日本初のスマートシティのパイロット都市、石川県加賀市。

加賀市は2020/10/28、倫理的なスマートシティの世界的な官民のネットワーク組織「G20グローバル・スマートシティ・アライアンス(連合)」(GSCA)のパイロット都市に、浜松市、前橋市、兵庫県加古川市とともに加盟した。国内で加盟するのは、この四市が初めて。スマートシティ推進都市として、国際イベントなどで情報発信する機会が得られる。

※下記は加賀市HPより転載
スマートシティは、さまざまな地域課題をAIやIoTなどの先端技術を活用して解決し、社会全体の最適化が図られている都市です。生活の質が向上し、必要なサービスを最適な形で利用できる。そして、さまざまな企業が新たな事業やサービスを創出し、付加価値の高い産業が集積されている。加賀市はそのようなスマートシティへ向けてチャレンジを続けています。

スマートシティでめざす姿
加賀市が抱えるさまざまな課題をデジタルで解決するため、「スマートシティ加賀構想」を策定し、以下の3つの方向性のもと官民が一体となって取り組みを進めています。

3つの方向性
1.市民の生活の質の向上
・先端技術の活用による課題解決で市民の生活の質の維持や向上を実現します。
・イノベーションを推進し、歴史と伝統文化に裏付けられた新たな未来社会の創造を目指します。

2.来訪者の満足度向上
・必要なサービスを時間や場所を問わず最適な形で利用できる環境を構築します。
・新たな働き方に対応した魅力的なライフスタイルを提供し、楽しく、働きやすく、住みやすい環境を整備します。

3.稼ぐ力の向上
・先端的サービスにより加賀市全体の稼ぐ力の向上をめざします。
・データを最大限に活用し、イノベーションエコシステムを構築することで新たなビジネスを創出します。

先駆けのスマートシティ
デジタル技術は、移動や行動する時間を省いたり短縮したり、地方都市のデメリットを解消してくれます。加賀市はいち早くここに着眼しました。描く未来は、スマホがあれば、煩わしい手間をかけずに若者からお年寄りまで誰もが生き生きと暮らせる街。今、さまざまな先進企業と官民共創でスマートシティを進めています。たとえばスマホがあれば、わざわざ役所に行かずに行政手続きができる「電子申請」は、もうすでに叶えています。マイカーがなければ暮らしにくい地方都市の不便さは加賀市もいっしょですが、加賀市はMaaSでマイカーがなくても自由に移動できる街をめざし準備しています。歴史や温泉、自然に恵まれた田舎、その実は先駆けのスマートシティ。そんな加賀市はいかがですか。


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