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面接で話せることが限られている。

ようやく気持ちが落ち着いたので、記事にしようと決めました。
前から何度か書こうと試みましたが、ついフラッシュバックして感情的に書き連ねてしんどくなる負のスパイラルを繰り返して断念。

ようやく抜け出すことができたのがつい最近。

んで、「いっちょ書いてみるか!」と思い立ったのが今。

幼いころから世の不条理に気づいていたものの、「ここまでとは…」と面食らったものです。

就活生だった頃の自分の話です。

刀らぶのメンテナンス中の暇つぶしになったね。




1.「人の倍やらないと周りに追いつけない」


大学生までの自分はいつも自身に言っていました。

人のプライバシーに土足で踏み荒らし、満足したら去っていく方々の中に放り込まれていました。
その人が去っても、また他の人が踏み込んでくる。

それが当たり前だったので、妨害されても何とか達成することができていました。
けど、いつしか何かを始めようとすると「また妨害されるのか…」と頭の中で映画のようによみがえるように。

「さんざん周りから邪魔されてきた」
「本来得られるはずの学力や教養、知識が得られず、必要最低限のものさえ身につけられなかった」
「なので人から奪われた時間の分を取り戻すために、人の倍やらないと追いつけない」

何かを始める出来事にネガティブな感情がたくさんくっついていたんだな、と今なら分かります。
それを子どもが理解できるだろうか。
言語化もできない、頼れる人が内にも外にもいない、孤独な子どもに。

普通ならすぐにできてしまうことも、自分からしたらいばらの道。
それが小さいころから当たり前。

手に入っても、また何かを始めるたび「またあんな目に遭うのか…」と気が遠くなってやる気が起きなくなるんです。

どうしてか?
傷つくのが怖いからです。

自分が怒られる姿を奪った人間達はこそこそ笑っている。
このような人には自分が何言っても理解できないでしょう。

大事な時期にもお構いなくやってくるもので、大学受験も2浪して合格。

晴れて大学生になっても事態は変わらないものです。

授業に追いつけない。
前提の知識さえないのだから。

自分の無力感に苛まれましたね。

苦難の末2年休学。
その間毎日恐怖に押し寄せられていましたね。

「単位取れるだろうか」
「就活しながら授業なんてできるのか」
「就活費用と一人暮らしの費用も貯めないといけないのに」

本当は休まないといけないのに、頭の中はやることでいっぱい。
対面授業と相性の悪い自分は、学業と就活の両立は無理だと判断して休学中に内定を取って安心しようとしていました。

その期間が最も過酷でした。

トリプルハラスメント(モラハラ・パワハラ・セクハラ)に遭ってそれどころではなくなり、どこにも自分の居場所がなかったです。

「人の倍やらないと周りに追いつけない」の考えはますます強まりました。


2.ようやく自分に合う時代に


復学が差し迫る間際に自分にとって希望の光が差し込みました。

大学卒業までの1年間はWeb授業。
試験はすべてレポート試験。

これがなかったら自分は卒業できなかったでしょう。

対面授業よりもはるかに成績が良かったです。
ほとんどAかA+でした。
(通っていた大学の成績評価は最高A+,A,B,C,Fの5段階でした)

