日記 2022/10/03〜2022/10/09

2022/10/03 優勝逃す

M1で迎えた昨日の最終戦はまさかの結果に終わった。一昨日の試合がショックな終わり方であったが、三森の先頭打算ホームランでその嫌な余韻が払拭されたかに思った。そしてギータのホームラン。2点のリードとは言え、優勝への流れができたと思った。板東もピンチを作りながらもナイスピッチングだった。疲れが見えてきたので、継投は仕方がなかった。

試合が終わってからしばらくはテレビの前から動く気にならなかった。受け入れるしかないが、あまりのショックで受け入れるのは難しい。

マジックが点灯していたとは言え、143試合消化した結果である。そうではあるのだけれど、1ファンとして143試合のすべてを画面越しもしくは球場で観戦し、その積み重ねの結果、ほぼ優勝を手中に収めかけていたにもかかわらず、それを逃したのはとてつもないショックだ。

優勝のためにビールを用意していた。どうしようかと思ったが、半ばやけ酒のような形で少し飲んだ。そこまで美味しい酒ではなかった。美味しい酒はCSを勝ち進んだときに取っておこう。
酒は美味しくはなかったが、酒を飲みながら143試合を思い返した。昨年の4位から2位に上がり、若手の活躍も目立った。筑後ホークスと呼ばれた選手たちの活躍は特に印象的で、観ていて心底ワクワクしたし楽しかった。今宮の復活もあった。観ていてしんどくなる試合もたくさんあったが、しかし日常に野球がある生活は最高で、何があっても野球は毎日あるというそのことがどれだけ支えになったか。今年は数年ぶりに球場に行くこともできた。

昨日のショックはなかなか忘れることはできないが、今日は内川の引退試合でもあるヤクルトの最終試合を観た。村上の56号には鳥肌が立った。
内川の引退スピーチは噛み噛みではあったが、内川らしさを感じさせるいいスピーチだった。ホークス時代のヒーローインタビューを思い出した。ここでも工藤前監督が花束を渡していた。明石にも、松田にも、内川にも花束をあげ、ホークスに在籍した選手にとっての工藤前監督の存在の大きさを感じさせられた。内川はまだ選手を続ける可能性がありそうだが、また何らかの形でホークスに帰ってきてくれれば嬉しい。パリーグにいたときには手強い対戦相手だった坂口、嶋選手のスピーチも素晴らしかった。

さて、CSまで少しだけ時間が空くが、優勝できなかった悔しさを直接対決で果たすべく、ぜひともライオンズに勝ってほしい。イズミン、昨日打たれたのは仕方がない。まだ試合は残っている。

2022/10/04 そして考えるのはやはり野球のことばかり

昨夜は久しぶりの睡眠障害で、短時間での覚醒を何度も繰り返しほとんど寝られず。ただ寝られないだけならいいが、寝ついたら覚醒するとことがループするとそれ自体が悪夢みたいで朝を迎えたときに非常にしんどい。しばらく症状出ていなかったんだがなぁ…思い当たる節はありまくりだ。ライオンズに勝てば熟睡できるんだろうか。

今日は午後から雨。娘は運動会の予行練習のため午前中のみ登園。明日は休みである。9日が運動会で10日が雨天時の予備日だが、今の天気予報だとどっちも雨だ。どうなるんだろう。それ以降はずっと晴れなのに、9日と10日だけピンポイントで雨。せめて午前中だけでも天気がもってくれれば運動会は開催できるんだろうけれど。久しぶりにてるてる坊主でも作るか。そう言えば、子どもと一緒にまだてるてる坊主を作ったことがない。子どもの頃は何度もてるてる坊主を作った記憶があるが、その翌日には何があったんだろうか。遠足だろうか、家族旅行だろうか。

