職業訓練校　ポリテク

仕事を辞める前から、失業手当をもらいながら職業訓練校（通称ポリテク）に行ってみようと思っていました。
ポリテクに通えば、
●失業手当の給付期間が延びる
●就職に役立つスキルが身につく

ポリテクにはいくつか学科があり、見学会に行き、一番面白そうだった「住宅リフォーム学科」に決めました。
ハローワーク経由で申し込むのですが入校には、面接試験があり、後に私の担任となる二人の先生から、志望動機などを聞かれたと思います。

そして、私の大失敗が発覚します。
入校して失業給付を延長するには、入校時の失業手当がもらえる残日数というのが何日以上というのがあり、私は3日ほど足りないことが分かりました。
失業手当をよーけもらっちゃろという目論見は夢と消えました。

が、ポリテクは面白そうだからやはり行こうと思い、受験し、入校しました。

住宅リフォーム学科は、3ヶ月は実技、3ヶ月は学科でした。
実技では、本当に家を立てます。
大工道具のセットが１人１人に貸し出され、ノコギリをひいたり、刃物を研いで手入れしたりします。
基礎と屋根はしませんが、柱を建てて、棟上げ式をして、壁や床を作っていきます。
本当に面白かったです。

クラスメートは30人くらい?で、定年退職した人や20才の男の子など、世代にも幅がありましたし、職歴も様々。半数が女性でした。

辛くて仕事を辞めたような私と違って、気楽に職業を転々としている人などいて、視野が広がった気がしました。
ここではみんな、最近仕事を辞めた人ばかりという共通点があり、何だかホッとしたというか、楽しかったです。
このとき知り合った人のうち２人は今でも交流がありますし、ポリテク行って良かったなと思っています。

半年間通うのですが、卒業後は就職することが大前提の上に、入校するのが条件です。
住宅リフォーム学科を卒業して、堀川遊覧の船頭になるなんて、分野が全然違うのですが、ポリテク的にはオッケー👌でした。