自分の好きな音楽
自分の好きな音楽について、書きたいと思います。
来たる4月12日 (金) 、築地の「Blue Mood」というお店で、歌手ポプラさんのライブコンサートがあります。
ポプラさんをご存知の方はどのくらいいらっしゃるでしょうか。一般に知られるようになってきたのは1980年代以降ではないか…と思います。かつての人気番組、TBSの「Gメン'75」のエンディング主題歌『遙かなる旅路 ~Wandering Man』を歌って以降、テレビアニメの主題歌にも二つほど起用されて、“知る人ぞ知る”…というような存在ではないか…と思います。他にテレビのCMソングも色々歌われましたから、声を聞けば “あぁ…あの人か…!!” となるかもしれません。
今の時点で一番分かりやすいのは、ディズニー・アニメ「美女と野獣」の日本語版でポット夫人の歌を担当した人…という説明でしょうか。
自分は1984年以降、ライブが開かれれば、毎回ほぼ欠かさず会場に駆けつけていました。ポプラさんのレパートリーの大半は、ジャズやその他ポピュラーの世界で歌われる「スタンダード」と呼ばれる歌たちです。
今の自分の音楽の趣味は、ポプラさんを知ることによって培われたもの…という気がしています。ポプラさんと出会うことがなかったら、現在まるで違う音楽を聴いていたかもしれません。
前の記事にも書きましたが、自分の最も好きな歌手はペギー・リーです。ポプラさんとの出会いによって知ることのできた歌手の一人。前の記事に上げたのはジャズっぽいものではない楽曲でしたので、ジョージ・シアリングのピアノで歌う『Lullaby of Birdland』の動画をここに上げたいと思います。
ペギー・リーの代表的なアルバムは「Black Coffee」ということに大体なるのでしょうが、自分はそれよりも「Songs from Pete Kelly's Blues」というアルバムが大好きです。1955年の映画「Pete Kelly's Blues」(邦題:皆殺しのトランペット) に出てくる 1920年代の歌をノスタルジックなムードで歌った魅力的なアルバムです。
その中から、この映画のために作られたオリジナルである『He Needs Me』をどうぞ ♬.*゚
歌の最後に出てくる、
or else he'll never know that I need him
just as he needs me
…という歌詩がとても好きです。
ペギー・リーのこういう歌もいいなぁ…と思います。ライチャス・プラザーズと三人で歌った『Yes Indeed』(エド・サリヴァンのショーにて) 。楽しくて、自然に一緒に手拍子したくなります。
前の「失恋ソング」の記事に入れなかった曲をここで一つ。
マイケル・ブーブレの歌う『Kissing a Fool』。まだ30代になりたての頃だったか、ジョージ・マイケルのもので聴いて、当時の思い出と一体となっています。ブーブレのヴァージョンも良いなぁ…と思います。
自分はアニタ・オデイという人は超有名でありながらそんなに聴いてなかったんですが、先日この動画を見てやっぱりいいなぁ…と思いました。1963年と1970年の演奏だそうですが、もし良かったら… (通して聴くと53分もあります) 。
最後に、二年前に珍しく取材されたポプラさんのインタビュー記事のリンクを⬇に貼ります。
良かったら読んでくださいませませ。
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