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日本語の乱れについて片山教授に賛同する

ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
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先日、「知らない言葉が増えたなぁ」と題して、和製英語のことを書きました。

この記事を書いたあと、地元紙に大正大学の教授で前の鳥取県知事の片山善博さんが「日本語の乱れに抗う 本来の表現戻す努力を」という文を寄稿してらっしゃいました。


違和感のある日本語の代表例として「ばえる」を指摘されています。
私はテレビを見ないので、この言葉が多用されていることを知りませんでした。


「インスタ映え」という言葉の後ろを独立させ動詞化して「ばえる」となっていると考察されています。


「インスタ映え」は「夕映え」と同じ使い方ではあるけれど、後ろの言葉を独立させてしかも濁音で始まる言葉にするのはおかしいと書かれています。


例えば傘は単体では「かさ」だけれど、前に雨がつくと「あまがさ」になり、濁音になるけれど、単独で「がさ」とは言わないと。


とても説得力のある説明です。


だから「ばえる」はおかしいと。「はえる」であるべきだと。


自治体でも、「映える(ばえる)写真」うんぬんという表現をしているところがあったと書いてらっしゃいます。


「ばえる」のような強い違和感のある言葉が幅を利かせることがないよう、多くの方々の参道を切望すると結んでありました。


声を大にして賛同しますと言いたい私がいます。



なんとなくいい感じとかいういい加減な感性で言葉をいじってはいけないと感じています。


大切な母国語を守っていきましょう。

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