見出し画像

心筋梗塞-御代替わり-入院(4)

一旦自宅へ

紹介状を貰い、妻とともに薬局に行って薬を処方して貰い、コンビニで昼食を買い、タクシーに乗って自宅マンションに向かう。

心筋梗塞と診断されなかったので、マンションで人に会うのが恥ずかしく、人と会わないことだけを願った(まだこの時は心筋梗塞ではないと思っていた)。

幸いにも誰にも会わずに自宅に到着。このとき14:00頃。それでもなお、胸と背中は痛い。

自宅に到着すると、食欲もないのに、痛み止めの薬を飲むためだけのコンビニで買った昼食(中華まん)を食べ、食後薬を服用する。

痛みが徐々に引いていくのかと思いきや、それから翌日の夕方(4月27日夕方)まで続いた。この24時間は痛くて痛くて、まるで地獄のようであった。

当日は、少し寒い日でもあり、暖房器具で背中や胸を温めたものの、一向に痛みが引く訳でもなく、妻に背中をさすって貰ったりもしたが、ほんのわずかそのさすりで痛みを忘れて寝ることはあった。が、それ以外の時間は寝返りも打てないほどの痛みが続いた。

頸椎狭窄症?

横になりながら、どうしようかと考えた。紹介状を書いて貰った病院は連休のため5月6日までの10日間休みだったからだ。この期間に何とかしようと考えた。

翌日、ほとんど寝ていない状況でインターネットを調べながら色々と考えをめぐらし、一番症状が似ていると思われる病名を探し求めた。

結局のところ、背中が痛いのは頸椎狭窄症によるものではないかと結論付け、善は急げとばかり、妻に支えてもらいながら形成外科に行って診てもらうことにした。

連休の初日ではあったが、形成外科の病院は比較的空いており、あまり待つことなく診察室に通される。医師は一通り私の話を聞き、それが終わると、私にベッドに横になるように指示した。


・・・心筋梗塞-御代替わり-入院(5)に続く

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?