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大いなる視点 と 二槽式洗濯機


桜も終わり新緑の季節がやってきます
ツツジやヤマブキの花も楽しみ〜

私は桜が咲く頃に離婚したので
この春は離婚から丸6年になりました


離婚して一番嬉しかったことは
「二槽式洗濯機が買えたこと」笑

  元夫は見た目重視で
  「二槽式はみっともない!!!」と・・・

離婚したら家電は好きに選べるのだから
洗濯機は「絶対に二槽式」と決めてました


 今どきシルバニアもドラム式ですが
 娘っ子の頃はシルバニアはまだ二槽式
 思い出の玩具で時代が分かりますねぇ


結婚して31年間 ずっと縦型全自動洗濯機で
その汚れ落ちの悪さと 部屋干しの生乾き臭と
洗濯機自体のお手入れの大変さにうんざり・・・
二槽式洗濯機への憧れが強かったのです


縦型どころかドラム式がメインの時代
大型電気店へ行っても
二槽式の展示がないところも多く

あったとしても売り場の一番奥の
見つけるのが大変な目立たない薄暗い所に
ホコリまみれのが1~2台

店員さんは鼻で笑って
誰一人近づいてこない 笑

メーカーお取り寄せで時間もかかりました

私自身は全自動洗濯機世代なので
二槽式洗濯機を使うのは初めてでしたが
使った初日から感動!!

 石けんとセスキがあればしつこい汚れも
 まるでつけ置き漂白しておいたみたいに
 めちゃくちゃきれいに洗いあがる

 しっかり脱水できるので
 室内干しでもよく乾き
 生乾き臭が全くない!

