腹落ちしないと私たちは決断できない
今の仕事をいつまで続けるのか?
若い人はもちろん悩むけど、
50代を過ぎた人も、
同様に悩む。
定年を迎え、
給料は下がるけど継続して雇用される。
給料が下がるから転職する。
今までの経験を活かし起業する。
若い人も悩む。
本当に自分に合った仕事をしたい。
もっと稼ぎたい。
自分に誇りを持って仕事がしたい。
結婚しても今の仕事が続けられるのだろうか?
この悩みを解決するために、
コーチングやカウンセリングを受ける人もいる。
今の仕事を手放して、
新しい仕事をはじめる。
そのタイミングはどのようにして見極めるのでしょうか?
自分の価値観・信念にもとづき、
直感に従う…。
目的、メリットを判断して、
完璧に準備を整える…。
いずれもいいよね。
でも、そんなことができているなら、
悩まないですよね。
なぜ悩むのかと言えば、
自分の心が定まっていないから。
今の仕事を辞めたい気持ちはどれくらい(何%)なのか?
今の仕事が好きな気持ちはどれくらい(何%)くらいなのか?
当たり前ですが、
この質問の両方が100%になるわけはないのです。
今までお世話になった方のことを思うと、
辞める気持ちが100%にならない。
自分の気持ちよりも、
お世話になった人への思いが強ければ、
何時間対話を重ねても結論は出てきません。
一方で、今の仕事がどれくらい好きなのか?
ここに意識を向けてみる。
どれくらい、自分に誇りが持てるのか?
辞めたい気持ちと好きな気持ちに大きな差がないなら、
好きな気持ちを高めてみるのもいいだろう。
ネガティブよりもポジティブを増やしてみる。
笑顔で、目の前の仕事に取り組んでいると、
新たな気づきが湧き出てくることがある。
新たなチャンス(転職や起業)が舞い込んでくることがある。
ネガティブな思いで仕事に取り組んでいても、
更なるネガティブを引き寄せるだけで、
時には仕事で大きなミスを引き寄せることだってある。
たとえ、辞めるかもしれない仕事でも、
ポジティブに取り組んでいると、
自分の内面が満ちてくる。
ネガティブに取り組むなら、
ますます、
ここは、自分の居場所ではないと思い込んでしまう。
でも、決められないんだ、
この仕事を辞めるかどうかを…。
だから問うてみる。
今の仕事を辞めたい気持ちはどれくらい(何%)なのか?
今の仕事が好きな気持ちはどれくらい(何%)くらいなのか?
どちらかが100%になったなら、
答えが浮かびあがっている。
この質問は、
人とのお付き合いにおいても使える。
つき合うのか、別れるのか…。
いずれにおいても心が固まらないと何事も決断できない。
心が固まって、腹落ちしないと私たちは決断できない。
Follow your gut.
「gut」は本当は「腹(腸)」という意味ですが、「intuition(直感)」と同じ意味で使います。
直感に従いなさい。
腹落ちしたことを信じなさい。と、いう意味になる。
洋の東西を問わず、
大切なことは、頭よりも、腹落ちが大切んだな…。
ちなみに、「gut」が複数になり、「guts」になると「根性」だそうです。
人生で最も大切なこと、それは 笑顔で心穏やかに生きること。これだけで、私たちは、人として価値がある。これだけで、私たちは、まわりの人に貢献でき、まわりの人を幸せにできる。