見出し画像

賽銭箱にお札を入れる人の正体とは

遅ればせながら、この3連休に初詣に行ってまいりました。新年早々は混みすぎていて、ゆっくりと神社の雰囲気を味わえないし、マイペースにお参りができないから僕はあまり好きではないのですよ。

お参りに行った際、お賽銭を入れますよね。みなさんいくら入れてます?ご縁があるように5円?二重に縁があるように22円?それとも財布に入っていた小銭を適当に?

賽銭箱をよく見ると、千円札が意外と入っていたりして驚くことがありませんか?たまに一万円札も入ってたりして。

賽銭にお札を入れるなんて・・・!一体どんな人がどんな思惑で入れているのか、気になりませんか?

お札を入れている人の正体は・・・!

どんな人がお札を賽銭箱に入れているのか、それは僕です(笑)

僕は今年、本殿の目の前まで来てお賽銭いくら入れようかと思って財布を開けてみて、小銭を見てみたのですが、まあまああったんです。500円くらい。これを全部じゃらっと投げようと考えました。でも、いや、ここは千円を入れようとその場で決めてお札を投入したのです。

お札を賽銭箱に入れたのは初めてでしたが、僕のような人が実は何人もいるんだということに気づきました

なぜお札を賽銭箱に入れるのか

千円を入れるなんてもったいなくない?
過去の自分の声が聞こえてくるようです。だって、千円あったらそこそこいいランチが食べられますし、カフェに行ってコーヒーにケーキをつけることもできます。それに本を1冊買えるかも。

それなのにも関わらず、なぜお札を投げ入れてしまったのか

正直、理屈ではないんです。合理的に考えて損か得かで秤にかければ損をします。何かを買ったわけではないのですから。
でもお札を投げ入れたのは、それが気持ち良いと思ったからです。

感情に合理性は通用しません。
気持ちいいは値段では測れないのです。

お賽銭を100円入れたら気持ちいいと感じる人もいるでしょうし、
語呂合わせで5円を入れると気持ちいいとか、
5円玉をいっぱいぶちまけると気持ちいいとか、
人によって感情は様々。

お札を入れたかったから入れた。
これに尽きるのではないでしょうか。

お札を入れたリターンは?

とはいえ、お札を入れたんだから何かあるでしょう?
と考えるのが人間の性ってもんですね。

いっぱい願い事をしているの?
それとも何か物凄いことをお願いしてる?

と僕も以前は考えていましたが、答えはどちらでもありません。
手を合わせてシンプルに今年の飛躍と幸福をお願いしました。

お札を投入して手に入れたものは清々しさです。
それこそ貧乏だった頃は数円の小銭を投入することでさえ躊躇いました。
それが今ではお札を入れられるくらいに出世したんだよ、と言う神様への報告です。

1000円札1枚で気持ちよさと前向きな気持ちとちょっとした福を手に入れられたら、安いものではないでしょうか?
お金で買えないもの、目に見えないものを手に入れた、僕はそんな気持ちでいます。

無理に大きな金額を賽銭箱に入れる必要はないと思っています。自分が気持ちいいと思える金額を入れてみるのはいかがでしょうか。

ありがとうございます!これを励みに執筆活動頑張ります!