大福組

「経済も歴史も面白い」を伝えたい! ネットマンガラボの経済歴史マンガチーム「大福組」活動中

マンガ新聞が運営するオンライサロン「ネットマンガラボ」。
 


「マンガ×インターネット/IT」をキーワードに、

・新しいマンガを生み出す
・より多くの人が自分好みのマンガに出会える方法
・マンガ家が自分の作品をインターネット上で広げていく方法

を、日々研究・実践しています。

 この中で動いている企画のひとつが「経済歴史マンガ」です。
 経済歴史マンガチームは歴史上の経済的な流れやトピックを伝えるマンガの制作や、ツイッター運営を進めています。

 全体図は以下のようなものです。

 

 この記事では具体的な内容をまとめていこうと思います。

何をしているの?

→同人誌発行・ ツイッター運営=やりたいことをやってみる

 

 いま経済歴史マンガチームで動いているのは、以下のような企画です。

●マンガ家による同人誌の発行

 経済歴史マンガチームのメンバーは、ネットマンガラボ主催の「経済×歴史」をテーマにした対談イベントなどをきっかけに集まりました。参加した一人の経済歴史漫画家、アイタローさんは対談をきっかけに、歴史の中の経済や金融について調べ始め、オリジナルのマンガの連載を始めました。

 タイトルは「江戸時代の経済入門!」です。

 黒犬キャラクターがエド時代に行き、寺子屋で当時の経済・金融を、商人を目指す子供とともに学ぶというストーリー。戦国大名による貿易や、宣教師の果たした役割などが取り上げられています。

 noteや「pixiv fanbox」で連載中。


 連載をまとめたものを、「kindleインディーズ」や「pixiv booth」で公開・販売中です。



 みなさんのおかげでkindleでは好調にダウンロードされており、ランキング上位に入っています。


 もう一人のマンガ家が伊佐坂みつほさん。


 イベントに参加してメンバーと出会い、江戸時代の官僚、大岡越前守に注目しました。

 そうして誕生したのがマンガ「江戸社員」。現代の会社員が江戸時代にタイムスリップし、大岡越前守と出会い、新しいことに取り組み、発言していくことの大切さを知ります。


こちらもpixiv boothで販売中です。


●ツイッターアカウント「経済歴史マンガ」の運用


 以上のような活動を広めるため、チームはツイッターアカウントを開設しました。


 企画のお知らせのほか、運営メンバーが見つけた経済や歴史ネタ、面白い書籍やマンガについて発信しています。

 ネットマンガラボ内の「まんツイ部」と連携し、ツイッター運営のノウハウを蓄積するという狙いもあります。

●コミティアに参加

 以上の作品などを持ち、同人誌即売会「コミティア」にも参加しています。

 コミティアは、東京ビッグサイトで開催されているオリジナル作品のみの同人誌即売会のイベント。歴史ジャンルは多くのブースがあり、活況です。


2018年11月の「コミティア126」では、おかげさまで多くの方に手に取ってもらえました。


●「経済×歴史」をテーマにした対談

 そもそも経済歴史マンガチームがスタートしたのは、ネットマンガラボ内の対談イベントがきっかけです。

 「ホリエモン」こと堀江貴文さんと、「ひふみ投信」の運用を手掛ける投資家・藤野英人さんの対談で、これまで

「藤野英人・堀江貴文対談「マネーの動きで日本史を追う」ネットマンガ原案企画会議」


藤野英人×堀江貴文 経済歴史マンガ企画公開打合せイベント第2回
「仮想通貨で一喜一憂する皆の衆、江戸の経済に学びそろそろ頭を冷やしてはいかがでござるか?」

を手掛けました。

 この対談は、アイタローさんがルポマンガにされています。


また、このルポマンガと対談の書き起こし同人誌にまとめ、コミティアやpixiv boothで販売しています。

※こちらは印刷版もあり。印刷版にはアイタローさんデザインの素敵な栞付きです。


なぜやるの?

→「経済も歴史も面白い」を伝えたい


 こうした企画を進めているのは、とにかく経済も歴史も面白いと伝えたいからです。

 みなさんは「経済って複雑そう」「歴史は年号の暗記ばっかりだよね」と、なんとなく経済や歴史に対して苦手意識を持っていませんでしょうか。

 でもそれはもったいない。経済も歴史も結局は人の営み。欲望と思惑とそして願望が入り交じったおもしろい世界なのです(もし苦手意識がないのなら、まったく問題ありません。幸せな人生です。ぜひネットマンガラボにきて、一緒にその面白さを広めませんか)。

 経済は歴史の流れのなかでみるとおもしろいし、歴史も経済の観点からみると暗記ではない人間が生きてきた蓄積であることが見えてきます。

 そして歴史も経済・金融も、これまでの大きな流れを知っておくとこの先の社会を生き抜く助けになります。

 こんな面白いことを、多くの人にアピールできるのがマンガという訴求力の高いメディアです。アイタローや伊佐坂みつほさんの手掛けるマンガを読んでいただければ、本人たちが楽しみながら描いていることがわかると思います。


経済歴史マンガチームはどんな人がいるの?

→マンガ家・事業家と有志集う

 経済歴史マンガチームは、ネットマンガラボの有志メンバーです。対談イベントなどでメンバーがあったことで展開が加速しました。

今、主に動いているのは4人でこのほど「大福組」を結成しました。

経済歴史漫画家・アイタロー

漫画家・伊佐坂みつほ

漫画家の見方100%・まんがたり前田

文章書く人/歴史経済のリサーチ・bookish

 それぞれ出来ることは違います。しかし、できること・やりたいことを持ち合って、企画を進めています。

 このメンバー以外にも、ツイッター上でお世話になっている方々がたくさんいます。

これからすることは?
→マンガの更新、ワクワク企画を続けます。


 大福組の目標は、もっと多くの人に「経済×歴史」という物語の面白さと奥深さを楽しんでもらうことです。

 そのために、まず

・マンガ家をあらゆる面でサポート
・オモシロイ経済/歴史/オカネのネタを発掘/拡散
・インターネット上でコンテンツ拡大を広めるノウハウ蓄積
・インターネット上の歴史/経済クラスターとワクワク企画主催

をやっていきます。

・マンガを描きたい人
・マンガをオンラインで広げたい人
・経済や歴史ネタをマンガにしたいけれどもリサーチが間に合わない人

とも一緒にやっていきたいです。

「こういう歴史や経済が面白いよ」というタレコミもお待ちしております。

  



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