漠然と「将来について考えましょう」と言われたってなかなかビジョンって見えてきませんよね。5年後、10年後の自分がどうなっているかと言われてもなかなかイメージつかないものです。だって、未来は予想通りにはいかないんですから。5年前の時点で誰がコロナ禍を予想してたでしょうか？誰も予想してなんていないですよね。
自分が将来どうなりたいかを考えるとき、どういう暮らしをしているかという視点でビジョンを描いていくと見えやすいかもしれません。

現在地を知る

今どんな暮らしをしているのかなというのを書き出してみます。現在地と理想像とのギャップをどう埋めていくかが課題になるからです。
僕の場合、今都会と田舎の2拠点生活をしています。仕事はサラリーマンなので週に5日勤務する代わりに安定した収入を得ています。主に勤務は都会で、休日は田舎で暮らす生活です。収入は安定しているのはありがたいのですが、育児もあり自分の時間がなかなか取れないことが不満の1つでもあるかな。

理想像を描く

どんな暮らしをしたいのかといえば、もっと自由になりたいなというのが僕の答えになります。もっと田舎暮らしの割合を高めたいし、都会に行くタイミングも自分で選びたい。たまに別な場所への旅行などもしたい。
1日の過ごし方を具体的にしていくと、まず朝は早起きして釣りに行き、午前中は畑作業に精を出す。午後にパソコンを開いて現金を稼ぐ仕事をして、夜に読書など趣味の時間を楽しむ。そして月に1度くらいはどこか旅行や出張に行けたらいい。

理想像までの課題は？

田舎の拠点があるので、釣りもできるし畑もある。通信環境も整っているしパソコンだって持っている。環境は整っているので、あとはそれをこなすだけのソフト面の整備が必要なわけです。

大きなところで言うと、仕事。今の仕事を続けていたらこの暮らしは絶対にできない。今の仕事を辞めて、かつ今と同程度の収入を午後の時間だけで生み出すこと、これが最大の課題になりそうです。理想を手に入れようと思う多くの方の課題もきっと一番多くの時間を割いている仕事になるのではないでしょうか。

これはもう一度フリーランスに戻って仕事を自分の裁量で回せるようにならないとダメなのかなと思ってしまいます。田舎で暮らす、そのこと自体がコンテンツになるような仕組み作りを考えられたらいいのかな。