mirai talk の「貯まる家計養成プログラム」の体験版が面白かったのでポイントをまとめてみる


 家計簿アプリ運営のマネーフォワードがファイナンシャルプランナーを開いた「mirai talk」体験セミナーがあるときき、行ってきました。短時間ながら大切な考え方がぎっしりつまっていたので、メモ代わりにまとめてみたいと思います。

 このところ、お金のことを考えるのが好きだと気がつき、リハビリをかねてお金を学べるセミナーを行脚しています。いろいろ自己流でやっていることが、最新のサービスをきちんと活用して、今の自分に合っているのかを確認するという狙いもあります。

  その中でもmirai talkは気になっていました。いろいろな家庭の家計簿データを持つマネーフォワードと、具体的な助言が面白かったフィナンシャルプランナーが組んで、リアルの店舗で家計の改善策を提案するというものだからです

 本当は3~9カ月のプログラムなのですが、今回は2時間の短縮版を体験しました。


■まずは現状把握から

 「家計を考える」というとき大切なのはまずは現状把握からです。

 ・そもそも家計の範囲とは?

 ・なぜお金のことを考える必要があるのか。

 この点をセミナーでは「今のお金のもやもやをかき出す」ことを促し、セミナー参加者の間で共有します。(お金のもやもやは実は知らない人同士の方が盛り上がる)狙いは、何のためにお金を考えるのか整理するため。

 私の場合は

 ・今の自分のやり方は正しいのか

 ・今のままで老後の資金確保は足りるのか

 ・資産形成のために足りないことはなにか

 ということを知るため。クリアになりました。


■自分に必要なお金を知る


  次のステップは目標額の設定です。

  多くのセミナーでは漠然と「自分の人生イベントの必要額の累計」といわれますが、今回のセミナーでは平均値をもとに計算することに・・・意外と私、足りないことを実感しました。

 年間・月間の手取り収入と支出から今の自分の収支を把握したうえで、セミナーでは必要なお金について

貯金

 ●手取り月収の1・5カ月分

・・・日々の生活費をカバーする分。0・5カ月分を確保しておくことで、ちょっとしたまとまった支出に対応できる。給与が入ってきたら2・5カ月分のお金が手元にあることになる。

 ●手取り月収の6カ月分

・・・貯金として。こちらは例えばいきなりリストラされたり会社が倒産したりして定期収入がなくなるときなどいざというときに使うお金。

 ●3~5年先に使うことがきまっているお金

・・・これは人によって違います。住宅取得費用、自動車購入費用から旅行用費用まで。私は海外旅行費用を入れたのですが、果たして趣味のお金(マンガ、イベント参加、舞台鑑賞)はここに入れるのかどうかに迷いました。

投資

 上記の貯金を除いて、余裕資金を資産形成に回すことになります。

 私はここが不十分なので、mirai talkで相談予定。


■固定費を減らして、支出を抑える

 家計改善というとき、一番最初に思いつくのは支出抑制だと思います。1990年代から雑誌の節約特集を読んできた私には非常になじみ深い分野。

 ただセミナーで強調されたのは「無理は禁物」ということ。これは私も賛成です。無理をすると疲れるし反動で大きな出費をしてしまう。

 なので、固定費削減には賛成です。通信料、使っていないサブスクリプションサービスなど自分の生活を見直すきっかけにも。


■保険をどうするか

 これも課題のひとつ。私は今、医療保険と生命保険を兼ねた養老保険に加入しています。養老保険のほうは、10年程度前に入り、そろそろ掛け金支払いが一巡するころ。本来勧められる商品ではないのですが、事情があって資産形成ができなかったため、こうした形になりました。

 あと問題は医療関係の保険ですよね。ここも相談予定です。


■とりあえず家計診断へ 健康診断のようなもの

 ちょっとコースに通いきる自信がないため、私は有料の家計診断をお願いすることにしました。割安なのは、マネーフォワードのアプリの利用を促す(コースもアプリの利用が前提です)ためなのではと考えています。

 個人的に、自分のお金や家計について考えるのは、健康でいうと定期的に人間ドッグなどに行くようなものだと思います。少しとっつきにくい話ではあるものの、自分を知る第一歩になるのだと思います。

 

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