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なぜ僕がこの事業を起業するのか?

初めまして!FUNTASM ENTERTAINMENT INC.の中田と申します。
僕は、エンターテインメントとテクノロジーを通じて社会貢献をしたいという思いからブロックチェーンゲームとオンラインクレーンゲームを融合させた世界初のゲーム 『NFTオンクレ BOUNTY HUNTERS』を開発しています。


僕がなぜこのようなゲームを開発することになったのかを
簡単にお話ししたいと思います。


チャプター1。小さな頃から夢だった自分のお店を20歳でオープン!

兼ねてより夢だった自分のお店をオープン!
人と話すことや、音楽が好きだったこともあって、音楽を楽しめるバーをオープンさせました。
お店のコンセプトは音楽の楽しめるカジュアルサウンドバー。外国語大学が近くにあることもあって、留学生も訪れるインターナショナルな雰囲気も味わえる一風変わったバーが完成しました!

チャプター2。バーテンダーという仕事で自分の本質を知る。


バーの本質は人。BARは人の悩みや寂しさを受け入れる場所でもあります。
バーテンダーとはバー=BAR、テンダー=守る人、という意味を持ち
僕はオーナーバーテンダーとしてお店のバーカウンターを守ってきました。

夢を追う学生さんや、お店でおパフォーマンスするアーティストたちの
悩みや課題にバーカウンターという学舎で共に語らう日々を過ごし、
彼らの問題を解決することで、ビジネスを通して誰かの役にたつということ
の素晴らしさに気づきます。

チャプター3。スキルの使い道

元々お店のライブのチラシやドリンクメニューなどを作るために
勉強したデザインやイベントプロモーションの為に覚えた、写真や動画制作のスキルを活かして、ご近所のお店や企業の広告のお手伝いをさせていただくようになり、そこからちょこちょこ広告のお仕事をさせていただくようになります。

チャプター4。ついにBARのカウンターを越えたその先へ

さらにもっと多くの人の役に立ちたいと思った僕は、越境ECのビジネスを
勉強し始めます。
それは介護や、なんらかの事情があって自宅から出ることができない人や
活動時間を確保できないアーティストの為にPC1台で自宅から短時間で
できるビジネスを構築し、提供したいと思ったからです。
仕入れや発送を一元化するWEBシステムツールを開発し、外注先として
ネイティブの外国人チームによるカスタマーサービス代行と海外発送代行
サービスを構築し、PC1台でビジネスを完結できるようにしました。

チャプター5。全てが止まる

多くの方に喜んでいただき、ツールや外注をご利用していただいて数年が経ったころ問題が起きます。
皆さんご存知新型コロナウイルスの到来です。

世界中で配送は全てストップ、事業を続けていくことが困難になりました。
もちろんBARもオープンすることができず、全てがストップします。

チャプター6。新型コロナウイルスが奪った『思い出』

新型コロナウイルス蔓延の影響でなす術なく、海外発送した荷物の対応に追われる中、僕が経営するBARのある地域の市民祭りがコロナの影響で中止になったと聞きます。
僕は毎年このお祭りに音楽仲間と一緒に出演していたこともあり、とても残念でした。

そのお祭りは毎年10万人が来場する大きなお祭りで、いつもご年配の方々による盆踊りや伝統的な太鼓の演奏、学生による吹奏楽の演奏やボランティア活動などのブース、たくさんの思いが込められた祭りでした。
『孫の吹奏楽の演奏を楽しみにしていたおばあちゃん』
『おじいちゃんの太鼓を初めて見るお孫さん』
『障害者さんの支援をしている活動を知ってもらう為にブースを出店する予定だった団体』
きっとみんな自分よりもっともっと残念だったろうな。
そんな風に思ったのを覚えています。

チャプター7。人の役に立つということ

そんな市民の思いが儚く散っていった翌年、ある依頼が僕のところにやってきます。それは市民祭りの運営リーダーの依頼でした。
祭りのイベント全体を企画し、実行するためのプロセスを構築し運営する。まさに祭りのプロデューサーです。
ただご存知の通り、コロナ禍真っ只中。祭りをするなんて正気の沙汰ではありません。
それでも僕はこの依頼を受け、着慣れないスーツを来て会議に出席します。
なぜなら昨年、いろんな人の思いが散っていった。そんな思いを2度として欲しくなかった。何か僕にできるなら全力で役に立ちたかった。

そして、僕は今までビジネスから学んだことをここで発揮します。
お店や企業の広告で学んだ動画スキル、越境ECで学んだWEBスキルなどを駆使し、市民祭り初のWEB開催を試みることにします。

