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地に足のついたオトナの「未来創り」マイスター 谷脇まゆみです




人事異動や、子ども巣立ちなどの新シーズンで、
新たな役割、特に「育てる」役割を担われる方も多いのではないでしょうか。
そんな時に役立つ「伝え方」をお伝えします。
レッスン生様やお客様とお話をしていると
「自分の強みが分からないんです。」
「自分が成長している気がしないんです。」
というお言葉が出ます。

皆様、謙虚な方という一面もありますが、
「ホントに分からない」のが、実のところです。
そういう方に
「部下は上手く育っていますか?」
「お子さんはいかがですか?」

と伺うと、「絶好調です!」という方は少なく

「イマイチ伸びないです。」
「どこから手を付けて(指導して)いいのやら、です。」
という言葉が返ってくる場合が多いです。
それが、ご自分の長所をカツっといえるようになると不思議と部下なども育ちだす。
これって興味深い現象です。

ここにはポイントが2つあります。

1.「長所」は探さなきゃわからない

短所は見つかりやすいです。
小さい頃から、学校の先生や親から言われた
矯正点を、成長しても覚えているからです。
幼い頃には必要でも、
成長した今は不要な矯正・アドバイスかも知れないのに、
一種の「宝物」のように心に抱き続けます。
そこから抜け出すのがオトナの所作です。
とにかく、小さな点でもいいから長所を探す。
(例 隣の人にはできなくて、自分にはできることなど)
対象がいないならば、1年前、3年前の自分と
比べて「できてきた」点を挙げる。
徹底的に観察します。
「いや、まだまだ失敗することも」などと考えずに、観察します。
そうして、ひとつでも、ふたつでも探せた時、何が起こるか。
相手(部下、子ども)の良い点も分かってきます。
前より、
・時間通りにできる。
・敬語が口から出る。
・電話対応が、スムーズに。
そういう小さな「良き点」をしっかりと見つけましょう。
そうすると、相手の成長が、「分かる」ようになります。



2.伝えなきゃわからない



1でせっかく見つけた良い点は、相手に
「言葉」で伝えないと伝わりません、多くの場合。
方法論として、最初に伝えるか、後で伝えるかは
あるのですが、やっぱり最初がオススメです。
いきなり、「ダメ出し」「改善点」から伝えられると
「責められている」と思う方が多いです。
また自分でも「ダメ出し」をすると、ダメ出し思考になって
悪い点ばかり「目につく」=「口にでる」場合もあります。
これでは、もったいない!
ですので、まずは「良い点」から「改善点」の順番にしましょう。
しっかりとした声で伝えると、
「あなたをちゃんと見ている。」
「あなたの知らない、良い点を私は知っている。」
という、印象を相手に与えます。
そうすると、
信頼関係がグッと強くなり、相手も安心してトライ&エラーができて
より成長が促進される。

自分の相手も成長が実感できる状態になります!

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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