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【日本との電話】ベトナムで楽天モバイルの海外ローミングがつながらない時の対処法

どうも、ポメ兄@ビーチノマド実証研究家です。

日本と仕事をしている人にとって致命的な問題が・・・


海外で電話できるの?


ワーケーションやノマド検討中の人からよく聞かれる質問だ。


結論は、楽天モバイルなら問題ないよ、だ。

ただ、いざ海外(本記事ではベトナムとする)の空港に着いてから万が一つながらない場合がある。

というのも、筆者がダナン到着後に公式案内のフローを辿ってもネットにつながらなかったのだ(汗)。

今回は、万が一そうなった際の対処法を記載した。


前回のWISEを使ったベトナムでの現金引き出し方法と同じく、かゆいところでの解決方法がネットにはなかったりするので、誰かの助けになればと思う。




契約は楽天モバイルがオススメ


記事執筆時点での情報と筆者個人の経験則からすると、海外ノマドにオススメの通信会社は楽天モバイル一択だ。

理由はこの通り。

・安い(月980円から日本でも海外でも利用できる)。

・無料のデータ容量が月2GBと余裕がある(ベトナムはWi-Fiオープンな文化なので、道端でGoogleマップやGrabを使うくらいしか通信を食わない。2GBあれば十分)。

・万が一、通信が増えそうな月はアプリから簡単に通信量(ギガ単位)を追加できる。1GB 500円。

・利用期限がない(ahamoは国外に出て15日頃から通信が遅くなる。他の2週間や1カ月単位で契約できるeSIM系サービスは高い)。

・eSIMでインターネット接続や通話が可能なので、空港に行くたびにSIMを変える面倒がない。

利用期限(日数上限)があるプランの通信会社が多い中、
無期限且つ安い楽天モバイルは海外に中長期滞在するノマド向け


なお、国別、デバイス別(メーカーや機種)の通信可否や料金は、楽天モバイルのこのページから確認可能だ。

ちなみに、渡航先「ベトナム」・メーカー「Apple」・機種「iPhone14」の筆者の場合はこんな具合だ。

楽天モバイルアプリ「Rakuten Link」同士の通話は無料


「Rakuten Link」以外に電話する場合は、1分ごとに料金が発生する



ベトナムで通話するための設定方法


技術的には海外ローミングという手法を使うが、設定方法はシンプルだ。


【出発前(日本国内での設定)】と【ベトナム到着後】の2回の設定対応が必要なため、出発前に必ず設定することを忘れないよう注意が必要だ。


具体的な設定方法は、楽天モバイルの「海外ローミング(データ通信)ご利用方法」ページがわかりやすい。


「それじゃあ、このページ見れば終了じゃん」


と思われたかもしれない。

筆者もそうだった。


ただ、ベトナムはダナンに降り立って同一設定をしてもなぜか通信がつながらない・・・。

そこで試行錯誤してつながった方法を以下にまとめた。


ベトナム到着後にインターネット通信がつながらない時にすべきこと


ここからは、記事執筆時の「iPhone14」「iOS 16.3」での設定画面をもとに解説する。


【1】設定画面から「モバイル通信」設定へ

赤枠部分をタップ


【2】楽天モバイルのeSIMがモバイルデータ通信の対象(「オン」)になっているか確認

海外ローミングで利用している通信料が出るのも便利だ


【3】楽天モバイルeSIMの設定画面から「ネットワーク選択」画面へ

自動で繋がっているが、これが落とし穴になることも。


【4】自動接続を一度オフにしてから、オンに戻す

自動になっているが、オフにする
オフになるまで時間がかかるが待つ
この画面になったらオンに戻す


【5】電波マーク(アンテナマーク)がオンになってインターネットができたら解決

Wi-Fiをオフにして(画像はオンだが)、SNSやブラウザに更新をかけられればネットに無事つながっている


以上の手順を踏むことで、筆者は空港からWi-Fiなしでも通信ができるようになった。

その後、仕事で無事に電話の着信から通話までできている。


なお、筆者が空港到着時につながらなかったのは、あくまでも筆者の環境下で行ったことなので、通常は楽天モバイルの案内通りに設定すれば問題なく、通信がつながるかもしれない。

とは言え、異国の地に降り立った時に通信がつながらないのはとても不安になるものなので、誰かの参考になれば幸いである。


今回も長文を読んでいただき、ありがとうございました。

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