一方就活はというと…うまくいかなかったです。

経済面の影響が大きかったです。
「この面接に落ちたら、今までのお金が無駄になる」という気持ちがあって身動きが取れない状況。

あと、新卒採用の企業が多くなかったのもありましたね。

一番の理由は「自分にはハンデがある上に面接で話せることがほとんどない」でした。

ポテンシャル採用といわれる新卒採用は、今までの自分を深掘りし、培ってきた学力をお披露目する場。

トラウマたっぷり、小学生レベルの学力すら危うく、かつ浪人休学(+10年以上精神疾患持ち)の人間にとっては拷問やろレベルですね。


3.希望より不安が大きい


就活の準備は1年生からやっていました。
これも「人の倍~」の影響ですね。

それも2年の夏くらいまでで、秋から1年間で大量に単位を落としてそれどころではなかった。

自分が悪くないのにどうしてこんな思いしないといけないのか。
周りはあんなに自分に時間を使って楽しんでいるのに。

嫉妬と憎悪が激しかったな~と今なら笑えますね。

んで、3年後期は猛勉強して最後の1年は残り24単位を残して休学に入りました。

その休学の申請をするときも、病院から傷つけられることを平気で言われたりしましたが、心身ともに疲弊した状態で休学しました。

その間も就活の準備をしてみましたが、
年齢差別に遭ったり、高圧的な採用担当に精神的になったり、
合説の主催者側のスタッフに断れなさそうな見た目と判断されて一番合わない業界のブースに案内されてフラッシュバックになったり…こんな感じで就活が億劫になりました。

適応障害になりますわね。

面接しても休学理由を聞いてくるだろうと思うとしんどくなりました。
休学理由に精神的な病気を言ったら印象が悪くなるから、と他の理由を提示しないといけないのか…と。


4.求人サイトを開いた占い師の言葉に納得


卒業間近になって「自分の適職って何だろうと」手相占いに行きました。

後半あたりから人生相談になり、まさかその場でインディードを開く占い師がいるなんて思いもしなかったです。

クリエイティブ、士業、開発職…と、まあいかにも専門スキルありきのご職業がずらり。

「自分はこんなスキルがあるんですー」と手に職系が多いですね。

「新卒採用なんて面接上手が受かるんで気にしなくていいですよ」と、こんなにリアリストな占い師おるんか?と珍しい体験をしました。

ドンピシャの結果でした。



5.たどり着いた答は…


新卒にこだわらなくてもいいんじゃね?と。

卒業してから3年経とうとしますが、ようやく自分の中で腹落ちしました。

その間「手に職つけよう」とプログラミングの勉強をしたり、スキルを身に着けてお金にしようとしたものの、うまくいかず。

そらあれっすね。
ハラスメントの環境下でやろうなんざできるわけねえってさ。

新しい環境に行動する勇気が出せず無力感にさいなまれて身動きが取れず。

という感じでしたが、昨年末から少しずつ動くようにしました。
ハラスメントを文書にして然るべきところに提出したり、ストレス要因を減らそうと距離を置いたりと。

やっぱ人間って環境でこんなに左右されるんだなって実感。

就職活動しようと自分の気持ちを置いてけぼりにして、SNSの情報にまどわされて他人軸で動いてしんどくなったりと色々ありましたが…

就職活動のイベントである企業のブースで自分の今までのこととか色々話したら「このままだと書類審査で落ちる可能性があるから、まずは派遣からはじめてキャリアアップしてみるといいかも」とアドバイスされました。

昔の自分だったら「また否定された」と数日寝込んでいた。
今は自分を客観視して「そうだよな」とアドバイスを受け入れ、納得できるまでに成長しました。

いやーすごい。

自分で傷口えぐりまくってきてよかった~と、今までの行いは無駄じゃなかったと実感。


秋ごろにコロナにかかったのも、今までの考えを改めるきっかけだったのかもと。

自分軸になってから、良い人を引き寄せています。
良い縁に恵まれるようになったなあと、しみじみ。

自分の理想のライフスタイルに派遣が合ってそうと思いました。

プライベート重視でスキルアップを目指す!

色々な働き方があるご時世にぴったり。


ちょいと今はMOSに向けて勉強をしています。

「資格を取って自分に自信をつけたい」「自分は勉強したんだぞ」と証明したいのです。

まずはExcelですね。
それからパワポ。

Excelの勉強をはじめて早一週間。
Excelの魅力にとりつかれています。

もう楽しくて仕方がない。

得意な分析で見つけた自分に合った勉強法のおかげ。

今までうまくいかなかったら投げやりになっていたのって、他のツールが与えられて来なかったからだと気づきました。

たとえあったとしても、こっちのレベルに合っていない参考書を渡され、ますます勉強嫌いを助長させられました。

さらに幼少期にすでに患っていたうつの症状で文字が読めず。

今はYouTubeやネット記事に助けられつつ、気になる内容であればノートにまとめたりしています。

もちろん、紙の本にもサポートをもらってます。




お、刀らぶのメンテナンスが終わりましたな。

ではこれにて。

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