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(1)第1章「私たち」にとって「環境」とは?

はじめまして。こんにちは!
生まれも育ちも恵那山麓。岐阜県恵那市生まれ、岐阜県恵那市&中津川市育ち、安藤由美子です。

今回、「恵那市環境対策協議会」の総会という大変堅い場に、まさか「講師」などという立場で声をかけていただき、驚いています。

肩書は色々と書いてみましたが、私は地域で暮らす一人の子育て中の主婦という気持ちでいます。そういう人に、「講師」として講演を依頼される恵那市さんというのは、大変面白い市だなぁと思っているところです。

さて、タイトルは「子どもと孫たちに、何を残し伝えていくか?~恵那の山里から、地域と世界の存続可能性を高めていくために~」とさせていただきました。

ざっくりというと私がこれまで、「何のために」「どのように」「何をしてきて」「現在何を考えているか」という順番でお話をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

まず「何のために」ということですが、それは「私たち」にとって「環境」とは?ということが大事になってきます。

皆さんに、まず一つ質問をさせてください。


今から11年後、みなさんはおいくつでしょうか?
そして、どこで誰と、どんな暮らしをしていらっしゃいますか?

30代という方、さすがにいらっしゃらないですね。40代、私もですが、数名いらっしゃいますね。50代の方、あ、増えてきました。60代の方、結構見えますね。70代の方、だいぶ多いですね。80代の方、まだまだいらっしゃいますね。90代の方、あ、お一人でした。100歳以上という方は・・・いらっしゃいませんね!(笑)

さて、みなさん11年後は100歳以下ということですので、きっとご存命でお元気でいらっしゃることと思います。

私はですね、今が36歳ですので11年後は47歳になっています。夫は46歳。そして今8歳の息子が、11年後は19歳になっているはずです。

もちろん、11年後も恵那で暮らしていたいですね。そして、百姓と教育事業を家族で展開していたいです。

たまには、海外へ家族で出かけて、心豊かな国や地域の成功事例を学びに行っていたいと思います。これが、私の11年後への願いです。

さて、その11年後、世界はいったいどんな状況になっているでしょうか?

私たちは、もちろん、それぞれの地域に住んでいて、それは恵那市の中で、そして日本の中で、そして日本は大きな世界、地球にあるわけです。

地球の状況というのが、それよりも小さい国や市や地域に、大きな影響を与えることになります。ですから、「Think Globaly!」地球規模の視点は、欠かすことができません。

11年後というと、何年ですか?そう、2030年ですね。今、この2030年をめぐって、世界は大きく揺れているということを、みなさまご存じでしょうか?

今、世界中100ヵ国以上で、100万人以上の子どもたちが、学校を休んでストライキを起こす「スクールストライキ」が広がっています。このニュース、ご存じの方、どれくらいいらっしゃいますか?

あら・・・お一人もいらっしゃらない。なるほど!

欧米では知らない人がいないぐらいのニュースですが、日本では知っている人は本当に少ないんだそうです。

我が家は実は、新聞もとっていなければ、テレビもおいていません。ニュースは、もっぱらインターネットです。それからSNSでは、世界中で暮らしている人たちがリアルタイムで色んな情報を投稿するので、大きなニュースは自然と入ってくるんです。

つまり、このニュースは、日本の新聞やテレビでは扱われていないっていうことなんですね。なるほど!

昨年8月に、スウェーデンの15歳の少女、グレダさんが学校を休んで座り込みを始め、その訴えをTwitterで拡散したんです。あっというまに、世界中に広がっていきました。彼女は国連にもスピーチに呼ばれ、ノーベル平和賞候補者ともいわれています。

さて、彼女はいったい何を訴え、そして世界中の子どもたちは、何を求めてここまで大きな広がりとなったのでしょう?

長くなるので、続きます!

https://note.mu/life_energy_map/m/m3819b0daaca8


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