少しずつ戦力外のニュースも出てきて、ホークスはまだだがヒヤヒヤしている。楽天に行った川島が戦力外というニュースがあったが、まだ現役続行を希望するとのこと。NPBのチームに入れることができれば一番いいのだろうが、ムネリンのようにNPB以外でも現役を続けるのかもしれない。

井口監督退任のニュースにも驚いた。井口ロッテは対戦相手として憎たらしいほどに手強く、最終戦までずっと苦しめられた。目力が強いのでマスクをしていても存在感があって、カメラが井口監督の顔を抜く度にこれ以上やってくれるなと思った。元ホークス選手でもあるし、退任するとなると寂しい。井口さんが辞めても鳥越さんは引き続きロッテにいるのかも気になるところである。いつでもホークスに戻ってきてほしい。

野球がなくても考えるのは野球のことばっかり。ライオンズ戦が始まるまではぐだぐだと考え続けることだろう。

2022/10/05 カーテンを閉めて音楽をかける

運動会予定日の9日も予備日の10日も、今のところはまだ雨の予報だ。むしろ昨日よりも降水確率が上がっている。たとえ予備日での開催となっても開催してくれるだけありがたいのだけれど、10日は午後からピアノの発表会がある。運動会の後にピアノ発表会となると娘の負担が心配だから、できれば9日に開催してほしいのだが、今のままだと9日は難しそうだし、予備日も予備日として機能しなさそう。しかし9日まではまだまだ4日ある。数日前までは雨の予報でも、いざ当日となると晴れとなることもしばしばあるので、数日内に予報が変わることを期待したい。てるてる坊主。

仕事中、基本はカーテンを開けた状態で仕事をしているのだが、15時くらいから西日が差して暑くなり、しかもその西日がアンプなどに直接当たってアンプが熱くなって良くなさそうなので、頃合いを見てカーテンを閉めるようにしている。ただ、本当であれば太陽の日を部屋に入れて仕事をしたい気持ちだし、カーテンを閉めた状態だと夜と一緒なので、なんだかテンションが下がってしまう。

16時半頃、太陽の光に後ろ髪を引かれながらもカーテンを閉めた。その後、最近よく聴いている古川麦の「Xin」を再生した。このアルバムは昼下がりに聴くことが多いので、その時間帯に合うことは知っていたのだが、アルバムの最初の1音が鳴った瞬間に、それまで部屋に差し込んだ太陽の光が一気に音に吸い込まれ、太陽の光も一緒にスピーカーから流れているように感じた。そんなことはあり得ないのだが、とにかく、聴いていてとても気持ちが良かった。古川麦を聴いた後はカルロス・アギーレを聴いたが、爽やかな曲があり、しっとりとした曲もあって、良い感じに日暮れを迎えることができた。

古川麦も角銅真実も、ceroのライブでは観たことがあるが、ソロではまだ観たことがない。「Xin」のリリースツアーでは福岡公演は含まれていなかった。
角銅真実は長崎出身でアルカス佐世保でもライブしたことがあるのでそのうち観る機会がありそうだが、古川麦、角銅真実ともにソロライブをぜひ観てみたい。


2022/10/06 ビッグバン★セオリー

さて、ここ数ヶ月間ずっと観てきた「ビッグバン★セオリー」だが、いよいよ最終シーズンであるシーズン12に突入した。シーズン9あたりまでは毎日数話ずつ観ていたのだけれど、シーズン10に入ってからは他のに時間を割いていたためかペースが落ち、1話も観ない日も出てきた。野球のレギュラーシーズンが終わったことで夜中に時間ができ、ここ数日で一気に進み、数日前にシーズン12まで入った。シェルドンとエイミーの結婚式であるシーズン11の最終話は感動的であった。マーク・ハミルがここで出てくるとは思わなかったけれど。

