日記 2024/02/19〜2024/02/25

2024/02/19

昨日のサニーデイサービスの配信ライブは最高だった。コロナ禍での配信ライブの時期を経て、その後の数回の現地ライブに参加し、やはりライブは現地に限る!と感じたのだけれど、今日みたいなライブを観せられると、配信ライブだろうが現地のライブだろうが、良いライブはあまり関係がないんじゃないかという気になる。もちろん現地にいた方が音圧が違うし、ライブ会場にいるからこその場の雰囲気もあるし、僕ら観衆の反応が演者側にもよりダイレクトに届いている実感を得ることはできるのだけれど、昨日のライブでは画面越しでも何度も鳥肌が立って、現地にいるときとさほど変わらない高揚感を覚えたのだった。とにかく昨日のサニーデイサービスのライブは素晴らしかった。

で、今日はずっとサニーデイサービスを聴いていた。昨日のライブは初期から新譜までの曲を満遍なく演ってくれていて、セットリストも最高だったのだが、サニーデイサービスはアルバムによって全く違う、特に「the CITY」や「Popcorn Ballads」なんかはサウンドが尖っていて、なのにライブだと全てサニーデイサービスで統一感というのか、ライブのセットリストとして1つのパッケージになっているのがすごい。昨日のライブを観て、改めてサニーデイサービス好きだ!となった。

今日は大雨予報。朝起きたときにはアレクサが雷雨とか言っていて、天気予報に関してはアレクサをあまり信用していないのだが、天気予報を見ると確かに雷雨になりそうな感じもある。起きたときは空もどんよりと暗くて、これはさすがに電車で会社に行くしかないかと思っていたのだが、7時半を過ぎたあたりから急に明るくなって、外を見ると大して雨も降らなさそうだった。雨雲レーダーを見ても、小雨のようだったので、歩いて行くことにした。ずっと雨が降っていたから地面のコンディションは悪く、若干滑りそうにもなったが、会社に着くまではずっと小雨で、気持ちよく歩くことができた。今週はずっと雨の予報だが、電車を使うことはあるだろうか。できる限り徒歩で向かいたいと思っている。

会社のパソコンの切り替えの時期でパソコン移行が面倒くさい。会社のパソコンのエディタはatomを使っているのだが、atomは開発終了したらというのを知って、どのエディタを使おうか迷っていたのだけれど、今のところまだatomは使えるらしい。GHEと連携して使っているわけではなく、ローカルに保存したファイルを参照して使っているだけなので、使えるうちは使っていこうと思う。

PC移行はあと何が残っているんだっけ。まだたくさん作業が残っているように思うが、そう大して移行するものもないんじゃないかという気がしている。いずれにしろ、今週中を目処に移行しないといけなくて面倒くさい。

2024/02/20

昨日は発熱のため1人休み、今日はさらに1人体調不良で休みで、2人も欠員が出るという結構なピンチの状況だった。他のチームでも発熱のため途中で退社した同僚がいたりと、社内でも風邪が流行っているようだ。僕もまだ風邪は治りきっていなくて、咳と痰が止まらない。昨夜は寝入りっぱなに咳が出てしまって眠ることができず、結構なストレスだった。いつ風邪を引き始めたんだっけ。こんなにも長引くものなのか。娘はほとんど治ってきたので、同じウイルスだったのであれば、人によって出てくる症状は違うとはいえ、いくらなんでもそろそろ治ってもいいはずなのだけれど。

というわけで今日は大忙しだった。リソースを集中して何とか1日乗り切ったが、明日も2人欠員が出るようであれば、なかなか対応が難しくなりそうだ。体調不良は仕方がないし、ゆっくり休んでもらった方がいいと思うけれど、今日休みだった2人のうち1人でも回復してくれていれば助かる。

今日からジャック・ケルアックの「オン・ザ・ロード」。読むのは何年ぶりだろう。おそらく10年ぶりとかだと思うが、小説の語り口は懐かしい感じがして、これこれこの感じ!と思いながら読み進めている。「オン・ザ・ロード」を読んでいると、Bob Dylanの「Blonde On Blonde」あたりを聴きたくなる。「Bringing It All Back Home」から「Blonde On Blonde」までのアルバム。ヒッチハイクしてホーボーな感じはフォークをやっていた頃の、もっと初期のBob Dylanのイメージではあるが、本を読みながら聴きたくなるのはフォークよりもエレクトリックのBob Dylanで、ブーイングを浴びて、変な髪の毛とイッチャッテル目で一番キメッキメで最高に格好よかった頃のBob Dylanだ。

そういえば、XでWe are the worldの時のBob Dylanのことが話題になっていた。調べてみると、NetflixでWe are the worldのドキュメンタリーが公開されているのか。ちょっと観てみたい。

