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訪問看護管理者が身につけておきたい5つのスキル

訪問看護管理者って何をするのか?1人で悩んだりしていませんか?


管理者になってしまうと大きな組織でない限り、なかなか相談できずに悩んでしまいますよね。


しかも、訪問看護ステーションの管理は病院と違って経営管理や営業能力も必要になってきます。

病院で働くのと違って、利用者さんの経済状況も考えてコスト意識も重要です。


この記事では私が訪問看護管理者をしながら悩んできたことなどをまとめた記事になります。


訪問看護管理者が身につけておきたい5つのスキル

管理者の中では


・自ら訪問看護ステーションを立ち上げ起業した

・自分の意に関わらず管理者になった

・管理者になりたかった


など、様々です。


でも管理者になってしまったなら

管理者になることの覚悟を持つようにしましょう。


1・リーダーシップ

組織の方向性の決定

メンバーの役割分担、自主性の育成、モチベーションの促進

苦情対応:家族・利用者・近隣住人・往診医・薬局・ケアマネージャーなどからの苦情対応

ハラスメント対応:パワハラ・モラハラ・マタハラなど


2・職場環境を整える能力

労務管理:休日日数・連続勤務・夜勤回数・労働条件の把握・サービス残業

訪問看護の質の向上:マニュアル作成

リスクマネージメント:インシデント アクシデントレポート・感染管理


時代のニーズに対応できる体制の整備

例:最近では新型コロナウィルスなどの対応


3・利用者の管理能力


営業:利用者確保

マーケティング:まずはステーションの存在を知ってもらわないといけません。なので営業も必要になります。

利用者データの把握:契約・リビングウィル・保険証などの書類

記録の管理:訪問看護計画書・報告書・日々の記録


4・職員の管理能力

目標:安全に継続的なケアが提供できる


職員の育成・教育・評価

医療依存度の高い利用者に対応ができる看護師教育

マニュアル作成

共通知識を得るために勉強会・研修・OJT

利用者を担当制にする。

5・経営能力

目標:信頼できる運営基盤を築き、安全にケアが提供できる組織作り


現状把握とデータの蓄積

予算管理

ステーションの強みはなにか?考える。


強みや弱みの分析に役立つSWOT

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まとめ

訪問看護管理者には色々な必要な5つのスキル。


・リーダーシップ

・職場環境を整える能力

・利用者の管理能力

・職員の管理能力

・経営能力



最初から5つ全てのスキルがある人はいません。


まずは自分自身を知り、足りないスキルを学び続ける姿勢が大切。


私も管理者って大変!無理!って思っていました。


でも、前任者が急に退職してしまったら誰か管理者をしなければいけませんよね。


継続的なケアを提供したい!って利用者のことを考えるとやるしかありません。


訪問看護ステーションで管理者不在ではステーションが閉鎖されてしまいます。(期限は半年...)

参考になれば嬉しいです😊


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