先週金曜日、歌手ポプラさんのLIVEに行ってきました。場所は2015年以来、お馴染みとなっている、元築地市場そばの「BLUE MOOD」。

ポプラさんのLIVEは、いつどこでやっても“完売御礼”になりますが、今回は特に予約で一杯になるのが早かった。

今回のLIVEはお話も淀みなく、声も良く出て迫力満点、年齢を重ねてきたからこそのしみじみとした味わいのコンサートでした。

以前の記事にも書いた通り、ポプラさんのレパートリーはアメリカのスタンダードSongが主なんですけど、僕は日本語で歌うポプラさんの方が好きです。

もう十年以上前ですが、珍しくポプラさんが「花の街」(♪“七色の谷を～越えて～”っていう、あの有名な曲) を歌われたことがあって、その時「この歌って こういう歌だったのか…」と、凄く新鮮に思ったことがありました。

それまでのイメージだと、ママさんコーラス辺りが好んで歌う “無難な歌” ……みたいに捉えていた所があったのですが、そういうイメージがきれいに払拭されました。しっかりと歌に命が吹き込まれた…とでも言ったら良いか、こんなにしみじみとした、どこか寂しさもある歌だったのだと初めて思いました。

金子みすゞの詩に曲の付けられたレパートリーなども素晴らしいです。それとシャンソンなども。滅多にそういったレパートリーは歌わないのですけれど。

昔のポプラさんは自ら「話が苦手だ」なんてことを言っていましたが、今はお話がザックバランで、楽しいことコノ上ない。本当のこと言って、最近はLIVE中は笑いっぱなしです。苦労されて到達された、今の境地なのだと思います。

LIVE後、ポプラさんのことがネットのニュースに二年ぶりに出ていたので、リンクを貼ります。

［ポプラさんの歌の動画色々］

⬆ ポプラさんのホームページ