気管支内視鏡検査とわたくし

人間ドックの胸部CTでひっかかり、いろいろあって気管支鏡検査をうけることとなりました。

主治医「なかなかつらい検査です。」
私「どのくらいなもんでしょう」
主治医「んー、自分だったらできれば受けたくない感じかなー」

えw 内視鏡操る本人が受けたくない検査ってどんなよwww

まあ、他の人がつらいという胃カメラが全然平気な私なので、きっといけるだろうと思い、軽い気持ちでOKしたら

主治医「あ、聞いたかもしれないけど、1泊ですから。」
私「聞いてませんっ」

1泊とか結構おおごとじゃないか・・・

その後も看護師さんに
「若いとね、ほら、嘔吐反射とかちゃんとあるじゃない? だから、お年寄りのほうがこの検査は楽なのよ。」

生まれて初めて若いことで損があると知りました。そして41歳で若いと言われる世界があることも知りました。その若さ、要らないです。

検査当日

というわけで当日。9時までに朝食をとり、11時前に病院に入って、ベッドで検査前の点滴。お昼は抜きです。検査着に着替えて、点滴棒を押しながら検査室まで歩いていって、14時くらいからスタート。

まず、耳鼻科にあるような吸入器で口から麻酔薬を吸います。だんだん口の中に麻酔がきいてきます。歯医者さんの麻酔の弱めな感じの効き具合。
それをすーはーしながら横目で見ていたのがこの器具。

・・・いやな予感しかしない。
そして次にこれ登場。これも喉の麻酔です。検査用のベッドに腰掛けて、

医師「大きく口をあけて、深呼吸してください。吸う時にこれで麻酔をいれますねー。少しずついきますからー。はい、すってー、はいてー、すってー」
吸うタイミングで喉に麻酔薬をシュッシュッ。
私「ぐはへぇほふqあwせdrftgyふじこlp;@」

お茶飲んでむせる、という行為を自主的にやっていると想像いただければ。
「これがいちばんつらいのよー」と医師や看護師のみなさんに励まされつつ、息と覚悟を整えて再チャレンジを都合10回弱繰り返し、なんとか終了。昼抜きの理由がよくわかりました。これお腹に何か入ってたら、全部出ますよマジで。

全力でむせたので、ここで私のHPがかなり削られており、あとはぼーっとした状態で言われるがまま。

仰向けに寝て、バイタルを測る機器や酸素チューブなどをささっと装着され、マウスピースを加え、アイマスクをされて、検査開始。主治医に「いきますねー」と言われたあとは結構ラクでした。麻酔がばっちりきいていたみたいで、途中何回か咳き込みましたが、つらいという感じはありませんでした。これは意外。

検査自体はたぶん15分くらい。車いすで病棟にもどって、2時間安静。自分のベッドで爆睡していました。検査後の麻酔覚ましって、今までの経験上、その辺の診察台に横になって・・・とかが多く、全く落ち着かないので、自分のベッドでゆっくり休めるのはラクでした。17時ごろにお茶を試し飲みして、むせないことを確認、その後は飲食OKとなりました。

夜、主治医が病棟にきて、すでに出た検査結果を伝えつつ、撮影した写真をみせてくれました。検査の時に「見たい。」といったので。
検査結果は後日。たぶん大丈夫との話でした。

で、気管支鏡まとめ。

・胃カメラよりはつらい。
・カメラが気管支に入ることじゃなくて、その前の麻酔がつらい。
・全力でむせて、涙・鼻水・涎がハンパないので、女性はすっぴんオススメ。
・カメラが入ってからは意外に大丈夫だった(私は)
・日帰り検査も多いらしいけど、かなり疲れるので、午前中検査でも午後は休みとったほうが幸せ。

これを読んでいる方はたぶんこれから検査を受ける等で、ググってたどりついた方も多いと思います。喉の麻酔は結構大変でしたが、それも終わりが近づくにつれてラクになります。麻酔が効いてくるので。
それさえ乗り越えれば意外にだいじょうぶ!
というわけで、受ける方は、がんばってくださいねー。


※この記事は2014年10月に気管支鏡検査を受けた私の個人的な感想です。



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