見出し画像

春だ!そうだ、体を動かそう!

noteをなぜ始めたかというと…
読書メモとして、本から学んだことや気づきなどをシェアする場があるといいな、と思ったからです。

実は、これまではWordpressでつくったホームページの方に、サービスの紹介も読書メモもいろいろ入れていたんです。

ただ、雑多な感じがしてきたので、そろそろサービス紹介はサービス紹介。読書の学びシェアは学びシェアと切り分けようと決意した、というわけです。

そんなわけで、私のスキルや思考に影響を与えてきた本を、少しづつですが紹介していきたいと思います。

面白そう!もっと知りたい!と思っていただけましたら、ぜひ実際の本もお手にとってみてくださいね。

今回は、外で体を動かすのも気持ちがいい季節になってきたので、
『脳を鍛えるには運動しかない!』ジョン J. レイティ著、NHK出版(2009)
をご紹介したいと思います。

10年以上前の本ですが、脳機能を強化するための運動について体系的にまとめられた名著の一つです。

日々の生活に取り入れるのに、どのような運動を習慣にするのがよいか。そんな目的で読んでみました。

運動には、
・パフォーマンスを高める、
・ストレスを軽減する、
・記憶力・学習能力をアップさせる、
という効果があることが知られています。

こちらの本では、能力アップだけでなく、うつ病対策や加齢対策など、様々な側面について運動の効果が事例や科学的根拠とともに説明されているのですが…

各分野で共通していたのは、祖先の日常をまねて、
「毎日歩くかゆっくり走る。
 週に2、3回は走り、時々全力疾走」
という、有酸素運動中心のスタイル。

・「歩くかゆっくり走る」は、最大心拍数の55〜65%を、30分〜1時間
・「走り」は、最大心拍数の65〜75%を、20〜30分
・「全力疾走」は、(無酸素運動の領域になりますが)最大心拍数の75〜95%
(但し、「全力疾走」は運動に慣れてきてから、そして、2日連続で行ってはいけない、そうです)

最大心拍数は、概ね「220ー(年齢)」で捉えることができます。

スマートウォッチなど、心拍数を計測する手段も手軽になってきたので、心拍数を見ながら運動するのも楽しいかもしれませんね。

実は、この本を読んで、心拍数がどうしても測ってみたくなってApple Watchを買ったのは、他でもない私です(笑)。

運動強度と心拍数の関係には個人差があるようですが、私の場合は本のカテゴリー通り、通勤するペース(=だらだら歩きではない)で歩けば最大心拍数の60%前後、ちょっと走れば最大心拍数の70%くらいになりました。

30分〜1時間くらいの有酸素運動なら、毎日の通勤や外出時に少し意識して組み合わせることもできそうですね。

有酸素運動以外では、
・骨粗しょう症予防のために筋力トレーニング、
・バランスや柔軟性向上のためのヨガや太極拳、ダンス、
なども紹介されていました。

運動不足のときには、このままではいかん!と思わせてくれる本ですし、運動される方にももっとパフォーマンスを上げていくための科学的ヒントが満載で役立つと思います。

私は前者で(苦笑)、ここ数年のテレワークやオンラインで、すっかり出不精になってしまっているのですが、過ごしやすい季節になってきたので、仕事や学習のパフォーマンスを上げるためにも心機一転、といきたいところです。


※本サイトでの書籍画像の掲載にあたり、筆者はAmazonのアソシエイトとして適格販売により収入を得ています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?