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85.人生最大のチャレンジ

スピリアルライフナビゲーター
マルコヒロミです。
 
こちらのブログを選んで下さいまして 
どうもありがとうございます。


まとめ記事
 
前回の記事


櫻庭露樹さんとの出会いが
きっかけとなり
実母へ訪問した時のことです。
 
 
2015年の5月
ゴールデンウイークの出来事でした。
家族で横浜と東京へ
遊びに行くことになりました


このタイミングなら
「実母」に会うことが出来る!
 
 
そう考えた私は
家族に了解を得て
一日だけ行動を起こす日を決めました。
 
 
当日は、意外なことに
緊張することが無く
落ち着いて淡々と
スマホのGoogleマップで
検索して家を探し
家の前まで辿りつきました。
 

すると私の目の前を
年老いた女性が
自転車をこいで
通り過ぎていきました。

 
そう!その女性が
「実母」だったのです!
 
 
10分~15分程家の前にいると
その方は家に戻ってきて
私の顔をチラッと見ました。
 
 
私は勇氣を振り絞って
自分の名前を名乗りました。
 
 
すると
「あんた何でここに来たの?」
と強い口調で怒鳴られ
家に入ってしまいました。
 
 
私がここに来る前に起きた
様々な出来事が
「ある人」の感情を逆撫でして
しまっていたようなのです。
 
 
「もうかかわりたくないから
帰って欲しい。」
 

そう言われて私は
それまでぐっと
抑えていたものが溢れ出し
その場で号泣しました。
 
 
どうしても諦められない私は
「実母」が出てくるまで
家の前で待つことにしました。
 
 
10分程待つと
家から出てきて
 「取りあえず中に入りなさい」と
家に入れて下さいました。
 
 
それから落ち着いた感情で
今までに至る経緯を
説明して下さいました。
 
 
私は、実母の話を
ただただじっと聴いていました。
 
 
そうして
私に対する本当の想いを
話して下さいました。
 
 
私がずっと
背中に背負い込んでいた
「ずっしりと重い
マイナスの思い込み」を
ようやく下ろすことが出来ました。

 
実母の数奇で過酷な生い立ちを聴き
あまりのショックな内容に
ただただ、呆然となり
何も言えなくなってしまいました。
 
 

私の幼少期から感じていた
得体の知れない強烈な不安感の
本当の原因はここにあるのだ!と
確信しました。
 
 
つまり
この強烈な不安感というのが
私の「バーストラウマ」
だったのです。
 
 
実母は亡くなった実父のお墓に
連れて行ってくださいました。
 
 実父は私が15歳の頃に
亡くなったと
戸籍謄本での記載で知りました。
 
  
生きているうちに
会うことが叶わなかったけれど
お参りすることが出来て
ホッと一安心しました。
 
 
その後
一緒に食事をしながら
さらに色々な話をして一旦家に戻り
 夕方家族のいるホテルへと
帰りました。
 
 
実際に会うまで
実母のことを
良く言う人がいなかったので
正直不安が無いとは
言い難い状態でした。
 
 
でも
本当は心優しい人に違いないと
心の底から信用していたおかげか

 
私には心を開いて
正直に話をして下さいました。
 
 
あの時全てをさらけ出して
話して下さったかどうかは謎ですが
 
 
私のことを信用、信頼して
下さっているのが
しっかりと伝わったことが
本当に嬉しかったです。


たとえ、どんな結果になっても、
それでも会いに行く!と
覚悟を決めて
本当に良かったです。


 
これで、私の長い長い人生の旅の
ひとつの節目が幕を閉じ
新たに生まれ変わった私が誕生しました。
 
 
現在衝撃の事実を知ってから
4年4ヶ月の歳月が経ちました。


ちなみに

母との初対面で、
涙、涙で抱き合うシーンを
想像していましたが
一切ありませんでした(苦笑)

実母は
何が何でも泣かない‼︎と
自分の感情を我慢して
押し殺していました。

数奇な生い立ちが深く影響している
と、感じました。

実母の生い立ちについては
また別の機会で
お話しようと思います。
 
 
次回は
86.「生まれ変わった私」です。

 
最後まで読んでくださいまして
ありがとうございました。

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