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脳処理の限界に挑んで朗読演劇「ユメジュウヤ」を観劇した

声優の柳田淳一さんが出演されるとのことで朗読劇「ユメジュウヤ 〜キミヲ愛ス〜」を観劇してきました。

2024/03/07 木曜の夜 中野にある小劇場 テアトルBONBONで観劇しました。台本を手に持ちながら役者さんが動き回るスタイルで朗読演劇になるみたいです。

作品は夏目漱石さん作の「夢十夜」をベースにした1つの物語。
石巻に到着した主人公とそこから起こる夢の世界と現実の世界との交錯が十夜お話が進みます。

最初のほうでお目当ての柳田さんが登場して、さっそく強弱があるセリフが登場して1人歓喜していました。
アニメ「number24」でとてもコミカルなキャラなのに決めるときはビシッとするギャップにハマってしまったのですがそれを体感することができました。ミリマスやシャニマスのアニメにも出演されています。

喜んでいたのもつかのま、夢のパートと現実のパートが交互に進行していきます。ただアニメの場合はキャラが変わればビジュアルも変わるわけですが今回は朗読劇、声や立ち振舞は変わっているものの目に見えているのは役者さんのままなわけでして。キャラを抑えつつストーリーも記憶しつつ夢と現実の内容を把握するのは脳への負荷がかなり高かったです。

これって夢のせいで現実が混乱しているとも言えて、ある意味ユメジュウヤの世界観に入り込んでいたのかもしれません。

今回はBGMが生ピアノ演奏、生ギター演奏、SEもアンサンブルの方達が担当されていて全てが生で一度きりという贅沢な作りとなっていました。
鳴き声とか雨音とかガヤとかモブとか色んな役割を担っていらしてアンサンブルの方本当にすごかったです。

そして何よりも役者さん。
夢と現実で全然違う役にも関わらず瞬時に切り替わって声も仕草も変わる。
それを生で見られる幸せ。
行ってよかった。

スタンダードな演劇を見ることが多いですがたまには朗読劇も楽しいなと思いました。また行きたいと思います。


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