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夢の分析

今朝二度寝をして、またいつもの様に「中古のレコードを漁る」夢を見た。

なぜなのか、中古レコード店でレコードを探している夢を本当にしょっちゅう見る。いま現在、特別なにか特定のレコードを探している…なんてことも無いのに、本当にしょっちゅうこの夢を見る。

確かにレコードは小さい時から大好きで、日曜に父親の運転する車に乗って家族みんなで出掛ける時には、必ず本屋さんかレコード屋さんに寄ってもらっていたものだ。

今朝の夢では、“純邦楽” 系のレコードを探しているようだった。今朝に限らず、いつも夢の中で探そうとしているレコードは大概そういうジャンルか、もしくは “ディズニー映画 ”関連のどちらかだ。

そういう夢の中で、実際には存在しない見たこともないレコードを手にして、驚いたり喜んだりしているシーンが必ず出てくる。

深層心理的に、なにかきっとあるのでしょうね。


最近よく見る夢のパターンがもう一つあって、その夢では「あの時にやっていたあの仕事をなぜ辞めてしまったのだろう」って、いつも後悔をしている。そうした夢を何度も見るのは、いま現実の世界で果たせていない、何かがあるからなのかもしれない。

「辞めてしまったその仕事では自分らしさや能力を充分に発揮できていて、周りもそれを認めてくれていた、それなのにどうして辞めてしまったのだろうか」…… いつもそういう状況設定になっている。

9年前に、ヤマト運輸のドライバーアシスタントのアルバイトをしていたことがある。助手席に座って、ドライバーと一緒にマンションやビジネス街を廻った。ヤマト運輸のドライバーさんに憧れがあったので、一度やってみたい仕事ではありました。

その仕事をしていた時、自分は「仕事が早い!!」って何度か褒めてもらえた。いつも大概、確か佐藤さんというドライバーと一緒だったのだけど、たまに違う人と組むこともあった。一度だけ、素敵な若いセンター長と一緒になったことがある。或るマンションの郵便受けに、冊子か何かの包みがどうしても入らずに苦労していた時、そのセンター長がヒョヒョイ!!と上手にその包みを滑り込ませてくれて、自分は思わず拍手をしてしまった。

若いけれど、みんなを纏める力の凄くある人だったと思う。だからこそのセンター長なのだろうなぁ。

あの時一度だけセンター長のアシスタントに入ったのは、多分僕の仕事ぶりを確認する為だったのではないか…と思っている。


あのアシスタントのアルバイトをする中で、どうしようもなく感じの悪い無愛想なラーメン店の店長だとか、非常に気怠い雰囲気を常に漂わせる謎の女性のマンション住民だとか、今でも印象に強く残っている配達先のお客さんがいた。

いま現在、自分の家に宅配屋さんが荷物を届けに来る時、「ドアを叩かれたら直ぐに出る」とか、「代引では丁度ピッタリの金額を必ず用意して待つ」とか心掛けるようになったのは、あの時のアルバイト体験があったからだ。

元々、夏の間の短期間の契約のアルバイトで、その終了日が近づいた或る日、自分に「続けてもらえないか」という打診があった。ある種の達成感のようなもののある仕事だったと思うし、もしかしたら自分の特性を活かすことのできる仕事だったのかもしれないのだが、反面仕事のプレッシャーも大きくて、そのお誘いはお断りをした。

そのアルバイトをしていた時の記憶が、今の自分に何事かを伝えに来ているのだろうか。

やりたくても、あのような仕事はこれからはもう出来ないかもしれない。失い始めている若さ……それへの郷愁の気持ちがあるように感じる。



※(ここから、二つ前の日記「ゴールデンウィーク」に書いた話題の続きです)

昨夜、友達「たかちゃん」が贔屓にしていた噺家さんから返信のDMが届いた。やっぱり、友達に関する話題は何も無く、綺麗にスルーされていた。

人気商売ってそんなものかしら。どんなに応援していた人のことでも、こうなるのだな…。自分も個人的なことを書き過ぎたけれど、一言も言及が無いのは寂しかった。もうこれから高座を見に行く時には、特別なことがない限りは友達のことは言わない方が良いのだろうな…と思った。



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