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感情を文字におこしていくことを怠けていればさよならされる

感想文についての話題がTwitterで流れてきて、みんないろいろ考えるなーと思いながら、感想を書くこと、それを作者に伝えることについて考えてみた。

面白かった、楽しかった、切ない、うつくしい、感動した……これらをなぜ感じたのか、どこから感じたのか、などを掘り下げるのは思考実験的で楽しい。あぁなるほど、これをこう感じるのか、みたいな発見は、長らく不通であった回線が突然ビビビッと繋がるようになった快感がある。
あわよくば次の作品にはそんな感じのを入れたいとかも思う(そして忘れる)。
それとは別に、言語化することを怠けてはいけない、という危機感みたいなものがある。言葉も文章も、聞く、話す、読む、書く、という作業を経て自分のものになっていくと思う。それを怠れば、自分の中の文字も文章も離れていくだろう。あるいは気づいた時にはもうないのだろう。そんな風に思う。
好きな作品を読んだら感想を書きたい!という気持ちがあるなら、感想を書き慣れているに越したことはないのだ。

では感想を書くのはいいとして、それを作者に伝えるか否か。これは難しい。難しすぎて最近は考えるのをやめた。伝えたければ伝えることにした。

simple is the best.

何もかもシンプルがいい だけどでも人間だからこんがらがって

正解が存在しない世界では自分でつくる正解がいる

誠実を集めて捏ねて振る舞ってそれでもきっと届かないとき

天の川が見たいと嘆く子の前に降り続いているマークは雨で

七夕の夜は晴れるといいけれどふにゃんふにゃんのてるてるぼうず

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