 洗濯槽と脱水槽が別なので
 とにかく洗濯にかかる時間が短い

 くず取りネットが百均で3枚入り

 洗濯槽が超シンプルなので
 洗濯槽クリーナーとか必要ない

 おばちゃん1人で持ち上げて移動できて
 洗濯機周辺の掃除も楽々

 等々・・・

あまりに素敵で快適な二槽式洗濯機に
♡フォーリンラブ♡ 

購入時は周囲に散々バカにされたけど
57年の人生で一番気に入った白物家電です 笑

私が死ぬまで製造し続けてほしい

二槽式洗濯機は
奥行きはないけど幅があるので
防水パンには乗りません

 うちの現在の住まいは古い団地なので
 防水パンが後付けで設置場所が変・・・笑
 そのおかげで余裕で置けましたけど

 規格が決まってるマンションとかは
 設置できないかもしれませんね

だから他人様にはオススメしていないけど

 汚れが落ちない 臭う 洗濯に時間がかかる
 乾かない 手入れが大変 洗剤代や電気代が

 そんなふうに洗濯で苦労している人ほど
 二槽式洗濯機をオススメしたい


おっと・・・ここまで完全に

「二槽式洗濯機のオススメ記事」になってる


ここから本題です・・・笑


 同じ会社に長く勤めていると
 その会社ではあたりまえのことが
 同じ業種の別会社では全く違っていたり

 同じ県内で転校しても
 となりの市では給食がレベチだったり

 外から見たら全く同じ団地に見えても
 部屋によって壁紙も間取りも全然違ったり

 自分が知らないこと
 自分からは見えてないことは沢山あります


生まれてからずっと地元で暮らしていて
地元から出たことがない1つ年上の知人が

 少し前のベストセラー本をオススメしたら
 「近所の本屋にない」と

 東京で暮らしている娘さんが
 「無洗米を使っていたので激怒した」と

 ご近所さんに誘われた初めてのTDLは
 「苦痛でしかなかった」と

 「姑を見ると自分の未来が見えて辛い」と

私にとっては毎度毎度 衝撃発言です

 
 生まれ育った地域のあたりまえが
 その人の「世界基準」になっていて
 それ以外はありえなくて
 スマホも LINEも YouTubeも Amazonも拒否

 金銭的にも恵まれた豊かな方でしたが
 「あなたは自由でいいわよね!!」と

 私が自由なのは「マインド」ですが・・・
 それは言わずにおきました


ずっと同じ場所に暮らしている
ずっと同じ会社に勤めている
いつも同じ店で買い物している
いつも同じ物ばかり買っている
いつも同じ人とだけ付き合っている

 それが悪いのではありません

 それを自分で選択してきたのなら
 幸せなことなのです

 でも知人の
 「あなたは自由でいいわよね!!」
 この言葉が

 「私はずっと我慢して生きているのに」
 そんな風に感じました



ずっと同じモノ・コト・場所を選ぶのが
悪いわけではなく

自分がそれらを
本当に好きで使いたい
そのお店が好きだから通いたい
そこで暮らしていると幸せ
「自分の選択の結果」ならいいのです

ただ「無意識で選んでしまった結果」が
あまりに多いのです


 買い物に悩むと
 「みなさんこちらを選ばれますよ」
 「こちらが一番人気です」
 と決め台詞を言う店員さん

 みんなそうする
 みんなと同じ
 普通は○○でしょ

 子供の頃からあらゆる場面で
 そんな台詞を聞き続けてきたはず


 「みんなが選ぶ=正解」

 自分の心の声ではなく
 周りの声ばかり採用して

 世間のあたりまえ・普通・他者の意見
 そういう外側の基準に合わせて生きてきて
 自分の本心が全く分からなくなっている

「自分で自分がわからない」のです

 自分は何が好きで何が嫌いか
 自分に何が必要で何が不要か
 自分が大切にしたいことは何か

 自分がわからないので
 「外側の基準」に合わせて生きます
 「みんなの普通」に合わせて生きます

 そして
 「望まない結果」を手にしているんです


前出の知人のように
自分の人生を母親や姑に重ね合わせることで
枠から はみ出ないように生きる
そんな昭和的な生き方をする人もあれば

四六時中 スマホをのぞき込んで
服も髪型も鞄も食も住みたい地域も旅行先も

「どれが正解?」
「どれを選べば間違わないで済む?」

「今の流行は?今の正解は?」
 常にSNSをチェックして

「誰かに勧めてもらわないと選べない」
「指示されないと動けない」

自分で考えない
自分で責任がとれない
自分から行動できない
「指示待ち族」がたくさんいます

自分が指示待ち族だなんて思ってもいないし
自分が誰かの生き方をなぞってるだけなんて
考えもしない

ただ
「みんながそうしてるから自分もそうする」
老若男女問わず・・・そんな人が多いです

※こういう人の特徴
 自分のことが分からないので
 いつも人の話ばかりしています

 必ず「話の主語が自分以外の誰か」です
 あの人が あのタレントが・・・という具合に
 「私」を主語にして話せないのです


「自分を生きる」とは「自分が基準」です

自分を基準にして生きるには
   「自分を知る必要」があります


それには
「知らない価値観に出会うこと」が大切です

  物理的に無理なら 本を読めばOK
   (過去記事:「宇宙の叡智」参照)

自分とは違う価値観に出会った時に
感じるのが「快」であれ「不快」であれ

「自分の心が揺らいだとき」が
「自分を知るチャンス」です

 いいなーと「快」を感じたなら
 自分の好きに気づけるし

 嫌だなーと「不快」を感じたなら
 自分の嫌いに気づけます

そこから
「私は何故これが好きなんだろう」
「私は何故これが嫌いなんだろう」
じっくり自分に聞いてみるんです


私は若い頃
隣国の話に拒否反応が出ていました

ある時
私はなぜ隣国の話が苦手なんだろう?と
じっくり自分に向き合ってみたら
隣国が苦手になる理由が全くない・・・!!

私が隣国の名を聞くたびに不快になっていた
本当の原因は・・・

「いつも隣国を悪く言う親と元夫に
 強い不快感を抱いている」
それに気づくことができました

不快な感情は隣国にではなく
「隣国の名を聞く=隣国の悪口を聞く」
無意識でそんなビリーフを持っていたのです

自分がそこに気づいてからは
安心して隣国のカルチャーや食文化を
楽しめるようになりましたし
今では娘っ子との共通の趣味になりました

 自分の「思い込み・観念・ビリーフ」に
 気づけると 安心して手放せます

自分の本当の気持ちに気づけると
安心して生きることができます

だから自分を知ることが大切なのです


私たちは大いなる一つから分離して
違いを知り味わうために
この二元性の世界に生まれました

 大勢の「他者」がいるのは
 沢山の「視点」を知り
 沢山の「違い」を知ること

「違い」を否定するのではなく
「自分と他者の違いを味わってみる」と
自分が大きく成長できます

好奇心を持って耳を傾けてみるだけでも
世界は広がっていきます

 ちょっと立ち位置を変えて
 他の人の視点に立って見てみると

 自分がどれだけ偏った見方をしていたか
 気づいて恥ずかしくなることもあります


自分の立ち位置を少しずらしてみる

 視点が変わると横に広がり
 視座が変わると縦にも広がり
 どんどん高い位置から広範囲を見られます

最初は目の前しか見えなかったのが
住んでいる地域の上空から
次は日本の上空からアジアの上空から
地球の外から・・・と

 視点が変わり視座が変わると
 今いる場所で「大いなる存在視点」にも
 達することができるのです


私たちは魂の成長のために生まれたので
幾つになっても成長できるんです

肉体には死があるけれど
魂には終わりがないのです

歳を重ねると身体は老化するので
「今さら○○しても」 「今さら学んでも」
そんな風に諦めてしまう人が多いですが

身体は時間と共に老いても
心の老いは自分次第です

心の老いは自分を諦めた時から始まります

ありきたり・・・ですが
あなたの人生で「今日が一番若い」のです
「今が一番若い」のです

宇宙は常に拡大し成長し続けています

その宇宙の自然な流れに同調するには
自分自身も「経験し成長し続ける」こと

自分の経験・成長を止めることは
宇宙の流れに抗うことです
だから苦しいんですよ

昨日と何も変わっていないように見えても
この宇宙の万物が「諸行無常」です
変わらないものなどないのです

あなたも経験し成長し続けるのが
本来の姿です



さぁ!

「皆で手を取り合って 皆一緒に停滞・・・」は
そろそろ卒業しましょう


 世間の風潮になんか流されず
 世間の普通に合わせるのではなく

 自分の心の声を聞いて
 自分の生きたい道を進みましょう!!



さぁ!

「二槽式洗濯機を使いましょう!」笑笑笑



最後まで読んで頂きありがとうございます

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