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それから

2023年10月末

少しだけ体調を崩したわたしは時間薬も投じながらまた日常にもどった。

それから

わたしは人間ドックを受診したクリニックに電話をした。10月末のこと。

定期的に通うジムはハロウィンの音楽
今年はコスプレデイもあるらしい!
ヘアターバンくらいなら目立たないかな?
ちょっとだけコスプレしてみる??
ひとり盛り上がった。

当初受け取った検査結果の封筒にドキドキしたものの、お幸せなわたしは「ここからちょちょっと細胞でも取って、なんともなかったですよ、良性」と言われると思っていたし「今ならまだ年内中に嫌な事終わらせられそうでよかったわー」なんて都合よく考えていた。

「要精密検査のお知らせをいただいたので、予約をお願いできますか?」
……………タスク完了!

✔️お誕生日のプロデュース
✔️精密検査の予約

予約できたのは12月21日だった。
そこが最短。乳腺外科って混んでるらしい。そんなこと知らなかった。

「これ年内で終わらないな。嫌なことは年内で終わらせたかったのにぃ~」なんて思う自分に「じゃ、もっと早く電話しとけよ~」と自分で突っ込む(笑)

わたしはこの時点で自分が要精密検査の対象になっていることは知っていたが、一体どんな症状で引っ掛かったのかを全く見ていなかった。開封出来ない紹介状とは別で診断結果もあったのに、ほんとに何にも見ていなかった。

30歳のころ小さなしこり(精密検査で良性)があったから、てっきりソレが引っ掛かかっていると思い込んでいた。

でも後から振り返ってみると、その事は私の精神状態を保つ上では最適だった。

そこでもしちゃんと確認していたら、わたしは12月21日までひたすら自分の病状について調べまくり、検索魔としてフル活動していたと思う。その後の私のように。
お幸せなわたしがわたしを救っていた。

それから

とにかく運を動かしたくて運動に明け暮れた。楽しく沢山汗をかいて身体を引き締めた。それで運気が上がれば一石三鳥♡

それから

いつも支えをくれる友達にどっぷり甘えたり、20年ぶりの嬉しい再会があったり、古い仲間と交流を持ったり、新しいコミュニティにジョインしてみたり…。まるで季節の移り変わりと競うかのように、右に左に東に西に、精力的に動きまくっていたらあっという間に12月も年末に差し掛かっていた。

そしてついにその日を迎えた。



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