1歳の娘が夜泣きをしないわけ

これまで娘は夜泣きというものをしたことがない。
おしっこしてぐずったときは替えてあげればまた寝るし、
お腹が減ったり喉乾いたというときはおっぱいをあげればすぐに寝る。

「夜泣きしたことない」

と言うと、同世代の子どもを持つ人は大抵驚く。
娘が夜泣きをしないのには理由がある。

ざっと理由を挙げてみる。

【カフェインを取らない】
うちは完全母乳なので、ママが食べたものがおっぱいに影響する。
コーヒーやお茶などカフェインが入ったものを摂ると、おっぱいを通してこまも飲む。
すると交感神経が優位になって寝なくなるのだ。
さらに言うと、利尿作用によっておねしょをしやすくなり、眠りが浅くなる。

【アルコールを飲まない】
妊娠がわかってから、今まで妻は基本アルコールを飲まない。
妊娠前までは二人で毎晩ワイン一本とか空けていたのに、だ。
アルコールは子どもに対して睡眠障害の害がある他、
運動能力発達への影響や、肥満への影響が懸念されている。

【テレビは見せない】
我が家は基本的にテレビをつけない。
昨年は僕がどうしても見たいと言っていた「大河ドラマ」を週1回見ていたくらいのものだ。
確かにテレビをつけていれば、そちらを見ていてくれるから手が離れて楽なんだけど、テレビを見せることによって、夜脳が情報処理を仕切れなくて眠りが浅くなってしまったり、光と音による刺激によって覚醒してしまったりする。
子どもの言語能力発達にも悪い影響があるとの話もある。
昼間の時間確保したいがために、夜中に夜泣きで起こされるのは交換条件としてはつらいやね。
大人だけじゃなく、子どももね。

【睡眠のリズムが安定している】
夜、できるだけ娘の寝るリズムを崩さないように気をつけている。
これまでは18時頃にお風呂に入って、19時には寝かせる。
最近は体力もついたのと、ご飯を食べるようになったので、
お風呂に入った後、一緒にご飯を食べてから20時頃には寝るようにする。
お昼寝のタイミングもできるだけずらさないように心がけている。

【蛍光灯は使わない】
蛍光灯の白い光は脳を覚醒させる働きがある。
そのため、こちらの仕事は捗るのだが、子どもにしてみれば眠りが浅くなるので夜泣きしてしまう。
夜にやりたいことがあっても眠さに勝てなくて早く寝てしまうという副作用はあるが、娘が気持ち良く寝てくれるのであればと、我が家は夜は間接照明のみ。
他のお家と比べたら「何て暗い家庭だ」と思われることだろう。

【昼間遊ばせる】
体力が有り余っていると、夜なかなか寝てくれなくなり、
寝るタイミングが狂うと、寝たくても寝れなくて夜泣きする。
そのため、ある程度疲れさせるために散歩に連れて行ったり、
昼間手を止めて一緒に遊ぶようにしている。

【砂糖はとらない】
先ほども言ったが、うちは完全母乳なので、妻が食べたものが母乳を通して娘に行く。
砂糖も然り。
砂糖は血糖値を急上昇させるため、アドレナリンが分泌されて興奮状態になる。
昼間食べたお菓子などが原因で夜泣きをすることもある。
暴力的になる、キレやすくなる、落ち着きがないというのも砂糖の副作用なのだそうな。
あまり砂糖をとるのは良くない、ということで我が家はほとんど砂糖をとらない。
調理もメープルシロップや羅漢果糖などで代用している。

ま、色々挙げてみたが、夜泣きしない理由を一言で言うと、
「妻の努力」
なのだ。
妻がストイックに摂生をしているおかげで娘は夜泣きをしない。

実は先週、娘がひどい夜泣きをして、
「これが噂の夜泣きか」
と初体験したのだが、
理由は、昼間NHK教育を夢中になって見ていたことと、
風邪で鼻が詰まって呼吸がうまくできなかったことだった。

子どもが泣くのには理由がある。
夜泣きだって、夜になったからって習慣のように泣いているわけではない。
夜泣きも原因がわかれば改善の余地はある。

ここで偉そうに能書きを垂れているが、実は原因を究明するのも、それを改善するのも妻なんだけどね。
おかげで僕は夜寝ることが出来ています。
ありがとう。
ほんと、出来た妻だわ。

※この内容は2015/5/17に書いたものです。


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