柴田元幸さん訳の「ナイン・ストーリーズ」を読んでからの「オン・ザ・ロード」。しばらくはアメリカ小説を読み続けたい気分。で、今日はタイムリーに柴田元幸さん朗読会。楽しみ。

2024/02/21

1人回復したらしく、昨日よりはだいぶ慌ただしさが落ち着いた1日となった。とはいえ、昨日が忙しすぎただけで今日もトイレに行く時間もなくPCの画面と睨めっこしていたのには変わらない。1人はインフルエンザだったらしいから、回復まではもうしばらくかかりそう。

昨日、「オン・ザ・ロード」を読んでいると「Blonde on Blonde」あたりを聴きたくなると書いたばかりだけれど、読み進めるとやはりプロテストソング時代のBob Dylanの顔が浮かんできて、まだキメッキメではなくて、ベビーフェイスで、でもしゃがれ声の背伸びしたあの顔、それで朝からファーストから順に聴いたのだった。しかし、「オン・ザ・ロード」を読んでいると、1966年のキメッキメ時代、プロテストソング時代だけではなくて、様々な時代のBob Dylanを聴きたくなる。小説内には若い頃のBob Dylanが登場人物として出てきているんじゃないかと思われるくらいBob Dylan感があるが(もちろん実際には出ているのではないけれど)、読んでいて聴きたくなるのは、若い頃のものに限らず、ヤングボブもオールドボブも満遍なく聴きたい気持ちになる。「オン・ザ・ロード」を読んでいく限りは、ずっとBob Dylanを聴くの気分になるんだろう。昨夜、帰宅後は「Time Out Of Mind」で、今は「Love And Theft」。ちょびひげオールドボブ。「オン・ザ・ロード」を読んではBob Dylanの音楽に浸り、Bob Dylanの音楽に浸りながらもまた「オン・ザ・ロード」に戻る。

昨日の柴田元幸さんの朗読会は素晴らしかった。数年前に柴田元幸さんの朗読を初めて体験したときには衝撃を受けたが、今回はさらに柴田元幸さんの声がすっと入ってくる感じがあった。いつもは自分の頭の中の声で読んでいる小説を他人の声で聴くことはなかなかなくて、最近でこそaudibleのようなサービスもあるが僕個人は積極的には使わず、自分で読む方が好きなのだけれど、柴田元幸さんの朗読だと自分で読むよりもさらに豊かなイメージを引き出される感覚があって不思議だ。1時間半があっという間に過ぎた。

サイン会では現地で購入したレアード・ハントの「インディアナ、インディアナ」と、先日読了したばかりの柴田元幸さん訳「ナイン・ストーリーズ」を鞄に入れていたので2冊にサインをもらった。数年前もそうだったけれど、柴田さんはサイン中も向こうから気軽に話しかけてくれて、数年前と同じように僕の名前を聞くと、知り合いのアメリカ文学(黒人文学が専門らしい)の学者の方と名前が似ているらしく、そのことを話題にされたり、「ナイン・ストーリーズ」の感想を尋ねてくれたりと、短い時間ではあったが柴田さんの人柄に触れることができて楽しかった。「ナイン・ストーリーズ」の訳の感想を直接伝えることができたのは嬉しく、その本にサインをもらえて良かった。

柴田元幸さんのイベントを経たことでさらにアメリカ文学の気分に拍車がかかった。今年のあと数ヶ月はアメリカ文学をひたすら読んでいきたいと思う。

2024/02/22

そろそろかと思っていたけれど、ポストにオープン戦のチケットが2枚入っていた。ほぼ毎年入っていて今年はどの試合かと思ったら、対ヤクルト戦だった。いつも一緒に試合観戦に行く友人が関東出身でヤクルトファンなので、ヤクルト戦だったのはラッキーだ。早速友人に連絡して、オープン戦を観に行く約束をした。

ヤクルトといえば、何と言っても増田珠が新しく入団した球団。そして嘉弥真もいる。昨シーズンまで増田は唯一の長崎出身の選手でずっと応援していたのだけれど、残念ながら、本当に残念でショックだったのだけれど戦力外になった。そしてその後ヤクルトに拾われた形になったのだが、そもそも増田が戦力外になるのは驚きで、まぁ昨シーズンは予想外の戦力外が何人もいたのだけれどとりわけ増田の戦力外は驚きで、事実はどうであるにしろヤクルトが拾ったという言い方は増田の実力やキャラクターからすると失礼だ。増田は必ず戦力になるし、あのキャラクターだからいなくてはならない選手になる。オープン戦で実際に増田を見られるかは分からないが、ホークスファンの多くは増田のことを今でも応援し続けているはずなので、少しでも姿を見せて欲しい。もちろん嘉弥真が投げる姿も見たい。ヤクルト戦は今から楽しみだ。

