SHIN之助 🎧

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最近の記事

From The Meticulous To The Sublime

Blossom Dearie とても綺麗な声をした友人がいた。話をしてて面白くて、そして、その声を聴きたくて、彼女とはよく一緒にいた。歌手の夢は諦めたみたいだが、その歌声に救われた人がいること。それを覚えててほしい。 天使の歌声。胸を震わせ、心にまで届きます。 #FromTheMeticulousToTheSublime #BlossomDearie #レコード

    • 夢で逢えたら

      シリア・ポール まだ醒めないでほしい、そんな夢をみるときがある。なりたかった憧れの姿、昔からずっと欲しかったもの。しかし、最もそう思うものとは、想う人と過ごすひと時の夢。成就しない片想いの恋、今生の別れをした相手との再会。もう叶わないからこそ、まだこの夢にまどろんでいたい。 音がつくる夢の世界。もう少し、夢の続きがみられます。 #夢で逢えたら #シリアポール #レコード

      • XO

        Elliott Smith 小学生のとき、ピアノの上手な同級生がクラスにいた。病弱で学校も休みがちだったが、登校すると、その度に色々な曲を弾いてくれた。その演奏は、ただ流暢なだけではなかった。一つひとつの音に感情があった。聴いてると、自分の心が揺れる気がした。感性。それを教えてくれた音を、いまもまだ大切に覚えてる。 繊細な声、繊細なメロディー。理屈だらけの日々に、感性を揺さぶる音を届けてくれます。 #XO #ElliottSmith #レコード

        • Bryter Layter

          Nick Drake 目を覚ますと、カーテン越しに太陽の光。晴れだろう。心地の良いまぶしさだ。時計をみる。かけ忘れたアラームは、小鳥のさえずりが代わりをしてくれた。優しい朝の目覚め。前日のいやな記憶は、少し薄らいだ。 次は良いことが起きる、きっと。そんな気分にしてくれるレコードです。 #BryterLayter #NickDrake #レコード

        From The Meticulous To The Sublime

          Harvest

          Neil Young 何もかも上手くいかないとき、一人旅に出たくなる。海をみるか、山に登るか、そのどちらかが良い。新幹線や飛行機に乗って、窓際の席から外を眺める。目的地に近づき、迫力ある自然が窓一面に広がった瞬間、心がすっと軽くなった気がした。理想と現実。自然の大きさに比べれば、自分の悩みはまだ小さい。 豊かなカントリーの響きが、抱えていた失意の心を、どこか軽くしてくれます。 #Harvest #NeilYoung #レコード

          Sappukei

          ナンバーガール 地方から出てきて、数年が経つ。親からの電話。結婚はまだか、よくあるドラマのワンシーンみたいだ。スマホを眺める。フェイスブックもインスタグラムも得意じゃない、繋がりは減る。自分だって、一人が好きな訳じゃない。最近、孤独を感じる種類が増えた気がする。 都市生活者の孤独。現在もまだ、冷凍都市は変わっていない。 #Sappukei #ナンバーガール #レコード

          Introducing Lynn Marino

          Frank Cunimond Trio 駅前で弾き語りをみた。決して上手くはないが、その歌声はどこか胸をうつ。近付くと、二十歳くらいの女性だった。目が合ったが、彼女はもっと遠くをみているようだった。希望と不安が入り混じりつつも、ただ真っ直ぐに前だけをみる。自分にもそんなときがあった。 このレコードに溢れる、壊れてしまいそうな程に繊細で無垢な歌声が、過去の初心をそっと思い出させてくれます。 #LynnMarino #FrankCunimondo #レコード

          Introducing Lynn Marino

          Love City

          曽我部 恵一 週末の夜、仲間たちはクラブパーティーへ向かった。低音のリズムに身を任せ、孤独を抱えた人々同士が、愛し、愛されようとする場所。一方、自分はプレゼントを手にし、恋人の待つ家へ急ぐ。今日は彼女の誕生日だ。仲間たちと自分、愛の違い。愛は色々な形をもっている。だから、私たちはいつも戸惑う。 愛とは何か。答えのないその問いについて、このレコードが一緒に考えてくれます。 #LoveCity #曽我部恵一 #レコード

