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小さなトランペット

娘は今日、生後10ヶ月頃あたりに購入したボーネルンドのトランペットの音を自分で鳴らしてご機嫌に遊んでいた。購入した当初はほとんど興味を示さず、手にとってみることはあったが、たまたま口に含んだときに音が鳴るとそれにびっくりして泣いてしまい、それ以来はおもちゃ箱に入れっぱなしになっていた。
金曜日の『いないないばあ』でラッパを吹く曲があって、その曲の反応が良かったのを見て、今日妻がおもちゃ箱からトランペットを久しぶりに出したらしい。仕事から帰ってきてトランペットが落ちているのを見て、久しぶりだなぁと思い、口に当てて娘に吹かせてみるとひどく喜んだ。それから踊りながら何回も何回も吹いていた。

1歳前までは、おもちゃを購入する際、生後○ヶ月と表示されている情報を目安にして購入していた。トランペットは1歳頃からと記載されていたが、音楽が好きだったことから目安よりも早めに購入したはずだった。アンパンマンの太鼓もピアノも早めに購入してそれらはすぐに興味を示したのだが、トランペットだけは音が生々しかったからか興味を示さないどころか嫌がった。そう、トランペットは娘が持つ音が鳴るおもちゃの類で唯一自然な音が出る。電池や電源を使わない。太鼓もピアノも電池を入れるおもちゃで、ピコピコした人工的な音だ。だからダメというわけでもないが、太鼓やピアノの均一的な音と比べて、強く吹けば音が大きく高くなり、弱く吹けば音が小さく低くなる、その強弱を自分の体の(口まわりの)感覚で面白がって操作する姿を見るのはとても新鮮だった。熱中して吹いていたから、遊び終わったあとは口まわりがよだれでベチャベチャになっていた。

トランペットと書いていたら、Beirutの音楽が聴きたくなってきた。『Gallipoli』がリリースされてツアーをやっていたので、去年のフジロックにでも来てくれないかと思っていたが、結局来日することはなかった。来日するとしても福岡まで来てくれるとは思えないが、来日してくれたらなんとしてでも行きたいと思っている。

ザックはトランペットは吹いていないが、下記の動画は何回観たかわからない。ウクレレを集中して練習していた頃はこの動画を観て音を合わせていたが、僕のリズム感では難しかった。大好きな曲だ。


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