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拝啓 ベトナムでコーヒー豆を買いたいあなたへ

こんにちは、李瑚/Lico(@lico_travel)です。

ベトナム旅行に行ったらコーヒー豆をお土産に買いたいと思っていませんか?
または、ベトナムで飲むブラックコーヒーが苦すぎるけどなんで?と疑問に思っている方にぜひ読んで頂きたいです。

■ 私の夫、バリスタです。

実は私の夫、バリスタなんです。

まぁ、正確に言うと「バリスタ」っていう資格はないし、日本で「バリスタ」というとカフェなどである程度の期間働いている方を指すので、そうなってくるとちょっと語弊があるのかな。

でも、オーストラリアでバリスタ講習受けて無事に修了したから、そういう意味では「バリスタ」です。
ちなみに私はブラックコーヒーが飲めません。
バリスタの夫がいながら残念すぎる・・・。

そんなバリスタの夫いわく、「ベトナム旅行に来る日本人観光客が間違ったコーヒー豆を買って帰ってしまう」らしいんですよ。

ベトナムってコーヒー豆の輸出量が世界第2位というコーヒー大国なんです。練乳とまぜて飲むベトナムコーヒーも有名ですよね。
そんなこともあって、ベトナム旅行に来るコーヒー好きの方はコーヒー豆をお土産に買って帰る方が多いです。

だけど、もしベトナム旅行でコーヒー豆を買って帰ろうと思っている方がいたらご注意ください。

■ コーヒー豆の種類が違う!?

コーヒー豆には2つの種類があるんです。
(厳密には3種類だけど、あまりにもマイナーなのでここでは一般的な話として2種類にします。)
アラビカ種ロブスタ種

・アラビカ種・・・天候や害虫などの影響に弱く栽培しにくい。
・ロブスタ種・・・アラビカ種より栽培しやすいく、安価で苦い。

スタバやコンビニのコーヒーは基本的にアラビカ種の豆。そして、缶コーヒーにはロブスタ種の豆が使われていることが多いです。

また、スタバやカルディでコーヒー豆を買う場合はアラビカ種になるので、日本にいると「どっちの種類の豆を買おうかしら?」なんて迷うことは日常的にはありません。

日本でロブスタ種の豆を見かけることはほとんどないんですよね。

■ ベトナムで流通しているのはロブスタ種

一方、ベトナムで栽培が盛んなのはロブスタ種。
なんせ天候の変化や害虫にも強くて栽培しやすいから、たくさん栽培できるんですよね。
練乳と一緒に飲むベトナムコーヒーもロブスタ種を使っています。
ちなみに、ベトナムコーヒーに練乳をたっぷり入れるのは、ロブスタ種が苦すぎてブラックでなんか飲めないから。

ここまでお話したらなんとなく分かってもらえたと思います。

ベトナムで売られているコーヒー豆は苦くてブラックではなかなか飲めないロブスタ種であることが多いのです。

■ コーヒー豆を買うときは必ず確認

そんなこともあり、何も知らずにコーヒー豆を買ってしまうと、日本に帰ってコーヒーを淹れたら苦すぎて飲めなかった・・・なんてことが起こります。

アラビカ種の豆はベトナム南部のダラット産がが有名です。しかし、コーヒー豆輸出第2位のベトナムではあるものの、アラビカ種の豆は栽培量が少ないので、やはり少し高額です。

ということで、ブラックコーヒーを飲みたくて豆を買うときはアラビカ種の豆かを確認してから買ってくださいね。
もちろん、練乳と一緒に飲むベトナムコーヒーを淹れるならロブスタ種がおすすめですよ。

李瑚/Lico


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