数日暖かい日が続いていたが、今朝家を出ると少しひんやりとして、気温が下がっていることは知っていたけれど、体感としては思った以上にひんやりして、歩いて体が温まるまでは寒く感じた。会社に着いてからは一層寒くて、というのも寒い日には手に当たるMacの冷たさが徐々に体を冷やしていくからで鞄に入れていたホッカイロを出さざるを得ない状況となった。しばらく暖かかったのになぁと思ったが、まだ2月で、例年であればこれくらい寒いのが当たり前だったのだ。

今週はずっと雨でなかなか外には出づらい気候で、ホークスのキャンプも室内練習だったのは少し残念ではあったが、雨は明日まででそれからしばらくは晴れの日が続く模様。僕は雨であっても出社時に歩くか電車を使うか迷うくらいで大した影響はないのだが、娘にとっては天気は大いに関係がある。春休みに突入するまであと1ヶ月もなく、年長の仲良い友だちが卒園するのはもちろん春休みよりも少し前のことで、一緒に幼稚園で過ごせる期間は本当に限られているのだ。だから、卒園までは、春休みに突入するまでは晴れの日が続いてくれればなぁと願う。ご近所だから卒園しても会えることはわかっているが、それでもやはり寂しい。間もなく春。そういう季節だ。

2024/02/23

娘はまた最近おさるのジョージにハマっていて、U-NEXTで観ることができるシーズン14までのエピソードを二周目だか三周目だか知らないが、とにかく長いシーズンのあるアニメをまた最初から観てまた観終えようとしている。このまま終わるとは思えず、また最初から観ることになりそうだ。たまたま先日、博多駅でおさるのジョージのうきうきマーケットが博多阪急で開催されていて、休みの日に家族で出かけ、ぬいぐるみ含めたいくつかのおさるのジョージグッズを購入した。今、また娘の中でおさるのジョージブームが再びきている感じだ。

おさるのジョージを観ていると創作意欲が刺激されるらしく、アニメを観ながら折り紙を使って作品作りをしている。最近は作品の質も上がってきていて、折り紙で財布や鞄を作っているのだが、ぱっと見ではどうやって作っているのかわからないのも多い。ただ折って作るのもあれば、セロハンテープを駆使しながら作っているのもある。僕らみたいにネットで作り方を参照しながら作っているわけではなく、頭の中で完成図を描いてそれに向かって作っているのだろうとは思うが、よく作ろうと思うなぁと思うものばかりで感心する。

娘はおさるのジョージ二周目、三周目だが、僕は先日からビッグバンセオリーの二周目に入った。1話あたり20分というのがちょうどよく、YouTubeで多い10分よりも少し長いが、30分まではないという絶妙な長さ。寝る前の準備をしながら観るのにちょうどいい。二周目だから結末を知った上で観ているわけだが、ビッグバンセオリーは結末を知っていたところで魅力が軽減する類いのドラマではなく、ずっと飽きずに観ていられる。ビッグバンセオリーもシーズン12まであるから、これからおそらく数ヶ月は楽しむことができるだろう。1日1話もしくは2話のペースで観るくらいだから。ビッグバンセオリーを観たあとは、またマイ・ディアミスターやミセンなどを観たいと思うし、ほかの面白いドラマがあればそれを観ることになるとは思うが、しばらくの間はビッグバンセオリーを観ることが日常になるというのはとても安心感があるものだ。

それにあと1ヶ月もすればプロ野球も始まる。

2024/02/24

まだ新PCへの移行は終わってはいなかったのだけど、明日には旧PCを返却しなければならないため、新PCのみで仕事ができるかを試すために会社には新PCのみを持って行った。PC移行はなかなか面倒で、しかも今週はずっと忙しくて移行の時間を取ることが難しかったのだが、合間合間で少しずつ移行を行い、あとは電子証明書の移行を残すのみとなった。本当にそれだけが残っているのであれば問題なく仕事はできるはずだったが、在宅ででも新PCのみで仕事をしたことはなかったので、半ば賭け、見切り発車だった。

会社に着いて新PCで仕事を始めると、電子証明書を使う作業以外は問題なく行うことができて安心した。開発終了したatomも、拡張機能こそ使えなくなっているようだが、使えなくともテキストエディタとして使うには全く問題ない。昨日祝日で大分仕事が進んでいたこともあって、午前中には今日の仕事目処がつき、午後には問題の電子証明書移行を進めることにした。

前回PC移行をした際にはスムーズにできたはずなのに、なぜかうまくいかない。firefoxの証明書からバックアップをすればいいはずなのだが、そのバックアップ時に不明のエラーが発生する。エラーの原因を調べるだけでも時間がかかりそうだったし、他の方法での移行を模索したところ、電子証明書をインストールした際に使用した鍵つきファイルを新PCへ移して、新PCのfirefoxで改めてインストールするという、拍子抜けするほど簡単なやり方で移行ができた。ファイルへのパスワードは僕自身が作成したはずなのだが、そのパスワードが不明だった。だが、数回試したところ、パスワードが1passwordに保存していたことが判明し、無事完了。ここ数日悪戦苦闘していたのは何だったのか。