もちろん初の試みに大いに反対意見もありましたが、僕には確信がありました。
誰かの役に立つこと!僕だからこそできる祭りがきっとある!
結果祭りは大成功!
学生たちの吹奏楽の演奏、盆踊りや太鼓の演奏は叶わなかったものの、その歴史文化伝統をインタビューとして届け、チャンネル立ち上げからたった3ヶ月のチャンネルにも関わらず、祭り当日のライブ配信の総再生数は10万回を叩き出しました。

エンターテイメントとテクノロジーが融合し、そこに情熱がブーストしたことで大きな成功を収めたと僕は思っています。

チャプター8。世界の問題との出会い

ある日、僕のバーの開店当時からの常連さんで、友人であるケニア人の方と食事をしていたら彼の国の話をしてくれました。
彼の国ではとても成績優秀な学生でも貧困を理由に教育を受けることができない子がたくさんいることや小学校に水道が通っておらず、授業の間に水を川まで汲みに行っていること。
そんな現状に彼のお父さんが個人でずっと支援しているというのです。

どうにかしてあげたい!そう思う一方で自分に何ができるんだろう?
一時的に部分的にはどうにかできても根本的な解決はできない。。
そう思いその場は『大変だね』『また僕にできることがあったら言ってね』と言って食事を終え、彼と別れました。

チャプター9。ブロックチェーンゲームの可能性

ケニアの友人との食事から帰宅し、僕はすぐに何かいい方法はないか?と色々調べてみました。
するとあるゲームが世界の貧困を支えているというニュース記事を目にします。
それは『アクシーインフィニティー』というブロックチェーンゲームで、
このゲームは『P2E』と言われるゲームをプレイして稼げるというという概念を世に知らしめた代表的なゲームで、コロナの影響で経済が完全に崩壊してしまっている国でも、このゲームをプレイして生活費や子供の学費を稼いでおり、貧困を支えるライフラインになっていると報道されていました。

チャプター10。夢と現実

ただ自分にはブロックチェーンや業界に詳しい知識がなかったので、出てくる企画はハードルがあまりに高くて実現が困難な企画ばかりで、夢と現実の板挟みで、どうしたら貧困の支援と、それを継続するための収益化できるビジネスをつくれるのか、思い悩んでいました。そんな折、知人の紹介でWeb3事業の立ち上げを複数経験していたひとと出会い、彼に自分の考えた企画をぶつけてみたところ、一刀両断で即やめた方が良いと言われてしまいました。
正直自分の中でも厳しいのは薄々気付いてはいたものの、なかなか結論を出せずにいたのでこれには正直納得できた。

チャプター11。オンクレというゲーム

夢と現実の板挟みで悩んでいると、ふと昔の音楽仲間に食事に誘われ、気分転換も兼ねて行ってみることに。
そこで何気に友人からゲームセンターをやっている知人がいて、コロナ禍で 困っている。という話を聞きます。
何か自分でもできることがないか?そう思ってその友人に一度会わしてほしいと伝え実際に色々とお話してみると、コロナの影響で売上が激減しており本当に大変で、特にUFOキャッチャーなどのクレーンゲームは『オンクレ』と呼ばれるスマホでクレーンゲームを遠隔操作して遊べるオンラインクレーンゲームにお客さんを取られてると聞きます。

チャプター12。オンクレの課題

早速調べてみるとすぐにこの『オンクレ』の業界は飛ぶ鳥を落とす勢いで伸びている市場だという事がわかりました。
でもさらに深掘りしてみると実は大手オンクレを運営している会社は市場は伸びているにもかかわらず赤字をだしていることに気づきます。
大資本の新規参入が相次ぐ中、熾烈な競争にさらされているのは容易に想像できて、どうやら現状のコスト構造では利益を出していく事がなかなかに難しそうだなという事がわかりました。
さらにいろいろな数字を紐解いていくと、クレーンマシンを設置する倉庫の賃料や人件費などのオペレーションコストと、賞品の出荷コストが、赤字になっている大きな要因となっているようでした。

チャプター13。課題の解決策

課題のあるところにはチャンスもあるはず。
そんなことを考え色々と思いを巡らせていると、ひらめきます。
「ん!?これって、オンクレとブロックチェーンゲームを融合させたら
問題解決できるんじゃないか?」
賞品がNFTやトークンなどデジタル化すれば、そもそも出荷する必要がないし。
これはオンクレ業界の革命を起こせるかもしれない!!
意気揚々とこんな少し安易な考えで始まった「BCG x オンクレ」がスタートします。

チャプター14。仲間との出会い

当然、本気でリサーチをすすめるうちに、そんなに簡単な事ではないのもすぐにわかりました。
自分だけの知識と経験だけでは浮き彫りになってくる様々な問題に立ち向かえないのは明らかだったので、これまでの活動で知り合った人たちに声を掛けコアチームを集める事に。
その中にはアーケード版のクレーンゲームを運営していたゲームセンターをやっている友人の知人や、Web3プロジェクトの立ち上げを複数経験してきた方も共同創業者として参画してくれることになります。