シーズン12にもなると、当たり前のことだが、このシリーズがもう間もなく終わってしまうことが頭にちらついてしまう。だが、先に進めることを止められない。一体どのように着地するのだろう。僕は先にヤングシェルドンを観ていたので、シェルドンとエイミーの間に子どもが生まれることは知っているのだけれど、シーズン12でそのあたりも描かれるのだろうか。レナードとペニーの間に子どもが生まれるのかも気になるところだ。
先にヤングシェルドンを観ていたので、シーズン11でジョージーが出てきたときには嬉しかった。顔は若い頃のジョージーと似ているような、そこまで似ていないようなという感じではあったけれど、まぁジョージーではあった。シーズン12ではシェルドンの高校時代の親友であるタムも出てきた。もう残りあと僅かだが、ヤングシェルドンつながりで誰か出てくるかという点にも注目である。

このまま行くと、「ビッグバン★セオリー」を観終えるのと入れ替わりでクライマックスシリーズが始まる。ホークスがクライマックスシリーズで勝ち進むことができるかはわからないが、しかしプロ野球が残りあと数試合であることには変わりない。「ビッグバン★セオリー」もプロ野球もない中、何をしよう。いや、することは山ほどあるし、読みたい本もたくさんあるのだが、それらが野球に変わるわけではない。これは毎年のことなので1ヶ月後には何のこともなく日々を送っているのだろうが、今はプロ野球と「ビッグバン★セオリー」が終わることへの喪失感にちょっとした怯えのようなものを感じている。

2022/10/07 散歩、そして本屋へ

コーヒー豆が切れたため、昨日は散歩がてら歩いて天神方面へ向かった。コーヒー豆を購入したカフェは数ヶ月ぶりに寄ったのだが、豆の値段が100グラムあたり100円ほど高くなっていた。コーヒー豆の価格が高騰していることはあらゆるカフェから聞いてはいたが、やはりそこもだった。もともと豆の値段が他とも比べて高めのカフェなので、100円の値上げは結構キツい。生豆の価格が高騰しているらしいので仕方がないことではあるのだろうが。200グラム購入。

その後、けやき通りのブックリスキューブリックに寄った。割と混んでいたので長居はできなかったが、ゆっくりと一周回った店内にある本をつぶさに見て回った。三島由紀夫賞を受賞した岡田利規の「ブロッコリー・レボリューション」の単行本が出ていた。今日は買わなかったが、近いうちに買って読みたい。

クボカリーでカレーを食べる。13時過ぎだったが、カウンターが1席だけ空いていた。前回行ったのはそう前ではないはずだが、いつの間にか食券販売機ができていた。業務効率化。今日はポークカレーを食べた。有名店だし場所もいいのだが、大名のクボカリーではこれまで一度も並んだことがない。あのあたりは他にもカレー屋がたくさんあるからだろうか。カレー好きとしても、どこに行くか毎回迷う。しかし大名のクボカリーは意外と穴場なのかもしれない。

ジュンク堂にも寄った。

誕生日に購入した分厚い単行本3冊のうち、予想していたとおりに最初に読み始めたのは柿内正午の「プルーストを読む生活」で、日記だからちょっとした時間で読むことができるのがいい。しかしこの本はカタログ的なところがあって、文中に出てくる本で読んだことがない本は全て読みたくなってしまう。この本に手を出してから、読みたい本リストが一気に増えてしまった。今回は真木悠介の「気流の鳴る音」を購入。

本を買って満足して、徒歩で家に帰った。いろんなところに寄ったので計1時間半くらい歩いた。こんなに歩いたのは久しぶりで、帰宅後疲れがどっとやってきた。Yogiboに横になって、リビングで「ビッグバン★セオリー」の続きを観た。体がずっと火照っていた。早めに就寝。

2022/10/08 またまた野球のこと

心配していた9日の天気だが、午前いっぱいは曇りで雨は降らなさそうな予報になってきた。運動会は午前中での開催なので、ギリギリもつか。今夜てるてる坊主を作ろう。ちょっとくらいの雨だったら決行してほしい。予備日の10日の方が雨が降りそうだから、勢いで9日に開催するのが良さそうだ。