          Loveless

          My Bloody Valentine 夏の終わりの海。浜辺で遊ぶ仲間を背にし、浅瀬から少し離れた沖合の、足が届かないところへと一人で泳いでいった。小さな魚と目があった。大きな海に、ぽつんと一人。誰もいない一人の世界で、自分と向き合う。過ぎゆく季節の間に、たまにそんな気分になる。 圧倒的な広がりをもつ音の空間。そして、波のような干渉なき轟音。このレコードを聴くたびに、それらが一人の世界を演出してくれます。 #Loveless #MyBloodyValentine #レ

          Father, Son, Holy Ghost

          Girls 善人ぶった人を多くみた。そういう人は、表と裏で違う顔をみせていた。ただ、その一方で、本当に優しい人も近くにいた。そうした人に触れるにつれ、賢者のように皆にではなくても、自分なりの優しさを持つことが大切だと知った。 このレコードは、私たちの日々を明るく、また、優しく照らしてくれます。 #FatherSonHolyGhost #Girls #レコード

          Father, Son, Holy Ghost

          OK Computer

          Radiohead テクノロジーの進化により、私たちの日常はアルゴリズムに左右されている。支配ではなく、左右。しかし、人々は、それらの言葉が入れ替わる可能性に気づいてしまった。コミュニケーションやコミュニティのあり方に、私たちはどのように向き合っていくべきなのだろうか。 二十年前にそれを予期したバンドは、最新作では月の形象をタイトルにした。これらは、私たちの未来に対し、何を示唆しているのでしょうか。 #OKComputer #Radiohead #レコード

          Blonde

          Frank Ocean 自分の部屋で一人になって、今日の一日を振り返る。仲間や家族の前でみせた表情とは違った、また別の喜怒哀楽をもった自分が見つかることがある。自分を知ることは、人の営み。しかし、心が疲れてると上手くいかない。 そんなとき、このレコードが心を癒してくれます。 #blonde #FrankOcean #レコード

          愛と笑いの夜

          サニーデイ・サービス 高校を卒業して自由につかえる時間と金が増えた二十歳の手前のとき、本気で愛に笑い、また、同じくらい愛に泣いた。そして、都会の喧騒を背景にして、仲間と夜通しで語り合い、お酒を飲み明かした。しかし、そんな青春の日々は、いつか終わりが来てしまう。 このレコードを聴くと、昔の想い出と共に、いつでもその続きに触れられる気がします。 #愛と笑いの夜 #サニーデイサービス #レコード

          愛と笑いの夜

          Cracklin'

          Roy Haynes With Booker Ervin 何のために走り続けてるんだろうか。仕事や生活に疲れ、ふと立ち止まったとき、そう思うことがある。その問いに対し、私たちは悩む。そして、仮に納得のいかない答えしか見つからなかったとしても、その答えをもって、再び前に進んでいくことを選ぶ。 淡い感傷がドリアンコードに乗り、サックスの響きに人生の侘び寂びを感じます。 #Cracklin #RoyHaynes #レコード

          Murmur

          R.E.M 美術館の企画展に足を運び、印象派の絵画の数々をはじめて観たとき、ひたすらキャンパスの前で圧倒された。心が揺れる情景を、絵に込める。筆を持つ画家は、どんな気持ちでまだ無地のキャンパスの前に立ったのだろうか。 激しい情動を華麗にコントロールする、声と楽器のバンドアンサンブル。このレコードに感じていたデジャヴの答えは、クロード・モネの睡蓮でした。 #Murmur #REM #レコード

          Look Around

          Sergio Mendes & Brasil '66 太陽の日差しがまぶしく、海は素直にその光を反射する。それをみた人々は、理由もなく幸福を感じ、喜びのダンスを踊り続ける。喜びの唄を歌い続ける。憧れの情景、そして、ユートピア。音楽が鳴り響き、誰もが幸せそうに笑っている。一度は夢でみた世界だ。 音楽を聴くことの幸せとは何か。喜びとは何か。その本質をこのレコードが教えてくれます。 #LookAround #SergioMendes #レコード