あとは明日旧PCを返却するだけ。明日は新旧両方のPCを持って行かなければならないので、鞄が重たくなる。さすがに電車を使って出社しようかと思っている。

今日はホークスの今季初の対外試合で、台湾楽天戦だった。試合の映像こそほとんど観ることができなかったが、台湾楽天の応援の仕方が日本とはまた違っていて、とても興味深かった。MLBとNPBの違いほどではないにせよ、鳴り物や応援のノリなどがホークスとは全く違って、慣れるまでに少し時間がかかった。MLBを経た選手が日本にきたときの、日本応援スタイルへの戸惑いはこれよりももっとあるだろうから、助っ人選手も大変だよなぁと思った。

試合は期待の大津がホームランを打たれたり3点先制こそされたが、四球で自滅したわけではなかったし、良い球を投げているように見えた。オープン戦で良い結果を残せば、先発ローテに入ることは大いに期待できる。その後の中継ぎは、又吉はじめさすがの内容だった。新人の村田と岩井もよかった。

で、打線は周東の安打からの盗塁、柳田の同点打、山川の勝ち越し場外ホームランと、何だかできすぎな内容で、ホークス所属選手として山川のどすこいを初めて観たが、不思議な感覚だった。育成の緒方、仲田も活躍。

またダイジェストででも試合を観たいと思う。幸先のいいスタートだった。

2024/02/25

今日はPC2台を持っていくため朝は電車を使う予定だったのだが、リュックをからってみたところ、確かに重たくはあるが歩けなくもない程度だと思って、天気も良かったし歩いてオフィスへ行くことにした。地下鉄を使うために階段を上り下りする方が、背中に重心がかかるためバランスを崩して危なくなるのではないか、考えすぎだとしても、重たくでも歩くことを正当化というか自分を納得させるためにそう考えたのだった。

実際それで30分歩いたわけだけれども、全く問題なかった。多少重たさは感じはしたし、両肩への負荷はあったが、30分程度であれば歩けた。考えれば小学校のときも教科書数冊と筆箱を入れたランドセルをからっていたわけで、当時はそれもそこそこ重たかったはずだ、僕の通っていた小学校は山の中腹にあったから、ランドセルをからった状態で結構な勾配の坂を毎日登っていたのだ。そのことを今書きながら、ランドセルの重みや肩への食い込み、もっとも6年生にもなると格好つけて右肩だけでからっていたように記憶しているが、そのときの食い込み方やランドセルのへたり具合も含めて、思い出して懐かしい気持ちになっている。

それと関連してというか、また「不適切にもほどがある」を観て思い出したことなのだけれど、鞄といえば、中高のとき使っていた革鞄だ。入学時に革鞄を買わされたわけだが、中1のときに、先輩のときにこれあげると言われてぺしゃんこになった革鞄をもらった。もらったときはよく意味がわからなかったのだけれど、その鞄は卒業までここぞというときに使っていた。

今はどうかは知らないけれど、当時は膨らんだ革鞄はダサいというイメージがあって、みんな鞄を潰していた。入学時に買ってもらった鞄も、自習時間にその上に座ったり、寝ている間に鞄の上に教科書を何冊も置いて潰そうとしたが、良い感じには潰れなかった。先輩からもらった鞄はその潰れ方が乙で、つまりは良い感じの潰れ方と使い込み感があって、外出するときや学習塾などに行くときには格好つけてその鞄を使っていた。

潰すともちろん入る量も減るわけだが、その点僕は寮生活だったから問題なかったし、当時は革鞄とは別にサブバッグと呼ばれるダサい鞄、これは主には体操服とかを入れていたのだけれど、そのサブバッグに教科書を入れるだけ入れて、革鞄にはできる限り入れる量を減らすようにした。自宅から通っている同級生は、置き勉をしたり、置き勉がばれたときには僕ら寮生活が彼らの教科書を預かったりもしていた。

あの乙な革鞄は卒業後どこにいったのだろう。僕が卒業する1,2年前には、革鞄からダサい布鞄に変わっていたから、後輩に譲ったところで仕方がなかった。それでも後輩に譲っただろうか。実家にあるのだろうか。あの革鞄はお気に入りだったし、今考えても良い感じの潰れ方だったなぁと思う。これは時代遅れなのか。そうかもしれない。そもそも今は革鞄ではなくて布鞄なのだから。

当時がよかったとはあまり思わないけれど、あの革鞄だけは、たとえ今中高をやり直すとしても使いたいなぁと思う。

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