レギュラーシーズンが終わったプロ野球では、クライマックスシリーズよりも戦力外通告や監督交代のニュースで賑わっている。ロッテの新監督が吉井理人に決まったのには驚いた。井口監督一派が次々と退団のニュースが流れてきて他チームながらどうなるかと心配していたが、吉井理人が次の監督となると、来季以降もロッテは強敵になるだろう。吉井さんはホークスのピッチングコーチもしていたので、ホークスのこともよく知っているだろうし。そしてカープは新井さん。これも予想外ではあったが、どういう野球をするのか純粋に楽しみだ。

さて、今日からはクライマックスシリーズ。オリックスとの直接対決に進むためにも西武には勝ちたいところだが、高橋光成は強敵である。仕事をしながらも気持ちは野球でラジオで聴いていたが、幸先良く先制。途中守備の乱れもありヒヤヒヤしたし、最終回も不運なヒットを何本か打たれたが、なんとか勝った。あと1つ勝てばオリックスとの対決に進める。

明日は東浜である。投げてみないと分からないところはあるが、少しでも調子が悪ければ中継ぎをつぎ込める。そして柳田は調子がいいし、今日の試合を観る限りだと牧原や周東の調子も上がってきていそうだ。明日は勝つと信じたいが、もしかしたらあと2試合で終わってしまうかもしれない。千賀を日本で観られるのも今日が最後になるかもしれないのだ! あと1回、いや2回は千拓バッテリーを観たい、と願いつつ、明日も全力で応援する。

2022/10/09 運動会延期

朝、雨は降っていなかったが、運動会は明日の予備日に延期。ということを朝7時頃妻に聞かされて、早起きする予定だった僕はそのまま寝た。昨夜作ったてるてる坊主は雨を降らせはしなかったが、運動会の延期を止めてはくれなかった。明日の天気もどうなるかは分からないが、今のところは曇りの予報。ただ、今日の午後からしばらく雨が降り続けるようなので、明朝のグラウンドの状態が気になるところではある。延期にこそなったものの、明日はスポーツの日なので、運動会としてはふさわしい日なのかもしれない。

明日が運動会となると、午前が運動会、午後がピアノの発表会とハードスケジュールになる。運動会が終わったあとに一度帰宅して着替えなければならないが、かなり急がないとたぶん間に合わない。昼ご飯はおにぎりとかで済ませて、着替えたらすぐにタクシーで会場に向かうことになる。娘の集中力が続くかも心配だ。怒濤の1日になりそうだが、15時半くらいには終わりそうなので、まぁ勢いでやるしかない。

今からホークス戦を観て全力で応援し、今夜はオンライン飲み。来週健康診断があるし、運動会が明日に延期になったので酒は飲まない予定。ノンアルコールビールとマテ茶を飲んで、おつまみも食べないようにしないと。きっと口は寂しくなるけれど。

金木犀の香りが漂い始めるこの季節は、音楽を聴くのがとても気持ちがいい。
昨日聴いた音楽ではBeirutの「No No No」とMilton Nascimentoの「Courage」が印象に残った。
今日は冬にわかれての「タンデム」。伊賀さんのベース好きだ。

「No No No」はBeirutっぽさが一番薄いアルバムのように思うけれど、僕はBeirutではこのアルバムを聴く機会が最も多い。アルバム全体の長さが短くて、ポップで明るめの曲も多く、音楽を聴こうとするときによし聴こう!と思わなくても聴ける。でも引っかかりが全くないわけではない。聴いたあとは必ず何かが通過した感じがあって、その感じの余韻にしばらく浸ることもできる(余韻に浸らなくてもいい)。

「No No No」のリリース後に公開されたこのライブ映像は、もう何度も何度も観ている。
また日本にきてライブしてくれないかなぁ。


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