チャプター15。ブロックチェーンゲームの課題

早速ゲームの開発を始める僕たちでしたが、もう1つ解決する問題がありました。
実はブロックチェーンゲーム業界にも大きな課題があり、P2E(ゲームをして稼ぐ仕組み)が先行しすぎて、マーケティングの為にゲームプレーヤーが全員儲かるよ!と触れ込み、新規ユーザーが減ると当然エコシステムが続かずにゲームが短命になるという課題がありました。
これを解決するには全員が儲かるのではなく、勝敗を運営がある程度コントロールでき、ユーザーも満足できる仕組みを作ること。
そして、そもそも楽しいというのが担保されているゲームコンテンツであるということが必須でした。

チャプター16。ブロックチェーンゲームの課題を解決できる特性を持つゲームとは?

ブロックチェーンゲームの課題を解決できる特性を持つゲームこそが、クレーンゲームです。
クレーンゲームの会社が赤字で景品をユーザーに取らせているはずもなく、しっかり利益が出てるから、実は今ゲームセンターの売り上げの半分以上がクレーンゲームになっています。
でもクレーンゲームってほぼ100%でリピートします。
損するから一生クレーンゲームしない!みたいな人かなりレアですよね?
つまり、全員が勝つのではなく、勝敗を運営がある程度コントロールでき、ユーザーも満足できる仕組みにピッタリだったんです!
利益がしっかり出るのでクレーンゲームで景品を獲得した人にしっかりP2Eを楽しんでもらえる!
そういう安心安全なBCGを目指すことが可能なのがクレーンゲームなのです。

チャプター17。さらにゲームとして圧勝する


僕たちはのオンラインクレーンゲームはブロックチェーンゲームであり景品は通常のオンクレと違って、NFTやトークンやアマギフに交換できるポイントになります。
NFTにはまだリリース前にも関わらず、沢山のプロジェクトとコラボクレーンゲーム設置が決まっており、ここからもドンドンコラボ増えていく予定です。
特にweb3の枠を超えて、ユーチューバーさんや、アイドルの方、ミュージシャン、そしてアニメのIPとかコラボをしていく予定になっています。
このように僕たちが、今までクレーンゲームの中に入っていたIPのグッヅをデジタルプライズ「NFT」にすることで、日本中のIPがデジタルプライズを作る可能性を感じて頂けると考えております。

チャプター18。唯一無二のクレーンゲームで差別化

景品が違うだけではまだ差別化とは言えません。
僕たちのオンクレはPVPシステムを導入します!
つまりユーザー対ユーザーのクレーンゲームということですね!
通常のクレーンゲームは当然ユーザーが運営が用意したプライズを取れるか?それとも取れないか?で勝敗を決めていたんですが、このPVPの仕組みは1ターンずつユーザーがプレイしていくという形で、つまり有利な場所に動かしてしまうと、次の一手で景品が取られる可能性がある、でも景品を取りにいかないともちろん取れませんから、このせめぎ合いが考えたらだけでもワクワクしませんか? またこのPVPにはリーグ戦なんかもあって、トーナメント戦で勝ち抜いていくeスポーツのような大会も開催予定です!
そして、そのPVPをより面白くする為に用意されたゲーム内のアイテムがあり、2回連続プレイや相手のNFTを封印してしまったり、戦略的にNFTを装備してゲームに参加できるようになっています。
まるでカードゲームのような戦略性がMIXされたクレーンゲームなのです。

チャプター19。オンクレをグローバルへ

クレーンゲームは世界中にありますが、実はオンラインクレーンゲームはほぼ日本でしか遊ばれていません。
その理由は、グローバルの配送にあります。
通常のオンクレの景品はフィギュアやおもちゃだったりするので実際に配送が必要になります。
越境ECで国際発送の代行をしていた僕だからこそ分かることですが、国際配送は日々状況が変わり、安定的に供給することはとても難しいのです。
ただ僕たちのクレーンゲームの景品はデジタルになるのでグローバル配送もボタンひとつです。
また、ブロックチェーンゲームはそもそも海外で多くプレイされており、日本のアニメやIPのコンテンツも海外でとても人気があります。
僕たちは日本の人気のコンテンツをデジタルプライズとして採用し、グローバルで楽しめるゲームを目指します。

チャプター20。自分たちしかできないことで挑戦し続ける

最後まで読んでいただきありがとうございました。
エンターテイメントとテクノロジーを融合させることで『誰かの役に立ちたい』そんな僕の思いが少しずつ、大きな渦になりつつあります。
自分にしか作れない、唯一無二のゲームを開発し世界を笑顔に変える挑戦をこれからも続けていきます。

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