った傑作 ありとあらゆる場所に伏線がありじっくり集中して観たい映画 この映画の仕掛けに気付いても犯人まで辿り着ける人はなかなか居ないと思う おすすめのサスペンス映画教えてと言われたらまずこれを教えるくらい大好きな作品

・「ストレンジャーズ/戦慄の訪問者」08年/米
 人里離れた別荘でカップルが突然何の理由もなく仮面を着けた何者かに襲われるというストーリー 本当にただそれだけ 様々な実在の事件をもとに作られた作品であることが監督によって公言されている 仮面を着けていることで相手の表情が読み取れず狂気を感じる 恐怖指数はかなり高め 後味の悪いサスペンスが好きな人は一見の価値あり

・「サプライズ」11年/米
 両親の結婚35周年を祝うために郊外に集まった一家 それぞれパートナーを連れて集まった兄弟達は久しぶりに合う家族と旧交を温めるが心のなかは自分勝手な思いばかりが渦巻いている 晩餐会が始まると兄弟の口喧嘩が勃発し険悪な雰囲気に ふと窓の外に何かを見つけ確認しようとすると突然の襲撃 何が起きているのか分からないのにお互いを信用できない家族 そこに容赦なくヒツジ、キツネ、トラのアニマルマスクをした集団が襲いかかる
 音楽が効果的な爽快スプラッタ 上記のストレンジャーズと似た設定だがこちらのほうが分かりやすいストーリーで人と一緒にわいわい観られる作品 森継くん一緒に観よう

・「SAW」04年/米
 目が覚めると、部屋の中央には死体 対角線上には足を鎖で繋がれた2人の男 犯人が突如として始めたゲーム「君たちは死につつある」「6時までに相手を殺すか、自分が死ぬか」与えられたのはジグソウからのメッセージが入ったカセットテープとテープレコーダー、一発の弾、タバコ2本、着信用携帯電話、2本のノコギリ、写真 2人は犯人が部屋に残したヒントを手掛かりに脱出しようと試みる(一作目のあらすじ)
 言わずと知れたグロテスクの最前線 全7作品あるが私のオススメは二作目だ この映画を観る時は必ず無印から2、次に3と順序に従って観てほしい その作品にもラストへ繋がる伏線がある シリーズ前半は単発でも観られる内容だが間違っても3から観るなんてことはしないように

・「CUBE」97年/加
 目が覚めると謎の立方体(CUBE)に捕らえられていた数人の男女。誰が何の目的で閉じ込めたのかも分からないまま、彼らは死のトラップが張り巡らされたこの立方体からの脱出を試みる。
 目覚めたら様々なバックグラウンドを持つ数人で閉じ込められていたという設定はSAWと同じだがこちらはもっと数学的というか キャラクターも個性的で面白い 続編の2とZEROは監督が違うこともあってかそこまで、といった感想

・「REC」07年/西
 消防士を密着取材するために、通報があった建物に同行して来たレポーター一行。しかし、そこで見たものは未知の感染症に侵され、凶暴化した人々の姿だった。感染拡大を防ぐために建物は封鎖され、彼らは感染者ごと隔離されてしまう。
 ホラー映画と紹介されていたがホラー…?うーん SAWのグロさに耐えられるならこちらも問題なく観られると思う 登場するカメラマンの主観映像で進むのでハラハラする 全編を通してカメラワークが良い ラストの暗闇の映像が一番好き SAW/CUBE/RECはグロテスク三大作だと思っている

・「殺しのドレス」80年/米
 夫マイクとの性生活に不満を抱えているケイトは、精神分析医エリオットのカウンセリングを受けた帰りに立ち寄った美術館で男と出会い情事に及ぶが、何者かに殺害されてしまう。それを偶然にも目撃してしまった娼婦リズは、ケイトの息子ピーターと協力して事件の謎を追うことになる。
 こちらもホラーと銘打ってあるが全然サスペンスでいいと思う お母さんと一緒に観てはいけない映画 随分古い映画だが血しぶきのシーンなどは美しく笑っちゃうようなグロテスクシーンは無いのでご安心を 息子ピーター役を演じたキース・ゴードンは現在監督業で活躍をしている

