近年、「アキ活」という言葉を多く目にするようになりました。今後はさらに加速し変化していく事が予想されます。

今までは「働き方改革」による時間外労働の上限規制が大きく影響していました。残業時間に法的な規制がなかったのが大企業では2019年4月～、中小企業では2020年4月～違反した場合、罰金が法律で科せられるようになりました。この改正から残業時間が少なくなり物理的に時間が増え残業代が減ったため「アキ時間を活用」してお金を稼ぐ「アキ活」が生まれました。
しかし最近では、新型コロナウイルスの影響による将来の不透明さから働いている会社の収入源だけに頼らず会社外でも使えるスキルを身に付けるために「アキ活」する人が増えています。

『新型コロナによる働き方への影響調査』では、「大企業に属している方が安心だと思った」が27.1％だったのに対し、「企業に依存しない生き方を身に付けたいと思った」が53.2％という結果に。『副業を始めたくなったか』の調査では81.5％が「非常にそう思う」「そう思う」という結果が見られます。

また副業のマッチングサービスの株式会社シューマツワーカーによると新型コロナウイルスや景気後退の影響で、内定取り消しや採用活動の中断、人件費削減の方針をとる企業が増加している中、シューマツワーカーには毎日30人以上の登録があります。2019年の月間登録者数が700～800人ペースだったのに対し、2020年3月は1000人以上というペースになっています。

新型コロナウイルスの影響により会社だけに依存しない働き方を求め「アキ活」をする人はますます増加していくでしょう。

【参考】

シューマツワーカーの月間登録者数が1,000人越え！新型コロナウイルスの影響で副業を希望する人が増加
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000027073.html
新型コロナの影響で82％の女性が「ふくぎょうを始めたい」-理由は？
https://news.mynavi.jp/article/20200409-1013359/

冨澤
◎株式会社りべるサイト
https://liber.pr-chest.com/