・「es」01年/独
 スタンフォード大学ではある実験の被験者となってくれる男性を公募した。集まった20名ほどの被験者は「看守役」と「囚人役」に分けられ、模擬刑務所に収容された。初めはそれぞれの役を演じるだけの簡単なアルバイトと誰もが考えていたが、実験が進むうち看守役の攻撃的な振る舞いはどんどんエスカレートしていく。対して囚人役は服従するのみで、全く抗議できなくなっていく。いつしか、模擬刑務所内は単なる実験の枠組みを越えて、もはや誰にも制御不能の状態に陥っていく…。
 サスペンスかと迷ったが一応載せておく 恐ろしいのはこれが実在する実験を元につくられた作品だということだ 「スタンフォード監獄実験」と検索すると見つかるので興味があったら見てほしい 人間の残酷で弱い部分を描き出した作品で傑作だと思うが観た後の後味の悪さはとんでもない ちなみに私はあまりにも後味が悪かったのでこれを観た後アンパンマンの映画を観た

・「ミスト」07年/米
 ガラス窓を破るほどの嵐の翌日、スーパーへ買い出しに出掛けたデヴィッド。軍人やパトカーが慌ただしく街を往来し、あっという間に店の外は濃い霧に覆われた。設備点検のために外に出た店員のジムが不気味な物体に襲われると、店内の人々は次第に理性を失いはじめ……。
 言わずと知れた鬱映画 敵が不気味な生物という予備知識で「大したことなさそう」と軽い気持ちで観たら痛い目にあった こんなに素直に恐怖を感じる映画なかなか無いんじゃないか ものすごく非現実なのに「これがもし自分だったらどうしよう」と思わせる何かがある ラストはとにかく鬱 もうひたすらに鬱 以上 

・「羊たちの沈黙」91年/米
 若い女性を殺害しその皮を剥ぐという猟奇事件が続発。捜査に行きづまったFBIは、元精神科医の殺人鬼ハンニバル・レクターに示唆を受けようとする。訓練生ながらその任に選ばれたクラリスは獄中のレクターに接触する。レクターはクラリスが、自分の過去を話すという条件付きで、事件究明に協力するが……。
 最後に一番王道な作品で申し訳ないがあらゆる映画の中で一番好きな作品  アンソニー・ホプキンスとジョディ・フォスター結婚しねえかなと思うくらいこの2人の掛け合いが最高 なによりハンニバル・レクターという最も魅力的なキャラクターを世の中に映像として送り出したことに拍手を贈りたい 私もこの作品でハンニバル・レクターの虜になった一人である また続編やドラマ版もあるので一緒に観て「これ好き!」と言われたらそちらもオススメしたい
この作品を最後の紹介したのは、ドラマ版ハンニバルを推したいからという理由もある 現在シーズン2までは日本で放送されており(スター・チャンネル)シーズン1はHuluでも配信されている シーズン3がアメリカで放送開始したが先日シーズン3でシリーズ完結とのアナウンスがあり物凄く残念 ハンニバル・レクターをデンマークの至宝と称されるマッツ・ミケルセンが演じているのだがこれがもう堪らない ホプキンスの演じるハンニバルとはまた違う魅力を持つ 五関担は漏れなく好きだと思うので騙されたと思って一度観てほしい


これを書きながらあまりサスペンス映画を人と観るということをしたことがないことに気づいた 今までお付き合いした男性が「グロいのはダメ!」という人が多かったということもあるが単純に映画を人を観る機会があまりなかった
私もサスペンスは借りてアクションや気になった作品は映画館に出向く派 最近はあまり映画館に行けていないなあと思い出した
森継くん、次のデートは新宿ピカデリーでいいかな?

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